ピークアナライザ- ピークフィットページ

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このページはOrigin Proのみの機能です。このページは、ピークアナライザスタートページのゴールピークフィットが選択されているとき利用できます。ピークの検出で見つかったピークにフィットを実行します。

PA FitPeaks Page.png
  • メニューの 解析: ピークと基線: ピークアナライザー: ダイアログを開くを選択します。
  • ウィンドウタイプ: ワークブック、グラフ

ダイアログテーマ

ダイアログテーマ ピークアナライザーテーマを参照してください。

フィットピーク制御

スペクトルにスナップする これを使って、ピーク中央のアンカーポイントをスペクトルデータに合わせるかどうかを指定します。これが選択されていると、ピーク中央のアンカーポイントを追加または移動したときにスペクトル上に配置されます。
ピーク 追加ボタンをクリックして、手動でピークを追加します。または、修正/削除ボタンをクリックして、ピークを手動で修正または削除します。
残差の表示 現在の残差プロットを表示するかどうかを指定します。
二次微分を表示 スペクトルデータの2階微分を表示するかどうかを指定します。
反復計算無しでレポート生成 このチェックボックスが選択されていると、フィットが収束していなくても「完了」ボタンをクリックしたときに結果レポートが生成されます。チェックが付いていないと、結果レポートはフィットが収束したときのみ生成されます。
フィット制御 このボタンをクリックすると、ピークフィットパラメータダイアログが開き、フィッティングを制御を行うことができます。詳細は、ここをご覧下さい。
フィット このボタンをクリックすると、フィットを実行します。

重み付けグループ

手法 フィット中にカイ二乗値を計算する際に使用される重み付けの方法を指定します。利用できる重み付け法は次の通りです。
  • 重み付けなし
  • 機械的
  • 統計グラフ
  • 任意データセット
  • 直接的重み付け

誤差と重み付けを使ってフィットするをご覧下さい。

データ これは、手法が、機械的任意データセット直接的の場合に利用できます。これを使って、重み付けに使用するデータセットを指定します。

結果グループ

出力設定ブランチ

データセット識別子 元のデータセットの識別子を指定します。
識別子
元のデータセットの情報のうち、どれを使って表示するかを選択します。識別子は、範囲ブック名シート名名前(ロングネームがある場合はロングネーム、ない場合はショートネーム)、ショートネームロングネーム単位コメント<カスタム>(使用方法は、詳しく凡例テキストの編集をするを確認してください)から選択します。
フラットシートに識別子を表示
フラットシートでデータセット識別子を使用するかどうかを指定します。
レポート表 / ピーク表 / フィット曲線 レポート表 / ピーク表 / フィット曲線の出力先を指定します。レポート表には、ピークフィットの総合的な結果が格納されます。ピーク表には、ピーク情報が格納されます。フィット曲線には、基線とフィット曲線のデータが格納されます。
ブック
  • レポート表 / ピーク表 / フィット曲線 を出力しません。
  • <自動>: ソースワークブックが利用可能な場合、ソースワークブックが出力として使われます。それ以外の場合、新しいワークブックが作成され、出力として使用されます。
  • <ソース>: ソースデータを持つワークブック
  • <新規>: 新しいワークブックを作成します。
  • <既存>: 指定した既存のワークブック
ブック名
シート: 目的のワークシー名を指定します。これは常に<新規>になります。
SheetName
結果ログ (レポート表 のみ):結果ログにレポートを出力します。
スクリプトウィンドウ (レポート表 のみ):スクリプトウィンドウにレポートを出力します。
ノートウィンドウ (レポート表のみ):ドロップダウンリストを使って、出力先のノートウィンドウを指定します。
  • <なし>(レポート表のみ): どのノートウィンドウにも出力しません。
  • <新規> (レポート表のみ):新しいノートウィンドウに出力します。
フィットの残差 残差値に対するワークブックとワークシートを指定します。
ブック
  • <フィット値>: フィット値が出力されるワークブック
  • <新規>: 新しいワークブックを作成します。
  • <既存>: 指定した既存のワークブック
ブック名
シート
  • <フィット値>: フィットした値を持つワークシート
  • <新規>: 新しいワークシートを作成します。
  • <既存>: 指定した既存のワークシートを使用します。
シート名
減算するデータ これは、基線が減算され、基線を追加しなおす チェックボックスが無効の場合のみ利用できます。減算値に対するワークブックとワークシートを指定します。
ブック
  • <フィット値>: フィット値が出力されるワークブック
  • <新規>: 新しいワークブックを作成します。
  • <既存>: 指定した既存のワークブック
ブック名
シート
  • <フィット値>: フィットした値を持つワークシート
  • <既存>: 指定した既存のワークブック
シート名
基線データ これは、基線が減算され、 基線を追加しなおす チェックボックスが有効の場合のみ利用できます。基線データに対するワークブックとワークシートを指定します。
ブック
  • <フィット値>: フィット値が出力されるワークブック
  • <新規>: 新しいワークブックを作成します。
  • <既存>: 既存のワークブックを使います。
ブック名
シート
  • <フィット値>: フィットした値を持つワークシート
  • <既存>: 指定した既存のワークブック
シート名

レポート設定ブランチ

計算する値 計算する値を指定してフィットレポートで表示します。
フィットパラメータ
:パラメータの値
共有: パラメータが共有されていない場合、これは0となります。共有されている場合、この値はピークのインデックスを示し、それに対応するパラメータが共有されます。
固定: パラメータが固定かどうかを指定します。
標準誤差:パラメータの標準誤差
LCL:下側信頼限界
UCL:上側信頼限界
パラメータの信頼水準(%):回帰の信頼水準
t値: t検定値のパラメーター
prob>|t| パラメータのp値
パラメータの依存度の値
CI 半幅信頼区間の半幅
下側境界: 下側境界
上側境界: 上側境界
フィット統計
ポインタ数: ポイント数 フィットポイントの合計点
自由度:モデル自由度
カイ二乗値の減少: カイ二乗値の減少
R 値: R値はR^2の二乗平均です。
残差平方和:残差平方和 (RSS), または平方誤差の総和
R-二乗 (COD) :決定係数
補正R二乗:補正済み決定係数
Root-MSE (SD) :残差標準偏差または平均平方誤差の平方根
反復回数: 実行された反復回数
フィット状況:フィットの状況
ANOVA:分散分析表を出力するかどうか指定します。
共分散行列:共分散行列を出力します。
相関行列:相関行列を出力します。

計算についての詳細は こちらをご覧下さい。

ピークのプロパティ 計算してレポートワークシートに表示するピークの特性を指定します。
ピークインデックス: ピークインデックス
ピーク関数タイプ: ピークフィットで使用された関数です。(レポートワークシートでは、この列は ピークタイプという名前になります。)
ピーク面積(X全域): フィットから取得したパラメータ値を使って、積分し、ピーク関数とベースライン間の面積を求めます。積分は \infty から \inftyの範囲で行われます。(レポートワークシートでは、この列はピーク面積(X全体)という名前になります。)
ピーク面積(X範囲): フィットから取得したパラメータ値を使って積分し、ピーク関数とベースライン間の面積を求めます。(レポートワークシートでは、この列は ピーク面積(X範囲)Tという名前になります。)
ピーク面積率(X範囲)(%):フィットから取得したパラメータ値を使って積分し、ピーク関数とベースライン間の面積を求めます。フィットはデータ範囲内で実行されます。結果は合計の面積のパーセントで表されます。(レポートワークシートでは、この列は ピーク面積率(X範囲)TPという名前になります。)
データ積分によるピーク面積:ピークデータとベースライン間の面積を求めるために積分します。フィットピークデータは、出力されたFitPeakCurve# シートにある、Fit Peak # (ロングネーム) に対応します。フィットはデータ範囲内で実行されます。(レポートワークシートでは、この列は ピークデータ面積という名前になります。)
データ積分によるピーク面積(%):ピークデータとベースライン間の面積を求めるために積分します。フィットピークデータは、出力されたFitPeakCurve# シートにある、Fit Peak # (ロングネーム) に対応します。フィットはデータ範囲内で実行されます。結果は合計の面積のパーセントで表されます。(レポートワークシートでは、この列は ピークデータ面積率Pという名前になります。)
ピーク最大高の位置: ピークの最大値に対するX値です。 (レポートワークシートでは、この列は 最大中心という名前になります。)
ピークの重心:ピークの重心のX値(m_1')です。下記の3次モーメントをご覧下さい。(レポートワークシートでは、この列は 重心という名前になります。)
ピークの最大高さ: ピークの最大値に対するY値です。(レポートワークシートでは、この列は 最大の高さという名前になります。)
全幅@最大値の半分: ピーク高さ半分の位置でのピーク幅です。(レポートシートでのこの列は、FWHMという名称で表示されます)
幅の箇所: 下にある「幅の箇所(ピーク最大の%)」テキストボックスを有効にするかどうかを指定します。
幅の箇所(ピーク最大の%)最大値のn%の位置でのピークの幅です。nをこのテキストボックスに入力します。(レポートワークシートでは、この列は Pでの幅という名前になります。)
ピーク部分の面積:下にある「ピーク部分(ピーク最高の%)」テキストボックスを有効にするかどうかを指定します。
ピーク部分(ピーク最高の%):ピーク最大値のn%の位置でのピークの幅です。nをこのテキストボックスに入力します。
累積面積:下にある「累積のX上限(中心からの相対値)」テキストボックスを有効にするかどうかを指定します。
累積のX上限(中心からの相対値):\infty から Xまでの範囲の累積のフィット面積です。Xをこのテキストボックスに入力し、ピーク中心との相対的な値となります。(ワークシートレポートでは、この列は累積面積と表示されます).
ピークの分散: 2番目のモーメントである(m_2)関数の分散です。次の3次モーメント を参照してください(グラフレポートでは、この列は 分散という名前になります。)
ピークの歪み:フィシャーの歪度。これは、ピークの非対称性の度合いです。
S=\frac{m_3}{\sqrt{{m_2}^3}}
ここで m_3 は3次モーメントで、 m_2 は2次モーメントです。これらの計算は下記をご覧下さい。
(レポートワークシートでは、この列は 歪みという名前になります。)
ピーク過剰:フィッシャーの尖度。これは同じ平均と分散を持つ正規分布(ガウス分布)に対する相対的なピーク尖端、ピークの裾の調べます。
E=\frac{m_4}{{m_2}^2}-3
ここで m_4 は4次モーメントで、 m_2 は2次モーメントです。これらの計算は下記をご覧下さい。
(レポートワークシートでは、この列は 過剰という名前になります。)
次の隣接ピークとの分離
R_s=\frac{X_{c2}-X_{c1}}{0.5\cdot (w_2+w_1)}
ここで X_{c1}X_{c2} は、ピークの中心、w_1 と w_2 は、幅を構成します。
(レポートワークシートでは、この列は 解像度という名前になります。)
3次モーメント
モーメントは次のように定義されます。
m_o=\int_{-\infty}^\infty F(x)dx(0次モーメントまたはピークの面積)
m_n'=\frac 1{m_0}\int_{-\infty}^\infty F(x)x^ndx ここで、n\ge1(n次0ポイントモーメント)
m_n=\frac 1{m_0}\int_{-\infty}^\infty F(x)(x-m_1')^ndx ここでn\ge2(n次0中心モーメント)
(レポートワークシートでは、この列は モーメント3という名前になります。)
4次モーメント
4次モーメント上記の「3次モーメント」をご覧下さい。(レポートワークシートでは、この列は Moment4という名前になります。)
モーメントの計算法
このオプションは、ピークの歪み、ピーク過剰ピークの分散3次モーメント4次モーメントのチェックボックスのうち最低1つが選択されている時に選択できます。このドロップダウンリストを使って、モーメントに関連するピークのプロパティを計算する方法を選択することができます。2つのオプションが利用できます。
  • スピードモード(数値積分)モーメントを計算するときに、三角法を使って、積分を実行します。
  • 正確モード(関数積分)関数定義を使用してモーメントを計算しますこれは、スピードモードより正確です。
Note: GaussAmp, Gaussian, Lorentz, BiGaussianでフィットするピークに対して、ドロップダウンリストは適用できません。その代わり、Originは、モーメントの計算にフィットパラメータを使います。
Y最大:
検索されたピークごとのY最大(基線付き)を出力します。

グラフ設定ブランチ

サマリーグラフを作成 レポートグラフを作成するかどうかを指定します。
レポートグラフを作成しません。
新しいレポートグラフを作成します。
ソースデータがグラフからの時のみ利用出来ます。レポート用グラフとして、ソースグラフを使います。
結果表 レポートグラフを作成新規グラフが選択されているときのみ利用できます。このドロップダウンリストを使って、レポート/サマリーグラフにある結果表を表示するかどうかを指定します。
  • なし
グラフにフィット結果表を追加しません。
  • サマリーグラフ
ソースグラフにフィット結果表を追加します。
  • レポートグラフ
レポートシートの埋め込みグラフにフィット結果表を追加します。
  • サマリーとレポートグラフ
ソースグラフとレポートシートグラフの両方に結果表を追加します。
表スタイルテンプレート: グラフに結果を貼り付けるためのテーブルのテンプレート(*OTW)を指定します。デフォルトでは、システムテンプレートが使われます。テーブルテンプレートは、Originをインストールしたフォルダに、直接使用出来るよう名前(例:MyTable.otw.)で配置されます。
表中の値: *Quantity Abbreviation形式で入力される、テーブル上に表示される量を指定します。また、編集BOXの次にあるオプションボタンをクリックすると、 表中の値 ダイアログが現れるので、量の追加/削除/整列を行います。
フィット曲線のプロット このチェックボックスが選択されていると、フィット曲線が出力され、このブランチのオプションが利用できるようになります。 それ以外の場合、フィット曲線は出力されず、他のオプションも利用不可です。
曲線のプロット: このドロップダウンリストを使って、プロットする曲線を選択します。
  • 個々のピーク曲線: 個々のピークに対する曲線
  • 累積曲線: すべてのピークに対する累積曲線
  • 両方: 個別ピーク曲線と累積曲線の両方をプロットします。
個別ピークに対し、別のXデータポイントを使ってください: 個別ピークに分割したXデータを使うと、全てのフィットピークには個別のXデータ列があります。チェックがない場合、同一のXデータが全てのピークに共有されます。
個別ピークのXデータポイント: チェックボックス「個別ピークに対し、別のXデータポイントを使ってください」がチェックされている場合にのみ、設定可能です。各ピークのX列のデータポイントの数を指定します。
基線の追加: 基線がソースデータから減算されている場合に、フィット曲線およびスペクトル曲線に基線を追加するかどうかを指定します。
レポート表中にプロットする: レポート表にプロットを出力するかどうかを指定します。
残差vs独立プロットの積み重ね: フィッティングされたカーブを残差対独立プロットで積み重ねます。
ソースグラフの凡例を更新: ソースグラフ上で凡例を自動更新するかどうかを指定します。サマリーグラフを作成が、<元のグラフ>に選択されているときのみ利用できます。
Xデータ型: フィット曲線のX値を生成する方法を指定します。
  • 均一X: フィット曲線のX値が等間隔な線形スケールにプロットされます。
  • 対数間隔: フィット曲線のX値が対数スケールにプロットされます。
  • 入力Xに同じ: フィット曲線のX値は入力X値と同じになります。
  • ソースグラフのスケールタイプを利用:フィットされた曲線のX値は、ソースカーブと同じスケールタイプを使用します。
  • 曲線の形状に従う: フィットカーブの X 値は元データの曲線形状に沿うように計算されます。これは、いくつかの範囲で元データの曲線が急激に変化する場合などにとても有効です。例えば、短いX範囲での複数ピークの中心。
ポイント
このオプションは、Xデータタイプ均一Xまたは対数間隔の場合のみ利用できます。フィット曲線の合計データポイント数を指定します。
範囲
このオプションは、Xデータタイプ均一Xまたは対数間隔の場合のみ利用できます。これは、フィット曲線のX値の範囲を指定します。次のオプションから1つを選択します。
  • X範囲±%: 下にある範囲マージン(%)テキストボックスで指定する入力データと範囲マージンのX範囲を使用します。
  • 全X軸範囲:X値を軸全体に設定します。
  • カスタム:下にある最小最大に最小X値と最大X値を入力します。
このオプションは、「Xデータ型」が「均一X」または「対数間隔」で、範囲が「X範囲 ± %」になっている場合に利用できます。フィット曲線を拡張する範囲の余白を指定するのに使用します。
このテキストボックスは、Xデータ型均一Xまたは対数間隔で、範囲が「カスタムになっている場合に利用できます。フィット曲線の最小X値を指定します。
このテキストボックスは、Xデータ型均一Xまたは対数間隔で、範囲が「カスタムになっている場合に利用できます。フィット曲線の最大X値を指定します。
信頼帯このチェックは、信頼帯が2つの線とその間の塗りつぶし部分としてフィット曲線に追加されることを示します。作図の詳細ダイアログのグラフの線タブで信頼帯の塗りつぶしに関する設定を編集できます。
推定帯このチェックは、推定帯が2つの線とその間の塗りつぶし部分としてフィット曲線に追加されることを示します。作図の詳細ダイアログのグラフの線タブで推定帯の塗りつぶしに関する設定を編集できます。
曲線の信頼水準(%):信頼帯と予測帯の信頼水準を指定します。これは、信頼帯チェックボックスまたは推定帯チェックボックスのどちらかが選択されているときに編集できます。
残差 vs. 独立のプロット 残差 vs. 独立のプロットを出力するかどうかを指定します。
ピークレポートのフィールド この部分は表示ボックスと5つのボタンがついたツールバーGroup List Toolbar.pngで構成されます。
  • 選択のための三角形ボタン Button Group List Add.pngこのボタンをクリックして表示されたフライアウトメニューから、ピークプロパティを選択します。
    ピークインデックス: ピークインデックス(グラフレポートでは、この列は ピークインデックスという名前になります。)
    ピーク関数タイプ: ピークフィットで使用された関数です。(グラフレポートでは、この列は ピークタイプという名前になります。)
    ピーク面積(X全域): フィットから取得したパラメータ値を使って、積分し、ピーク関数とベースライン間の面積を求めます。\inftyから\infty間で積分が実行されます。(グラフレポートでは、この列はピーク面積(X全体)という名前になります。)
    ピーク面積(X範囲): フィットから取得したパラメータ値を使って積分し、ピーク関数とベースライン間の面積を求めます。(グラフレポートでは、この列はピーク面積(X範囲)Tという名称で表示されます)
    ピーク面積率(X範囲)(%):フィットから取得したパラメータ値を使って積分し、ピーク関数とベースライン間の面積を求めます。フィットはデータ範囲内で実行されます。結果は合計の面積のパーセントで表されます。(グラフレポートでは、この列は ピーク面積率(X範囲)(%)TPという名前になります。)
    データ積分によるピーク面積: ピークデータとベースライン間の面積を求めるために積分します。データ範囲間のみで積分が実行されます。(グラフレポートでは、この列はピークデータ面積という名前になります。)
    データ積分によるピーク面積(%): ピークデータとベースライン間の面積を求めるために積分します。フィットはデータ範囲内で実行されます。全体範囲のパーセンテージとして、結果が表示されます。(グラフレポートではこの列はピークデータ面積率Pと表示されます)
    ピーク最大高の位置:最大ピークのX値 (グラフレポートでは最大中心と表示されます)
    ピークの重心:ピークの重心のX値(m_1')です。次の3次モーメント を参照してください(グラフレポートでは、この列は 重心という名前になります。)
    ピークの最大高さ: 最大ピークのY値 (グラフレポートでは最大高さと表示されます)
    全幅@最大値の半分: 半値幅を出力するかどうかを指定します。(グラフレポートでは、この列は FWHMという名前になります。)
    次の隣接ピークとの分離
    R_s=\frac{X_{c2}-X_{c1}}{0.5\cdot (w_2+w_1)}
    ここで X_{c1}X_{c2} は、ピークの中心、w_1 と w_2 は、幅を構成します。
    (グラフレポートでは、この列は 解像度という名前になります。)
    幅の箇所ピークの最大値のn%より上の部分のピークの面積です。ここで、nは、 レポート設定グループのピークブランチの幅の箇所(ピークの最大値の%) テキストボックスで指定されます。(グラフレポートでは、この列はPでの幅という名前になります。)
    ピーク部分の面積ピークの最大値のn%より上の部分のピークの面積です。ここで、nは、 レポート設定グループのピークブランチの上側面積(ピークの最大値の%) テキストボックスで指定されます。(グラフレポートでは、この列は ピーク部分の面積という名前になります。)
    累積面積\infty からXまでの累積フィット面積です。ここで、Xは、レポート設定グループのピークブランチの累積面積(中心への相対) テキストボックスで、ピーク中心への相対的な値で表示されます。(グラフレポートでは、この列は 累積面積という名前になります。)
    ピークの分散2次モーメント(m_2)の関数の分散下記の3次モーメントをご覧下さい。(グラフレポートでは、この列は 分散という名前になります。)
    ピークの歪みフィシャーの歪度。これは、ピークの非対称性の度合いです。
    S=\frac{m_3}{\sqrt{{m_2}^3}}
    ここで m_3 は3次モーメントで、 m_2 は2次モーメントです。これらの計算は下記をご覧下さい。
    (グラフレポートでは、この列は 歪みという名前になります。)
    ピーク過剰フィッシャーの尖度。これは同じ平均と分散を持つ正規分布(ガウス分布)に対する相対的なピーク尖端、ピークの裾の調べます。
    E=\frac{m_4}{{m_2}^2}-3
    ここで m_4 は4次モーメントで、 m_2 は2次モーメントです。これらの計算は下記をご覧下さい。
    (グラフレポートでは、この列は過剰という名前になります。)
    3次モーメント
    モーメントは次のように定義されます。
    m_o=\int_0^\infty F(x)dx(0次モーメントまたはピークの面積)
    m_n'=\frac 1{m_0}\int_0^\infty F(x)x^ndx ここで、n\ge1(n次0ポイントモーメント)
    m_n=\frac 1{m_0}\int_0^\infty F(x)(x-m_1')^ndx ここでn\ge2(n次0中心モーメント)
    (グラフレポートでは、この列はモーメント3という名前になります。)
    4次モーメント: 4番目のモーメント上記の「3次モーメント」をご覧下さい。(グラフレポートでは、この列は モーメント4という名前になります。)
    全て追加:全ての値をピークレポートのフィールドの編集ボックスに追加します。
    リセットピークレポートのフィールドの編集ボックスの値をリセットします。
  • 削除ボタン Button Group List Remove.png
    表示ボックスから選択したピークプロパティを削除します。このボタンは、ボックスで1つ以上のピークプロパティを選択しているときに利用可能です。
  • 上へ移動ボタン Button Group List Move Up.png
    表示ボックスで選択したピークプロパティを上に移動します。このボタンを使用して、ピークプロパティを並べ替え、結果テーブルはこの順に従います。
  • 下へ移動ボタン Button Group List Move Down.png
    表示ボックスで選択したピークプロパティを上に移動します。このボタンを使用して、ピークプロパティを並べ替え、結果テーブルはこの順に従います。
  • すべて選択ボタン Button Group List Select All.png
    表示ボックスのピークプロパティを全て選択します。クリックするとこのボタンはすべての選択を外すButton Group List Unselect All.pngボタンに変わります。

表中の値

結果グラフ構成設定ノードにあるサマリーグラフを作成で「新規グラフ」「ソースグラフ」を選んでいる場合のみ有効です。この部分は表示ボックスと5つのボタンがついたツールバーGroup List Toolbar.pngで構成されます。

表示ボックス 選択された値と追加されたコメントはこのボックスに表示されます。
選択のための三角形ボタン Button Group List Add.png

このボタンをクリックして表示されたフライアウトメニューから値を選択するかコメントを追加します:

モデル:ピークフィットで使用された関数です。
プロット:フィットするデータ範囲
重み:重み付け方法
パラメータ:ピーク関数のフィットパラメータ
派生パラメータ:フィットパラメータからの派生パラメータ
パラメータ&派生パラメータ:フィットパラメータと派生パラメータの両方
自由度あたりのカイ二乗: 自由度あたりのカイ二乗
残差平方和:残差平方和 (RSS), または平方誤差の総和
R-二乗 (COD): 決定係数
補正R二乗:補正済み決定係数
全て追加リストにすべての値を追加します。
リセットリストの値をクリアします。
ユーザコメントクリックしてユーザコメントダイアログを開きます。結果テーブルに入力されたコメントを指定してください。結果テーブルの複数列にコメントを分けて並べたい場合はカンマを使用してください。
削除ボタン Button Group List Remove.png 表示ボックスから選択した値を削除します。このボタンは、ボックスで1つ以上の値を選択しているときに利用可能です。
上へ移動ボタン Button Group List Move Up.png 表示ボックスで選択した値を上に移動します。このボタンを使用して、値を並べ替え、結果テーブルはこの順に従います。
下へ移動ボタン Button Group List Move Down.png 表示ボックスで選択した値を下に移動します。このボタンを使用して、値を並べ替え、結果テーブルはこの順に従います。
すべて選択ボタン Button Group List Select All.png 表示ボックスの値を全て選択します。クリックするとこのボタンはすべての選択を外すButton Group List Unselect All.pngボタンに変わります。