FAQ-928 Origin 2017の特殊文字が、日本語/中国語版のOrigin 2018以降のバージョンで文字化けするのはなぜですか?

最終更新: 2018/07/24


日本語または中国語の環境でOrigin 2017でOPJを作成すると、そのファイルをOrigin 2018で開いた際にミュー(μ)、度(°)などの特殊文字が文字化けすることがありました。

これは、Origin 2017のシンボルマップに挿入された特殊文字が拡張ASCII文字であるため、日本語または中国語のコードページで2018 Unicodeメカニズムで正しく処理できないためです。

この問題は、フォントがArialから日本語/中国語のフォントに変更された場合、Origin 2017でも日本語/中国語のコードページで確認できます。

このような問題を避けるため、Origin 2018以降のバージョンではUnicode文字を使用することを強くお勧めします。

特殊文字をUnicode文字に変換するには
  • メニューからウィンドウ:コマンドウィンドウを選択して開きます。
  • コマンドウィンドウで以下を入力し、Enterキーを押して実行します。
@CPGL=1252
  • Origin 2018以降のバージョンでOPJを開きます。プロジェクト中の特殊文字は自動的にUnicode文字に変換されます。
  • OPJをOPJUファイルとして保存
  • コマンドウィンドウで以下を入力し、Enterキーを押してデフォルトの設定を復元します。
@CPGL=-1
特殊文字にUnicode文字を使用するには
このFAQをご覧ください:テキストラベル、ワークシートセル、ダイアログボックスに特殊文字を挿入するには?



キーワード:Unicode, 日本語, 中国語, 文字化け, キャラクターマップ, ASCII 文字, ミュー, 度