インポートウィザードで時系列データをインポートする


時系列データは科学や金融のさまざまな分野でよく使われています。通常、時系列データファイルには、1つ以上の時間データとそれに関連する変量での時間データに対応する測定データが含まれています。インポートウィザードを使って時系列データをインポートするとき、インポートウィザードの「データ列」ページに時間列のフォーマットを編集することができます。

列フォーマットは、時間日付曜日に設定することができます。列のフォーマットは、「列プロパティ」ダイアログで確認することができます。「列プロパティ」ダイアログを開くには、列のヘッダをダブルクリックします。

インポートウィザードの「データ列」ページの列に対するフォーマットの設定で「日付」を選択する場合、『カスタム日時フォーマット』ドロップダウンリストから日付フォーマットを指定することができます。「カスタム日時フォーマット」は、インポート先のワークシートの対応する列の「表示フォーマット」として使われます。インポートの後、これを確認するには、列をダブルクリックして、「列プロパティ」ダイアログを開きます。

列に対するフォーマットの設定で「時刻」が選択されている場合、 列のフォーマットを「時刻」にセットすることができ、「DDD:hh:mm:ss:##」の形式が列の表示フォーマットとして使われます。表示フォーマットを変更するには、インポート後に「列プロパティ」ダイアログを使用します。

日付の内部数値データはユリウス暦であり、時刻は小数、曜日は序数を内部数値データとして持っています。

時系列データがインポートされると、回帰や非線形曲線フィットのような分析を実行することができます。分析を自動化するためのLabTalkスクリプトを記述して、 インポートフィルタにそれを保存することができます(前のセクションの「インポートデータの後処理」をご覧ください。)。このフィルタとスクリプトの組み合わせで次回以降ファイルをインポートすると、分析が自動的に実行されます。これは、似たような時系列データをインポートして、数多く処理する場合に時間を節約することができ、業務の効率化が図れます。