インポートウィザード、ヘッダ行ページ(ASCII)

Note: ヘッダ行は、データの一部ではなく、データとは異なる区切り文字を使用しているテキスト行です。サブヘッダ行もデータの一部ではありませんが、データと同じ区切り文字を使用しており、データ列に対応しています。
header Lines Page ASCII.png

ヘッダ行のオプション

サブヘッダの自動認識

このチェックボックスにチェックが付いていると、「メインヘッダの行」と「サブヘッダの行数」のオプションが編集不可になり、Originがこれら2つの値を自動的に決定します。自動の結果が良くない場合(ページ下のプレビューウィンドウで確認できます)、チェックボックスのチェックを外してこれらのオプションを手動で指定できます。

メインヘッダ行

Originは、変数抽出で使用するファイルのメインヘッダ行の数を調べて、このコントロールに入力します。メインヘッダ行の数を以下で決定できます。

  • 固定番号
    このラジオボックスを選択してメインヘッダ行の数を入力(入力またはドロップダウンリストから選択)するか、プレビューウィンドウで最後のメインヘッダ行をクリックして、リフレッシュボタンをクリックすることで指定できます。
  • 頭文字による
    このラジオボックスを選択してメインヘッダ行を決める頭文字を入力します。このコントロールはOrigin 2018b以降で利用可能です。
サブヘッダの行数

Originは、列ヘッダの割り当てと変数抽出の両方で使用するファイルのサブヘッダ行の数を調べて、このボックスに入力します。入力されている数字が正しくない場合(ページの下にあるプレビューで確認できます)、「ヘッダ行の自動決定」チェックボックスのチェックを外し、正しい値を入力する(ドロップダウンリストから選択もできます)か、プレビューウィンドウのサブヘッダ行の最後の行をクリックし、「サブヘッダの行数」ボックスの右側にある「リフレッシュ」ボタンをクリックして、この行数を指定することもできます。

最下部よりの行番号

このチェックボックスにチェックがついている場合、「サブヘッダ行からの列ヘッダ行の割り当て」は、サブヘッダセクションの下から数えた行数を参照します。チェックが付いていなければ、行数はサブヘッダ行の一番上から下に向かって数えられます。

サブヘッダからの列ヘッダの割当て

ショートネーム

ワークシート列のショートネームとして使用する行番号を入力または選択するか、プレビューウィンドウ内の適切な行をクリックし、「ショートネーム」の右側にある「リフレッシュ」ボタンをクリックします。

Note:

Origin 2017から、列のショートネームは、アルファベット順に制限されます。初期設定ではこれは編集出来ません。ショートネーム オプションはダイアログから隠されています。インポートしている間に列のショートネームを編集したい場合は、

  1. 目的のワークブックで、ウィンドウプロパティダイアログのプロパティタブで、スプレッドシートセル表記 のチェックボックスを外します。
  2. 以下のコマンド
    @SSG = 1;
                            
    
    コマンドウィンドウ で実行し、ショートネーム オプションのダイアログを開きます。詳細はシステム変数リストを確認してください。
ロングネーム

ワークシート列のロングネームとして使用する行番号を入力または選択するか、プレビューウィンドウ内の適切な行をクリックし、「ロングネーム」の右側にある「リフレッシュ」ボタンをクリックします。

単位

ワークシート列の単位として使用する行番号を入力または選択するか、プレビューウィンドウ内の適切な行をクリックし、「単位」の右側にある「リフレッシュ」ボタンをクリックします。

コメント

ワークシートのコメント行として使用する最初と最後の行の行数を入力または選択するか、マウスで1行以上選択し、「コメント」の右側にある「リフレッシュ」ボタンをクリックします。

システムパラメータ

ワークシートのパラメータ行として使用する最初と最後の行の行数を入力または選択するか、マウスで1行以上選択し、「パラメータ」の右側にある「リフレッシュ」ボタンをクリックします。

ユーザパラメータ

ワークシートのユーザパラメータ行として使用する最初と最後の行の行数を入力または選択するか、マウスで1行以上選択し、「ユーザパラメータ」の右側にある「リフレッシュ」ボタンをクリックします。

ロングネームと単位を同じ行から抽出する

ロングネーム単位が同じヘッダ行にあるとき、このボックスをチェックして単位ドロップダウンリストを無効にし、区切り文字を参照して同じ行からロングネーム単位を抽出します。

各行でスキップする文字数

スキップする先頭の文字数を指定します。

Note: ロングネームと単位を同じ行から抽出するのチェックが付いていると、Originは、ロングネームと単位を分けるために以下のトークンを自動的に検出します。

  1. ペアトークン: 丸括弧 (), 角括弧 [], 中括弧 {}
  2. シングルトークン: スラッシュ /, ハイフン -, 井桁 #.

シングルトークンでは、以下の場合でも考慮されます。

  1. 名前#単位 と 名前#単位# は両方とも認識されます。
  2. 名前###単位 は認識されます(続き文字は一文字として扱われます)。

プレビューウィンドウのオプション

プレビューフォント

プレビューウィンドウで使用するOEM, ANSI,System フォントから選択します。

プレビュー行数

プレビューウィンドウに表示する行数を入力します。