クラウドに接続・クラウドから開く

データコネクタは、Originのワークシートと、クラウド、Googleドライブ、またはOneDrive上のデータファイルとの間の接続を構築できます。

  1. メニューからデータ:クラウドに接続またはファイル:クラウドから開くを選択、もしくはクラウドから開くボタンButton Open From Cloud.pngをクリックし、クラウドストレージという小さなダイアログを開くと、接続先を選択できます。
    Choose Cloud.png
  2. 目的のクラウドを選択すると、クラウドのアカウントでの許可を取得するためのメッセージがポップアップします。
    GetPermission for Cloud.png
  3. OKボタンをクリックすると、デフォルトのブラウザが開き、クラウドのアカウントにログインして、アクセス許可が付与されます。 許可を付与するプロセスの詳細については、こちらのビデオを参考にされてください。
  4. 権限を付与したら、ブラウザウィンドウを閉じ、更新ボタンをクリックして、ダウンロード可能なすべてのファイルをOneDrive/Googleドライブダイアログに一覧表示します。
    Drive Dilaog.png

プロダクトキー型同時起動型ライセンスのユーザについては、Originを適切にアクティブ化する前はクラウドに接続メニューやクラウドから開くボタンを使用できません。詳細はこのFAQを参照してください。

「OneDrive/Googleドライブ」ダイアログでの操作

  • クラウドサーバを切り替える
    Switch Drive.png
    このドロップダウンリストを使用して別のドライブを選択したら、アクセス許可を付与する手順を再度実行する必要があります。
    クラウド上のファイルとフォルダを参照する
    表にリストされているファイル/フォルダを探すことができます。
  • 同じクラウド上で別アカウントに切り替える
    Switch Account.png
    アカウントボタンをクリックしてブラウザを開き、現在のクラウドサーバの別のアカウントに切り替えます。
  • 選択したファイルを開く/接続する
    1つのファイルを選択したら、開くボタンをクリックして、このファイルを開くか接続します。
    Note:メニューのデータ:クラウドに接続(データコネクタ)から開始した場合、開いたファイルは元のファイルに接続されます。ツールバーのクラウドから開くボタンから開始した場合は、開くボタンをクリックすると、元のファイルに接続せずにファイルを開くのみです。

接続・開くことができるファイル形式

クラウド上のファイルに接続する

現在、クラウドに接続ツールは、関連するコネクタがサポートしているのと同様に、以下のタイプのファイルへの接続をサポートしています。

コネクタ サポートされているファイル形式
CSVコネクタ *.dat, *.csv, *.txt, *.asc
Excelコネクタ *.xls, *.xlsl, *.xlsm
MATLABコネクタ *.mat
Originコネクタ *.opju, *.opj, *.ogwu, *.ogw
Shapefileコネクタ *.shp
N42コネクタ *.n42
Googleシート N/A

クラウドからファイルを開く

クラウドから開くボタンButton Open From Cloud.pngは、データコネクタをワークブックに追加せずに、GoogleドライブまたはOneDriveアカウントからOriginのワークブックにデータをインポートします。

クラウドから開くはこれらの形式がサポートされています。

クラウド上のOriginプロジェクトファイル(*.opju, *.opj)について、Originインスタンスがプロジェクトファイルを開くと、別のインスタンスは同じファイルを読み取り専用として開くことしかできず、警告メッセージが表示されます。特にSharePointの場合、プロジェクトファイルがロック/チェックアウトされると、別のOriginインスタンスには、同じプロジェクトを開こうとすると、読み取り専用として開くかどうかを確認する注意ダイアログが表示されます。はいを選択すると、読み取り専用として開きます。いいえを選択すると、このプロジェクトでロック解除/チェックが試行されます。成功した場合は、通常どおり開きます。そうでない場合は、警告メッセージも表示され、読み取り専用として開かれます。