FAQ-616 Originで平均値を求めるにはどのような方法がありますか?

最終更新日:2015/08/10

平均値やデータセットの平均を求める方法はいくつかあります。

目次

ステータスバーに表示される統計値

ワークシートで一定の範囲のセルを選択すると、平均値を含むいくつかの統計値が、Originワークスペースの下部にあるステータスバーに表示されます。右クリックして、ショートカットメニューから表示する統計値を選択したり、統計値をクリップボードへコピーしたりします。詳細情報は、 ステータスバーをご覧下さい。

列の平均値

指定した列の平均値は、メインメニューの統計:記述統計:列の統計を選択して計算できます。計算を実行すると、Originは新しいワークシートに結果をレポートします。選択された列それぞれの平均値は、平均列の各セルに出力されます。

詳しくは、列の統計ダイアログボックスを参照してください。

行の平均値

ワークシートデータの行の平均値を計算する場合、統計:記述統計:行の統計を選択します。計算を実行すると、デフォルトではワークシートの右側に新しい列が追加され、結果が出力されます。

詳しくは、行の統計ダイアログボックスを参照してください。

Mean関数を使用した平均値

データセット(列Aなど)を定義し、LabTalk関数Mean()により平均値を返します。例えば、

Mean(col(A));

データプロットの一部(関心領域)における平均

線図、線+シンボル図、散布図、縦棒グラフの一部に対しての統計値(平均値を含む)は、統計ガジェットで見られます。

詳しくは、統計ガジェットを参照してください。

データプロットのグループにおける平均

複数曲線の平均(解析:数学:複数曲線の平均)を計算するとき、Originはアクティブグラフウィンドウにのレイヤに緑の線の平均値曲線を追加します。データを確認するためには、平均値曲線をダブルクリックして開く作図の詳細(プロット属性)ダイアログで、ワークシートボタンをクリックします。

詳しくは、複数曲線の平均を参照してください。





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