FAQ-128 外部のカラーパレットファイルを使って、グラフに色を適用することはできますか?

最終更新日:2020/12/11

Originは等高線図やグループ化したグラフまたは、他の列のデータ値を利用したグラフなどに利用するカラーマップをビルトインパレット(.PAL)として出力します。

Origin 2021では、より多くのパレットフォーマットのサポート、ドラッグアンドドロップでのパレットのインストール、パレットファイルの追加、変更、管理を容易にする新しいカラーマネージャーの追加など、大幅な改善が行われました。このFAQは、最近のOriginバージョンを対象としています。

Origin2020b以前のバージョンへのパレットの追加

オリジナルのパレットを追加することもできます。Originでは、Microsoft binary .PALJASC ASCII .PALに対応しています。以下の方法で、現在のグラフに外部の.PALファイルを適用できます。

  1. スタイルツールバーのパレットボタンButton Palette.png
  2. 作図の詳細ダイアログの色塗り
  3. メニューからグラフ操作: パレットをカラーマップに適用を選び、パレットをカラーマップに適用ダイアログを開きます。


.PALファイルを追加する場合、<ユーザファイルフォルダ>\Palettes\フォルダ(もしフォルダが無い場合は作成します。)に.PALファイルをコピーします。これで、Originのパレットリストに追加したパレットが表示されます。

My added palette file.png

Origin2021以降のバージョンへのパレットの追加

Origin 2021では、下記のカラーパレットタイプのサポートを追加しました:Scribus(.xml)、CorelDrawおよびCorel PhotoPaint(.xml)、Office Color Table(.soc)、Adobe Color(.aco)、Adobe Color Table(.act)、Adobe Swatch Exchange(.ase)、JASC PaintShopPro(.pal)、およびGNUPlot Palette(.pal

さらに、新しいカラーマネージャーツール: カラーマネージャー)を使用すると、パレットを簡単に追加できます。

  • Webからインポートボタンで、URLを指定してパレットを追加する、またはOriginLabのファイル共有サイトからダウンロードすることができます。
  • ファイルからインポートボタンでローカルファイルからパレットを追加することができます。
  • 新規ボタンで独自のカスタムパレットを作成することができます。

ドラッグアンドドロップでパレットを追加

XML形式のものを除いて、ドラッグアンドドロップでパレット形式の拡張リストを追加することもできます。サポートされているXML形式のいずれかでパレットを追加するには、カラーマネージャー...からインポートボタンをクリックします。


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