Intro-Image-Processing
バージョン2021bより、Originは画像をロードおよび保存するための新しい画像ウィンドウを導入しました。処理および解析ルーチンにOpenCVを採用しています。新しい画像ウィンドウは、以下のような単一レイヤのウィンドウです。上部に情報バーがあり(表示されない場合は、表示:情報を表示を選択して表示できます)、動画またはマルチフレーム画像の場合は、下部にナビゲーションバー(表示:ナビゲーション表示を選択して表示します)があります。これはほとんどすべての画像処理の性能に影響します。
画像ウィンドウと行列ウィンドウについて
詳細は、このページを参照して下さい。
ウィンドウの基本操作のメニュー
画像メインメニューのツールに加えて、基本的な操作にすばやくアクセスするためのツールバーボタンとコンテキストメニューが用意されています。
イメージウィンドウのグレースケール画像に、カラーパレットを適用できます。
スタイルツールバーのパレットリストで、さらに他のパレットをクリックしてカラーマネージャを開くと、他のパレットを追加できます。
Note: ステータスバーで画像がリンクされているかどうか確認できます。
page.basecolor= 3; // 画像の背景色を緑に変更
ROIボックスを追加するには
単一のイメージウィンドウに複数のROIボックスを追加する場合
追加すると、オブジェクトマネージャで全てのROIを確認でき、基本的な操作を行うことができます。
イメージウィンドウROIの外側の、画像の暗さの度合いは、システム変数@IMGDIによって制御されます。@IMGDI = 1000に設定すると、外側の領域が黒く表示されます。 @IMGDI = 0にすると、暗くされません。システム変数の値を変更する方法については、このFAQを参照してください。
ROIボックスを右クリックして、コンテクストメニューから強度プロファイルを選択します。
cvroiprofileダイアログが開きます。
詳細については、X-ファンクション cvroiprofile を参照してください。
グラフへの画像の挿入についての詳細は、このページを参照してください。
上述のボタンとメニューに加えて、Originは画像処理と解析に役立つツールのセットを提供します。次のようにサブカテゴリがあります:
データセットの表示と保存のさまざまな方法として、イメージウィンドウと行列ウィンドウの間で変換する必要がある場合があります。変換中にデータタイプを指定できます。これは、後処理でデータタイプが必要な場合に考慮に入れる必要があります。
画像(シングルチャネル)を行列に変換するには、
次のデータタイプがサポートされています。
Alphaチャネルを処理せず、必要に応じて前処理ができます。
行列をイメージウィンドウにに変換するには、
import originpro as op import numpy as np ml = op.find_sheet('m') a = ml.to_np3d() iw=op.new_image() iw.setup(1,True) iw.from_np(a) iw.set_int('NAV',1)