(作図の詳細)「カラーマップ」タブPD-Dialog-ColorMap-Tab
このタブは、プロットの色プロパティが、列または列ラベル行の値にマッピングされている場合に使用できます。レベル、塗り色、再スケールモードを編集できます。
Note:複数レイヤのグラフの場合、レイヤごとに背景色を適用している場合、このカラーマップタブがページレベルでも表示され、レイヤの背景色のカラーマップをカスタマイズできます。
レベルと塗りつぶし
レベル
|
Originは、Y方向またはZ方向に沿って最小値と最大値を検索して、8色のレベルを作成するための増分を計算し、レベルのデフォルトセットを表示します。最小値より小さい値および最大値より大きい値を表すための2つのレベルが追加されます。個々の値はダブルクリックして、リストで編集することができます。また、右側のパネルで、レベルヘッダをクリックし、レベルの設定ダイアログを開きます。そして、レベルをグループとして編集できます。
|
塗りつぶし
|
Originはデフォルトで、赤と青の間に黄色と緑を導入したカラーリストを使います。個々の色をクリックしてリスト内で編集するか、色塗りヘッダをクリックして、塗り方ダイアログを開いて、グループとして色塗りの方法と属性を編集できます。
|
レベルの編集
レベルの値を編集するには
- レベル上でダブルクリックします。 すると、レベルの値を直接入力できます。値は、前のレベルと次のレベルの間の値にする必要があります。
レベルの全ての範囲を編集するには
- レベルヘッダをクリックします。 これにより、レベルの設定ダイアログボックス(下記参照)が開きます。
最大または最小レベルを編集するには
- テキストボックスに希望の値を入力します。
または、
- 最小/最大の検索ボタンをクリックして、データから自動で開始と終了の値を設定します。
または、
- グループの最小/最大の検索ボタンをクリックして、グラフ ページ内のグループ化されたデータセットの最小値と最大値として開始と終了をそれぞれ設定します。
スケールタイプを選択します。スケールタイプについての詳細は、ここをご覧下さい。
さらに、レベル間の間隔を設定したり、主レベルと副レベルの値を設定して手動でレベル数を指定することができます。
- 主レベル数: 色の範囲に表示される主レベルの絶対数を設定します。
- 副レベル数: 隣接する主レベル間に表示す副レベルの数を指定します。
開始レベルを設定して最初の主レベルの値を指定できます。
色塗りの編集
- 色塗りを編集するには、色塗りヘッダをクリックして、塗り方ダイアログボックスを開きます。
色補間による塗り色の生成
制限付き混合
|
このラジオボタンを選択すると、最小値(開始)レベルと最大値(終了)レベルの塗り色を選択し、その間を2色の線形的に混ぜ合わされた混合色で塗り分けます。
|
他の色を導入して混合
|
このラジオボタンを選択すると、Originが自動的に補色を導入して混合色を作成します。 このオプションでは、「制限付き混合」オプションの色味と比べてよりはっきりした塗り分けができます。
|
3色制限付き混合
|
このオプションでは、塗りつぶしの初期値(開始)、中間値(中央)と終了値(終了)を設定し、範囲内のセルを3色のグラデーションで塗りつぶします。
さらに、中央の位置を以下のように決定します。
- パーセンタイルによるの場合、中央色に対応するレベルのパーセンタイルを入力します。
- パーセントによるの場合、中央色に対応するレベルのパーセントを入力します。等高線/カラーマップタブで個別レベルを挿入または削除できるため、n %のレベルはn 番目のパーセンタイルレベルに対応しない場合があることに注意してください。
- 値によるの場合、中央の色対応する、開始と終了の範囲の値を入力します。
|
パレットをロード
|
パレットをロードし、塗りつぶし色として適用します。パレットの選択ボタンをクリックして、40種類の組み込みパレットから1つのパレットを選びます。さらに、パレットのリストからさらに他のパレット... をクリックしてユーザ定義のパレットを開くことができます。
- パレット/カラーリストにリンク
- このチェックボックスを選択し、選択したパレットに色塗りへのリンクします。これが有効な場合、色塗り列の1つの色をクリックした色の編集が無効になります。
- 反転
- 選択したパレットの色の順番を反転します。既存の色レベルにマッピングします。
- フル範囲に引伸ばし
- このチェックボックスにチェックが付いていると、パレット内の色が繰り返されるか、nまでスキップします。nは、入力グラフレイヤのカラーマップレベルです。
- このチェックボックスにチェックが付いてなく、nが256より小さい場合、パレットの最初のn色だけが使われます。このチェックボックスにチェックが付いてなく、nが256より大きい場合、パレットのすべての色が必要な回数繰り返し使われます。
|
カラーリスト
|
カラーリストをロードし、色の塗りつぶしとして適用します。カラーリストを選択ボタンをクリックして、デフォルトやユーザ定義カラーリストを選ぶことができます。
- パレット/カラーリストにリンク
- このチェックボックスを選択し、選択したカラーリストに色塗りへのリンクします。これが有効な場合、色塗り列の1つの色をクリックした色の編集が無効になります。
- 反転
- 選択したカラーリストの色の順番を反転します。既存の色レベルにマッピングします。
- フル範囲に引伸ばし
- このチェックボックスにチェックが付いていると、パレット内の色が繰り返されるか、nまでスキップします。nは、入力グラフレイヤのカラーマップレベルです。
- このチェックボックスにチェックが付いてなく、nが256より小さい場合、パレットの最初のn色だけが使われます。このチェックボックスにチェックが付いてなく、nが256より大きい場合、パレットのすべての色が必要な回数繰り返し使われます。
|
範囲
範囲グループには、現在のダイアログボックスで設定できるレベルの範囲が表示されます。 デフォルトでは、2つの範囲ボックスには全範囲 の値が表示されます。
- 範囲を変更するには、一度ダイアログを閉じ、カラーマップタブのレベルタブで、CTRLまたはSHIFTキーを押しながら目的の範囲を選択します。
- 色塗りヘッダをクリックすると、選択された範囲で色を編集できます。
レベルグループ
このグループのボタンを使ってレベルを挿入または削除できます。
レベルを挿入するには
- レベルを追加したい位置の直下のレベルをクリックします。
- 「レベル」グループの挿入ボタンをクリックします。レベルが追加されます。Originは前のレベルと次のレベルの中間の値を挿入します。
レベルを削除するには
- 削除したいレベルをクリックして、レベルグループの削除ボタンをクリックします。レベルを削除しても、他のレベルは変更されません。
カラーマップテーマグループ
4つのボタンで、カラーマップテーマの編集ができます。「レベルと色のみ」のあるチェックボックスが灰色になっていて、チェックが付いていることを確認してください。
現在のカラーマップをクリップボードにコピーします。
クリップボードにカラーマップの値を置くと、クリップボードにあるカラーマップ貼り付けボタンがアクティブになり、現在のものに置き換えられます。
*.othファイルとして、現在のカラーマップを保存します。
*.othファイルとして保存されたカラーマップをロードして、現在のものに置き換えます。
欠損値
このグループでは、ソース列もしくは列ラベル行の欠損値のしきい値を指定できるほか、しきい値に従って値を解釈する方法を指定できます。ドロップダウンリストで演算子を選択して、しきい値より大きい/小さい/等しい値を欠損値として指定できます。これは、-- として表示される Originの欠損値に追加されます。
次に、色ボックスをクリックして、これらの欠損値の色を指定できます。
再スケールモード
再スケールモードドロップダウンリストは、現在の値が変わったときに、カラーマップタブで設定したレベルを更新するかどうかを制御します。
ノーマル
|
Originがデータ セット内の最小値と最大値を自動で検出し、均等なサイズのレベルとそれに対応する色を作成します。
|
手動
|
カラーマップタブで設定された色レベルと色が維持されます。これは、データセットの範囲に影響されません。 このモードでレベルや色を修正するには、レベルと色の制御を編集しなければなりません。
|
開始固定
|
データセットの値に関係なく、最小のレベルは変更されません。
|
終了固定
|
データセットの値に関係なく、最大のレベルは変更されません。
|
自動
|
データ範囲が変更したら自動で色レベルと色塗りを再スケールします。
|
|