Large-Dataset-Import-Project-Speedup
最終更新日:2022/02/20
(データ:ファイルからインポートで)多くのファイルをインポートすると、インポートデータが増えるにつれてOriginの動作が遅くなることがあります。これはLabTalkまたはOriginCスクリプトを使用して多数のデータファイルをインポートする場合によく発生します。原因は下記が挙げられます。
動作を高速化するには、次の方法をお試しください。
LabTalkスクリプトを実行している場合、
次のオプションをインポートコードに追加します。
options.Sparklines:=0
既にスパークラインを有効にしてデータファイルをインポートしている場合
次のスクリプトを実行してすべてのスパークライングラフを削除してから、プロジェクトを再保存します。
StringArray sa; doc -e P { if (%H == "sparkline*") sa.Add(%H); } int nn = sa.GetSize(); for (int ii=1; ii<=nn; ii++) { win -c %(sa.GetAt(ii)$); }
または、
LabTalkのコードを実行している場合、
options.Miscs.SaveFileInfo:=0
Note:インポート情報を保存しないと、データ: 再インポートメニューを使用してデータを再インポートすることはできません。「ファイル情報をワークブックに保存」をオフにするときは、このことに注意してください。
インポートする前にシステム変数@UNを0に設定し、後で復元します。
Origin Cのコードを実行している場合、
この例と同様の関数を使用します。
void DoImport() { // このクラスはシステム変数の古い値を格納しておきながら、 // システム変数を新しい値に設定します。 // クラスのインスタンスがスコープ外になると、 // インスタンスは破棄され、 // システム変数は以前の値に復元されます。 LTVarTempChange junk("@UN", 0); // 完了するまで上記のクラスインスタンスと同じスコープですべてのインポートを実行します。 }
// 現在の@UNの値を保存します。 int nOld = @UN; // 「元に戻す」機能を無効にします。 @UN = 0; // 完了まで全てのインポートを実行します。 // 最後に@UNを元の値に戻します。 @UN = nOld;
キーワード:impasc、 遅い、インポートファイル、フリーズ、時間がかかる、データインポート、ASCIIインポート、プロジェクト、遅さ、OPJ、保存、 開く、スパークライン、LT、OC、インポート、複数、 多い、ファイル、ループ、速さ、メモリ、インポート、再インポート