ImpWiz-Simple-Binary-Files
このトピックでは、280バイトのヘッダ情報で始まるサンプルファイルをインポートします。 このヘッダはテキスト情報で、インポートウィザードのヘッダバイトページのプレビューウィンドウで見ることができます。
Origin 2019bから、システム変数@DENGにビット値が追加され、インポートウィザードウィザードでどんなプレビューを表示するか指定できます。デフォルトでは、Originはファイルをバイナリとして扱い、バイトオーダーマークをチェックするか、ファイルのエンコーディングを「推測」しようとします。これがうまくいかない場合、テキストファイルとして扱います。
ヘッダに続くデータは、次の構造の100のレコードです。
次のようにしてチュートリアルを開始します。
ヘッダバイトページが開きます。 サンプルファイルのヘッダ部分を指定します。 先述のように、ファイルは280バイトのヘッダ情報で始まります。
データパターンページが開きます。 インポートウィザードにサンプルバイナリファイルの解析方法を指示するデータ構造情報を入力します。
上述の情報を使って同じ操作を繰り返します。 入力したら、データパターンは次のようになります。
また、データパターンページの下にあるプレビューにデータが並んでいるのが表示されます。
バイナリデータがワークシートにインポートされます。 同時に、拡張子.OIFのOriginインポートフィルタファイルが作成され、Originプログラムフォルダの\Samples\Import and Exportフォルダに保存されます。 このフィルタファイルを使用して、拡張子が.DATであるこのバイナリファイル、あるいは類似の構造のバイナリファイルを再インポートできます。
Originインポートフィルタの作成についての詳細は、インポートウィザードのフィルタの保存ページをご覧ください。