(作図の詳細) 『カラーマップ』タブ


このタブは、カラーマップのウォーターフォールグラフを作成するときにのみ有効になります。レベル、塗り色、再スケールモードをカスタマイズできます。

The Plot Details Color Map Tab 1.png

レベルと塗りつぶし

The Plot Details Color Map Tab 2.png
レベル

Y方向またはZ方向に沿って最大値と最小値を検索したレベルのデフォルト設定が、表示されています。デフォルトでは、8色レベルを作成する増分が計算されています。最小値より小さい値および最大値より大きい値を表すための2つのレベルが追加されます。個々の値は、それをダブルクリックして、リストで編集することができます。また、右側のパネルで、レベル... 列ヘッダをクリックし、レベルの設定 ダイアログを開きます。そして、レベルをグループとして編集できます。

塗りつぶし

デフォルトで、赤と青の間に黄色と緑を導入したカラーリストを使います。個々の色をクリックしてリスト内で編集するか、塗りつぶしヘッダをクリックして、塗りつぶしダイアログを開き、グループとしての塗りつぶしの方法と属性を編集できます。

レベルの編集

レベルに対応する値を編集するには、

  1. レベルをダブルクリックします。 すると、レベルの値を直接入力できます。値は、前のレベルと次のレベルの間の値にする必要があります。

レベルの全ての範囲を編集するには、

  1. レベル」ヘッダをクリックします。 これにより、レベルの設定ダイアログボックス(下記参照)が開きます。
The Plot Details Color Map Tab 3.png

最小値と最大値を編集するには、

  1. テキストボックスに希望の値を入力します。

または、

  1. 値に基づいて、『最小値』と『最大値』のテキストボックスに値を自動的に設定するには、「最小/最大の検索」ボタンをクリックします。

または、

  1. グループの最小/最大の検索ボタンをクリックして、グラフページ内のグループ化されたデータセットの最大値と最小値として、開始終了をそれぞれ設定します。

スケールタイプを選択します。スケールタイプについての詳細は、ここをご覧下さい。 さらに、レベルの間隔をセットしたり、主レベル副レベルの値をセットして、手動でレベルの数を指定できます。

  • 主レベル: 色の範囲で表示される主レベルの絶対数をセットします。
  • 副レベル: 隣り合う主レベル間に表示される副レベルの数をセットします。

また、最初のレベルをセットして、最初の主レベルの値を指定できます。

色塗りの編集

PD Colormap Edit Fills.png
  1. 色塗りを編集するには、色塗りヘッダをクリックして、塗り方ダイアログボックスを開きます。

色補間による塗り色の生成

CMap Fill Limited Mix.png CMap Fill 3-Color Mix.png
CMap Fill Load Palette.png CMap Fill Color List.png
制限付き混合 このラジオボタンを選択すると、最小値(開始)レベルと最大値(終了)レベルの塗り色を選択し、その間を2色の線形的に混ぜ合わされた混合色で塗り分けます。
他の色を導入して混合 このラジオボタンを選択すると、Originが自動的に補色を導入して混合色を作成します。 このオプションでは、「制限付き混合」の色味と比べてよりはっきりした塗り分けができます。
3色制限付き混合 このオプションでは、塗りつぶしの初期値(開始)、中間値(中央)と終了値(終了)を設定し、範囲内のセルを3色のグラデーションで塗りつぶします。

さらに、中央の位置を以下のように決定します。

  • パーセンタイルによるの場合、中央色に対応するレベルのパーセンタイルを入力します。
  • パーセントによるの場合、中央色に対応するレベルのパーセントを入力します。等高線/カラーマップタブで個別レベルを挿入または削除できるため、n %のレベルはn 番目のパーセンタイルレベルに対応しない場合があることに注意してください。
  • 値によるの場合、中央の色対応する、開始と終了の範囲の値を入力します。
パレットをロード パレットをロードし、色の塗りつぶしとして適用します。パレットの選択ボタンをクリックして、40種類の組み込みパレットから1つのパレットを選びます。さらに、パレットのリストからさらに他のパレット... をクリックしてユーザ定義のパレットを開くことができます。
パレット/カラーリストにリンク
このチェックボックスを選択し、選択したパレットに色塗りへのリンクします。クリックして色塗り列の下にある単色の編集を無効にします。
反転
選択したパレットの色の順番を反転します。既存の色レベルにマッピングします。
全範囲に引き伸ばす
  • このチェックボックスにチェックが付いていると、パレット内の色が繰り返されるか、nまでスキップします。nは、入力グラフレイヤのカラーマップレベルです。
  • このチェックボックスにチェックが付いてなく、nが256より小さい場合、パレットの最初のn色だけが使われます。このチェックボックスにチェックが付いてなく、nが256より大きい場合、パレットのすべての色が必要な回数繰り返し使われます。
カラーリスト カラーリストをロードし、色の塗りつぶしとして適用します。カラーリストを選択ボタンをクリックして、デフォルトやユーザ定義カラーリストを選ぶことができます。
パレット/カラーリストにリンク
このチェックボックスを選択し、選択したパレットに色塗りへのリンクします。クリックして色塗り列の下にある単色の編集を無効にします。
反転
選択したパレットの色の順番を反転します。既存の色レベルにマッピングします。
全範囲に引き伸ばす
  • このチェックボックスにチェックが付いていると、パレット内の色が繰り返されるか、nまでスキップします。nは、入力グラフレイヤのカラーマップレベルです。
  • このチェックボックスにチェックが付いてなく、nが256より小さい場合、パレットの最初のn色だけが使われます。このチェックボックスにチェックが付いてなく、nが256より大きい場合、パレットのすべての色が必要な回数繰り返し使われます。

範囲

範囲グループには、現在のダイアログボックスで設定できるレベルの範囲が表示されます。 デフォルトでは、2つの範囲ボックスには全範囲 の値が表示されます。

  1. 範囲を変更するには、一度ダイアログを閉じ、カラーマップタブのレベルタブで、CTRLまたはSHIFTキーを押しながら目的の範囲を選択します。
  2. 色塗りヘッダをクリックすると、選択された範囲で色を編集できます。
PD Fill Range.png

レベルグループ

グループ内のボタンを使って、レベルを挿入または削除します。

レベルを追加するには、

  1. レベルを追加したい位置の直下のレベルをクリックします。
  2. レベル」グループの挿入ボタンをクリックします。レベルが追加されます。Originは前のレベルと次のレベルの中間の値を挿入します。

レベルを削除するには

  1. 削除したいレベルをクリックして、『レベル』グループの「削除」ボタンをクリックします。レベルを削除しても、他の範囲に影響はありません。

カラーマップテーマグループ

4つのボタンで、カラーマップテーマの編集ができます。「レベルと色のみ」のあるチェックボックスが灰色になっていて、チェックが付いていることを確認してください。

  • コピーボタン

現在のカラーマップをクリップボードにコピーします。

  • 貼り付けボタン

クリップボードにカラーマップの値を置くと、クリップボードにあるカラーマップ貼り付けボタンがアクティブになり、現在のものに置き換えられます。

  • 保存ボタン

*.othファイルとして、現在のカラーマップを保存します。

  • ロードボタン

*.othファイルとして保存されたカラーマップをロードして、現在のものに置き換えます。

再スケールモード

再スケールモードドロップダウンリストは、現在の値が変わったときに、カラーマップタブで設定したレベルを更新するかどうかを制御します。

ノーマル

データセット中のY値の最小値と最大値が自動的に検出され、これらの間を均等に分割してラベルと色を割り当てます。

手動

カラーマップタブで設定された色レベルと色が維持されます。これは、データセットの範囲に影響されません。 このモードでレベルや色を修正するには、レベルの制御を編集しなければなりません。

初期値固定

データセット中の値の範囲にかかわらず、最小値のレベルが維持されます。

最終値固定

データセット中の値の範囲にかかわらず、最大値のレベルが維持されます。

自動

データ範囲が変更したら自動で色レベルと色塗りを再スケールします。