ASCIIインポートのツリーノードに関する詳細


オプション

オプションツリーは、impAsc Xファンクションのインポートオプションを全て指定し、いくつかのオプションツリーは他のXファンクションにも普遍です。

シンタックス:Options.Treenode:=<value>

例:Options.sparklines:=0

ツリーノード ラベル スケール・タイプ デフォルト 説明
sparklines スパークラインの追加 int 2 データのスパークラインを追加するかどうかを指定します。オプションリスト
  • 0:しない
    スパークラインを追加しません。
  • 1:する
    スパークラインを追加します。
  • 2:する(50列より少ない場合)
    50列より少ない場合はスパークラインを追加します。
ImpMode インポートモード int 0 インポートモードを指定します。オプションリスト
  • 0:既存データを置き換える
    目的のウィンドウ内にデータがある場合は削除され、新しいデータがインポートされます。
  • 1:列を追加して読み込む
    目的のワークシートに列を追加し、ファイルをインポートします。
  • 2:行の末尾に追加する
    目的のワークシートに行を追加し、ファイルをインポートします。
  • 3:ブックを新たに作って読み込む
    インポートするファイルに対して新しいブックを作成します。
  • 4:シートを新たに作って読み込む
    インポートするファイルに対して新しいシートを作成します。
テンプレート テンプレート名 String <デフォルト> 新しいワークブックかワークシートにインポートする時のテンプレートを指定します。このオプションは、既存データを置き換えるインポートモードシートを新たに作って読み込むブックを新たに作って読み込むに設定されている時に使用します。デフォルトでは、Originのワークブックテンプレート<default> が使用されます。ドロップダウンリストでは、特別なテンプレート<クローン> が利用でき、現在のワークシート/ワークブックを複製して、アクティブなワークブックをファイルインポートのテンプレートとして使用します。

ファイル構造

オプションツリー内のファイル構造ブランチはインポートするファイルの構造を指定します。

シンタックス:Options.Names.Treenode:= <value>

例:

Options.FileStruct.DataStruct:=1
Options.FileStruct.Delimiter:=2
ツリーノード ラベル スケール・タイプ デフォルト 説明
DataStruct データ構造 int 1 ファイルのデータ構造を指定します。

以下のオプションがあります。

  • 0:列幅の固定
    列が固定のテキスト幅を有している場合はこれを選択してください。
  • 1:区切り - 単数文字列
    データ列が1つの区切り文字によって区切られている場合はこれを選択してください。
  • 2:区切り - 複数文字列
    データ列が複数の区切り文字によって区切られている場合はこれを選択してください。
区切り文字 区切り文字 int 0 区切り文字を指定します。

以下のオプションがあります。

  • 0:不明
    データ列は自動的に定義された区切り文字で区切られています。
  • 1:コンマ(,)
    データ列はコンマによって区切られています。
  • 2:タブ
    データ列はタブによって区切られています。
  • 3:タブ/スペース
    データ列は1つまたは複数のタブ(スペース)で区切られます。
  • 4:セミコロン
    データ列はセミコロンによって区切られています。
  • 5:その他
    データ列は他の区切り文字によって区切られています。
  • 7:スペース
    データ列はスペースによって区切られています。
OtherDelimiter 他の区切り文字 string   カンマ、タブ、スペース、セミコロン以外の区切り文字を指定します。これは、区切り文字その他のときにのみ利用できます。
Delimiters Delimiters string   カンマ、タブ、スペース、セミコロン以外の不明な区切り文字を指定します。これは、区切り文字不明 として選択されているか、データ構造列幅の固定が選択されているときのみ利用できます。
MultipleDelimiters 複数区切り文字 string   複数の区切り文字を指定します。これはデータ構造区切り-複数文字列が選択されている時のみ表示されます。
ColWidths 列幅(例:6, 3, 3, 8) int   これはデータ構造列幅の固定が選択されている時のみ表示されます。様々な列幅の列をカンマで区切りながら文字数を指定できます(例えば、6,3,3,8は4列分を作成し、列の幅はそれぞれ6、3、3、8文字分ずつの幅になります)。
NumericSeparator 数字の区切り int 0 この設定はOriginのメニューのツール:オプション:数値の表現形式:小数点記号と同じです。以下のオプションは数字の区切り文字の特殊設定です。
  • 0:1,000.00
  • 1:1.000,00
  • 2:1 000,00
  • 3:1.000.00
DateFormat カスタム日時フォーマット double <none> インポートされたデータの日時フォーマットを指定します。指定された日付フォーマットがインポートされたファイルの日付データの表現に合致している場合、列のプロパティダイアログのデータ列フォーマットは日付に設定されます。カスタム日付フォーマットの詳細は、 カスタム日時フォーマットページをご覧下さい。

Originは20以上のオプションを提供します。良く使用されるオプション例は次の通りです。

  • dd'/'MM'/'yyyy
  • yyyy'-'MM'-'dd
  • yyyy'-'MM'-'dd HH':'mm':'ss
  • yyyyMMdd
TimeFormat カスタム時間フォーマット double <none> インポートされたデータの時間フォーマットを指定します。指定された時間フォーマットがインポートされたファイルの時間データの表現に合致している場合、列のプロパティダイアログのデータ列フォーマットは時間に設定されます。カスタム時間フォーマットの詳細は、 カスタム日時フォーマットページをご覧下さい。

Originは15以上のオプションを提供します。良く使用されるオプション例は次の通りです。

  • HH':'mm
  • HH':'mm':'ss
TransposeData データを置換 int 0

インポート中にデータを置き換えるか指定します。

オプションツリー内のブランチはインポートする列のプロパティを指定します。

シンタックス:Options.Cols.Treenode:= <value>

例:Options.Cols.AutoColTypes:=2

ツリーノード ラベル スケール・タイプ デフォルト 説明
NumCols 列数 int 0 列の数を指定します
AutoColTypes 列タイプの自動決定 int 2 チェックボックスにチェックを付けるとOriginが自動的に列タイプを割り振ります。
MinTestLns データ構造決定のための最少調査行数 int 4 テキストボックスに数値Nを入力します。N行が同じ構造を持っていることが分かると、この構造がファイル全体に対するデータ構造として使われます。これは自動判別列タイプが選択されている時のみ使用できます。
MaxTestLns データ構造決定のための最大調査行数 int 50 ヘッダ行数より大きいが、ファイル内の行数より少ない数値を入力します。

ヘッダ行(Hdr)

オプションツリー内のヘッダ行ブランチはインポートするファイルのヘッダ情報を指定します。

シンタックス:Options.Hdr.Treenode:= <value>

例:Options.Hdr.SNames:= 1

ツリーノード ラベル スケール・タイプ デフォルト 説明
MainHdrLns メインヘッダの行数(サブヘッダを除く) int 0 いくつかのファイル、特にラボの機材などから出力されたものは、ヘッダ情報で機材、オペレーター、日付、サンプル番号等を記録しています。これはメインのヘッダ行にあたります。MainHdrLnsはメインのヘッダ行がどこにあるか指示するのに使用します。
AutoSubHdr サブヘッダの自動認識 int 1 Originに自動的にサブヘッダの行数を算出する時に選択します。これはサブヘッダの構造は検出しません(つまり、どの行がロングネームでどの行が単位かは見分けません)。手動で行数を指定する場合、このチェックボックスのチェックを外します。
FromBottom 行番号を最下部より開始 int 0 このチェックを選択すると、Originはサブヘッダの最下部から順に数えていきます。これはショートネーム、ロングネーム、単位、コメント(開始行/最終行)、システムパラメータ(開始行/最終行)、ユーザパラメータ(開始行/最終行)について当てはまります。
SubHdrLns サブヘッダの行数 int 0 このオプションは、サブヘッダ行数の自動決定チェックボックスを選択していない時のみ利用できます。これはファイル内にあるサブヘッダ数を指定するのに使用します。
LNUnit ロングネームと単位を同じ行から抽出する int 0 ロングネーム単位が同じヘッダ行にあるとき、このボックスをチェックして単位ドロップダウンリストを無効にし、区切り文字を参照して同じ行からロングネーム単位を抽出します。詳細は、ここをご覧下さい。
SNames ショートネーム int 0 ASCIIファイルヘッダのどの行をワークシートのショートネームとして使用するかを指定します。この数字はサブヘッダ行の最初から始まり、ヘッダ行の開始値ではありません。同じ事が次の設定でもいえます。
LNames ロングネーム int 1 ロングネームの行を指定します。
Units 単位 int 2 単位の行を指定します。
CommsFrom コメント(開始行) int 3 コメントが開始する行を指定します。
CommsTo コメント(最終行) int 15 コメントが終了する行を指定します。
ParamsFrom システムパラメータ(開始行) int 0 システムパラメータが開始する行を指定します。
ParamsTo システムパラメータ(最終行) int 0 システムパラメータが終了する行を指定します。
UParamsFrom ユーザパラメータ(開始行) int 0 ユーザパラメータが開始する行を指定します。
UParamsTo ユーザパラメータ(最終行) int 0 ユーザパラメータが終了する行を指定します。

名前を付ける

オプションツリーのワークシート/ブックの名前を付ける/変更するブランチはワークシートとワークブックの名づけについて指定します。

シンタックス:Options.Names.Treenode:= <value>

例:

Options.Names.FNameToSht:=1
Options.Names.FNameToShtFrom:=1
Options.Names.FNameToShtTo:=4
ツリーノード ラベル スケール・タイプ デフォルト 説明
AutoNames ファイル名による自動名前変更 int 0 これを有効にすると、Originはデフォルト設定を使って、ワークシートとワークブックの名前を変更します。デフォルト設定は次の通りです。
  • ファイル名全体(拡張子は含まない)をワークシート名として使用
  • ワークブックが空の場合またはインポートモードが既存データの置き換えの場合、ファイル名全体(拡張子を含む)をワークブック名として使用
FNameToSht シート名を(部分)ファイル名に変更する int 1 これを有効にすると、ワークシート名にファイル名の一部を使います。
FNameToShtFrom 短縮開始位置 int 1 ブック名の開始位置
FNameToShtTo 短縮終了位置 int 0 ブック名の終了位置
FNameToBk ブック名を(部分)ファイル名に変更する int 1 これを有効にすると、ワークブック名にファイル名の一部を使います。
FNameToBkFrom 短縮開始位置 int 1 ブック名の開始位置
FNameToBkTo 短縮終了位置 int 0 ブック名の終了位置
FNameToBkLnOnly ブックのロングネームのみを変更する int 0 これを有効にすると、ワークブックのロングネームのみを変更します。
FPathToBk ブック名の変更時にファイルパスを含める int 0 ファイルパスをワークブック名に含めるかどうか指定します。
FNameToBkComm ワークブックコメントにファイル名を追加 int 1 ワークブックコメントにファイル名を追加するかどうか指定します。
FNameToWksComm ワークシートのコメントにファイル名を付加 int 0 ワークシートコメントにファイル名を追加するかどうか指定します。
FNameToColComm 列コメントにファイル名を追加 int 0 列コメントにファイル名を追加するかどうか指定します。
FPathToComm ファイル名を追加するときにファイルパスを含める int 1 これを有効にすると、ワークブックのコメントとコメント行にインポートファイルパスが追加されます。
Note:

Origin8.6以降、マイナス値(-)がFNameToBkFromFNameToBkTo に追加されました。これは、ファイル名の最後から名前そのものの最後までを継続するためです。また、ワークブックの名前を変更する場合、ファイルの拡張子を切り取る事にも使用できます。例えば、sample.datという名前のASCIIファイルをインポートする場合、設定として拡張子「.dat」を切り取るように指定する事もできます。

Options.Names.FNameToBkFrom:=1
Options.Names.FNameToBkTo:=-4

部分インポート(PartImp)

オプションツリー内の部分インポートブランチはどのように部分的にインポートするか指定します。

シンタックス:Options.PartImp.Treenode:= <value>

例:

Options.PartImp.Partial:=1
Options.PartImp.FirstCol:=1
Options.PartImp.FirstCol:=3
ツリーノード ラベル スケール・タイプ デフォルト 説明
Partial 部分インポート int 0 0は部分インポートせず、1または2は部分インポートを有効にします。1は全てのファイルに部分インポートの設定を適用し、2は最初のファイル以外の全てのファイルに部分インポートを適用します。
FirstCol From Column int 1 Partial が有効なとき(1または2)に利用できます。部分インポートの開始列を指定します。
ReadCols 列の読み込み int 1 これはデータ列をスキップ と一緒に動作しますPartial が有効(1または2)で、ポイントスキップが0より大きいときに利用できます。

列の読み込み に値jを指定しデータ列をスキップ に値kを入力すると、 j+k 列毎にj 列がインポートされ、k 列が読み飛ばされます。

SkipCols データ列をスキップ int 0 Partial が有効なとき(1または2)に利用できます。これは列の読み込み と一緒に動作します。
LastCol 最終列 int 0 Partial が有効なとき(1または2)に利用できます。部分インポートの最終列を指定します。
FirstRow 開始行 int 1 Partial が有効なとき(1または2)に利用できます。部分インポートの開始行を指定します。
ReadRows 行の読み込み int 1 これはデータ行をスキップ と一緒に動作します。Partial が有効(1または2)で、データ行をスキップ が0より大きいときに利用できます。

行の読み込み に値jを指定しデータ行をスキップ に値kを入力すると、 j+k 行毎にj 行がインポートされ、k 行が読み飛ばされます。

SkipRows データ行をスキップ int 0 Partial が有効なとき(1または2)に利用できます。これは行の読み込み と一緒に動作します。
LastRow 最終行 int 0 Partial が有効なとき(1または2)に利用できます。部分インポートの最終行を指定します。

その他

オプションツリー内のその他ブランチはファイルをインポートする時のその他の事を指定します。

シンタックス:Options.Miscellaneous.Treenode:= <value>

例:Options.Miscellaneous.NonNum:=0

ツリーノード ラベル スケール・タイプ デフォルト 説明
Qualifier 引用符付きテキスト int 0 引用符を指定します。

以下のオプションがあります。

  • 0: なし
    テキストに引用符を使用しません。
  • 1:"
    「”」をテキストの引用符として使用します。
  • 2:'
    「’」をテキストの引用符として使用します。
RemoveQuotes データの周りにある引用符を消去 int 1 引用符が着いたデータから引用符を取り除く方法を指定します。これはテキストの引用符が指定されているときのみ有効です。
LeadingZeros 数値の前にあるゼロを消去 int 1 数字の先行ゼロを取り除くかどうか指定します。
NonNum 非数値が数値項目に見つかった時 int 1 数値フィールドに非数値の値があるときにどのようにデータをインポートするのか指定します。

以下のオプションがあります。

  • 0:インポートを中止する
    インポート処理を中止します。
  • 1:テキストとして読み込む
    非数値データをテキストとして読み込みます。
  • 2: 新たなシート(+ヘッダ)を作って続ける
    非数値をインポートするワークシートを新たに作ります。
  • 3: 列(+ヘッダ)を追加して続ける
    非数値をインポートする列を新たに作ります。
  • 4:新しい非表示のブックで開始
    非数値をインポートする非表示ブックを新たに作ります。
AllowAllText すべてのテキストデータをインポート int 1 すべてのテキストデータをインポートするかどうかを指定します。
KeepDestColFmt ターゲットの列フォーマットを保持する int 0 目的の列のフォーマットを保持するかどうかを指定します。
SaveImpInfo ワークブック中のファイル情報を保存 int 1 インポートファイルの情報を保存するかどうか指定します。

スクリプト

オプションツリーのスクリプトは、ファイルがインポートされた後に実行するLabTalkスクリプトを指定します。

シンタックス:Options.Script.Treenode:= <string>

例:
//各ファイルをインポートした後に2列目をプロット:
Options.Script.RunScriptAfterEachImport:="plotxy 2;";

//全てのファイルがインポートされたときに、ワークブック内の全てのシートをループして、列1から4の最初の500行を削除する
Options.Script.RunScriptAfterAllImport:=" doc -ef W { doc -e LW { range aa =1[1]:4[500]; del aa;}}";


ツリーノード ラベル スケール・タイプ デフォルト 説明
RunScriptAfterEachImport それぞれの各ファイルインポート後のスクリプト string "?" 各ファイルインポート後に実行されるLabTalkスクリプトを指定します。
RunScriptAfterAllImport 全てのファイルインポート後のスクリプト string "?" 全ファイルがインポートされた後に実行されるLabTalkスクリプトを指定します。