FAQ-299 ピークデータを分析するさまざまなオプションについて教えて下さい。

最終更新日:2015/02/04

Originはピーク分析を行ういくつかのツールがあります。以下は、データタイプの種類に対してどのツールが適切かという一般的なガイドラインです。各ツールについての詳細はヘルプファイルを参照してください。

クイックピークガジェット

  • グラフがアクティブの時にガジェットメニューからアクセスできます。
  • ピークの数が少ないデータをグラフィカルに分析する理想的な方法です。
  • プロットデータの一部の範囲を分析するためにグラフ上の関心のある領域を選択します。
  • 基線の検出と減算を行う複数の方法があります。
  • ピーク関数を使ってピークフィットを行うことができます(OriginProのみ)。
  • 似たようなデータを繰り返し分析するために設定をテーマに保存します。
  • バッチ処理機能はありません。



複数ピークフィットツール

  • ワークシートまたはグラフがアクティブなときに解析:ピークと基線:複数ピークフィットメニューからアクセスできます。
  • ピークの数が少なく、ピークが明らかに離れているデータをフィットする理想的な方法です。
  • ピークの中心をクリックして選択し、ピークフィットを実行します。完全に制御するためにNLFitに切り替えるオプションがあります。
  • 基線の相関の機能はありません。



ピークアナライザ

  • ワークシートまたはグラフがアクティブなときに解析:ピークと基線:ピークアナライザメニューからアクセスできます。
  • ピークの数が多いデータセットのピーク分析を行う理想的な方法です。
  • プレビュー表示付きのウィザードインターフェースによりステップ毎の結果を見ながら操作できます。
  • 複数分析のゴール:ピーク検出, ピークの積分, ピークフィット (OriginProのみ)
  • 基線の検出と減算を行う複数の方法があります。
  • 似たようなデータを繰り返し分析するために設定をテーマに保存します。
  • ピークフィット時に15個以上のピークの属性を出力することができます。
  • 異なるピークに異なるピーク関数を割り当てることができます。
  • フィット時にピークパラメータを共有したり、境界や制約条件を適用できます。
  • ピークアナライザで保存するテーマは、分析:ピークと基線:テーマを使ったバッチピーク分析メニューを使って、バッチ分析に利用できます。



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