ファイル:インポート:HDF5 (H5, HE5, HDF5)
HDF5ファイルをインポートします。1.8.2 より下のファイルバージョンをサポートしています。
必要なOriginのバージョン:8.1 SR0, 2016 SR0で更新
impHDF5 fname:=C:\hdf5_test.h5;
impHDF5 fname:=C:\hdf5_test.h5 options.bStructureOnly:=1;
入力
string
fname$
int
1
TreeNode
<unassigned>
オプション
出力
Range
<active>
出力表記ページのシンタックスをご覧ください。
0
HDF (Hierarchical Data Format) は、大量の数値データを保存し、整理するために設計されたファイルフォーマットおよびライブラリです。HDF4はこのファイル形式の古いバージョンのもので、HDF5はHDF4ライブラリのいくつかの制限に対応するために設計されています。HDF5は、データセット及びグループのファイル構造を単純化しています。データセットは、同一データ型の多次元配列で、グループはデータセットと他のグループを保持するコンテナ構造です。
このXファンクションはHDF5データファイルをインポートするのに使い、1.8.2以下のバージョンもサポートしています。複数ファイルのインポートをサポートしています。HDF5ファイルをインポートするとき、ワークブックは、ノート、1次元配列、構造の配列、混合型のベクターデータのようなデータを保管するのに使われます。
2次元以上のデータセットやイメージデータは行列ブックに保管されます。行列ブックでは、各行列シートのチャネル番号がデータセットにより決定されます。これによりHDF5ファイル構造のインポートが可能で、reimport Xファンクションで目的データの独立した再インポートも可能です。
次のサンプルは、HDF5データファイル (c:\hdf5_test.h5)の構造をインポートし、reimport sel:=1; を使用してワークブックに目的のデータをインポートする方法を示しています。
reimport sel:=1;
このサンプルは、階層データ込みのHDF5ファイル(C:\hdf5dada.h5)を階層構造にインポートする方法を示しています。
cd, impinfo, findFiles, impFile