LabTalkスクリプトからメタデータにアクセスする


ワークブックにメタデータを保存する領域は2つあります。このような情報は、次の方法でLabTalkスクリプトからアクセスすることができます。

内容

  1. 1 LabTalkを使ってpage.infoに保存されているメタデータを読み取る
  2. 2 LabTalkを使ってバイナリ保存領域に保存されているメタデータを読み取る

 

LabTalkを使ってpage.infoに保存されているメタデータを読み取る

page.info保存領域に保存されているメタデータを読むには、コマンドウィンドウのコマンドラインに次のように入力します。

Page.info.= <ENTER>

基本ファイル情報 (ファイル名、タイプなど)は、System ノードに保存されており、ファイルヘッダから抽出されたユーザ定義変数は User ノードに保存されています。これらのどちらか一方の情報を表示する場合、

次のように入力します(どちらも存在するものとします)。

Page.info.system.= <ENTER>

Page.info.user.= <ENTER>

これらのノードに保存されている情報は、コマンドウィンドウに出力されます。

LabTalkを使ってバイナリ保存領域に保存されているメタデータを読み取る

バイナリ保存領域のメタデータにアクセスするには、Xファンクション 「impinfo」を使います。

デフォルトで、このXファンクションは直前にインポートしたファイルから保存された情報を読み取ります。別のファイルから保存された情報を読み取るには、「findex」変数を使って、ファイルのインデックス番号を指定する必要があります。

サンプル:

ファイルのインデックスは0から始まり、アクティブワークブックにインポートした最初のファイルに関連するメタデータを読み取るには、次のスクリプトコマンドを使います。

impinfo findex:=0

Note: impinfoの使用についての詳細は、Xファンクションヘルプファイル(「ヘルプ:Xファンクション」)を開き、「impinfo」を検索してください。またはコマンドラインに次のように入力してください。

Help impinfo