plotpClamp

内容

  1. 1 概要
  2. 2 コマンドラインでの使用法
  3. 3 変数
  4. 4 説明
  5. 5 サンプル
  6. 6 関連のXファンクション

概要

pClampデータのプロット

コマンドラインでの使用法

1. plotpClamp iw:=[Book1]Sheet1;

2. plotpClamp stimulur:=1 septstim:=1;

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力ワークシート iw

入力

Worksheet

<active>

pClampデータがインポートされるワークシートを指定します。この変数はXファンクションパネルで非表示になります。

プロットするファイルを選択 findex

入力

int

 

プロットするpClampファイルのインデックスを指定します。この変数はXファンクションパネルで非表示になります。

グラフ内にタグを表示 tag

入力

int

0

信号のグラフにタグを表示するかどうかを指定します。これは、インポートするファイルにタグがある場合のみ利用できます。

刺激の波形をプロット stimulur

入力

int

0

刺激の波形をプロットするかどうか指定します。これは、インポートするファイルが刺激の波形である場合のみ利用できます。

別のグラフに刺激をプロット septstim

入力

int

0

stimulus変数が1にセットされている場合のみ、この変数を利用できます。別のグラフに刺激の波形をプロットするかどうかを指定します。

バリュー線の選択 pickval

入力

int

1

信号グラフにバリュー線の選択を追加するかどうかを指定します。

軸スクロールバー scrollbar

入力

int

1

信号グラフに水平軸スクロールバーを追加するかどうかを指定します。

コントロールパネル ctrl

入力

int

1

信号グラフにコントロールパネルを表示するかどうか指定します。

表示モード mode

入力

int

Sweeps

信号グラフの表示モードを指定します。
オプションリスト

  • sweeps:スイープ
    最初のエピソードの時間範囲内にすべてのエピソードがプロットされます。
  • continuous:連続
    エピソードは、各エピソードの開始時間に従って結合されます。エピソード間に時間のギャップがある場合、時間のギャップは保存されます。
  • concatenated:結合
    エピソードは各えぴそーどの開始時間を考慮せずに連結されます。エピソード間に時間のギャップがある場合、時間のギャップは無視されます。
プロット設定 trsetting

入力

TreeNode

<unassigned>

このオプションを使ってプロットするチャネルとエピソードを選択します。

信号のグラフ plot

出力

GraphPage

<新規>

信号のグラフを指定します。この変数はXファンクションパネルで非表示になります。

刺激の波形グラフ waveform

出力

GraphPage

<optional>

刺激の波形グラフを指定します。この変数はXファンクションパネルで非表示になります。

説明

このXファンクションは、OriginワークシートにインポートされるpClampデータをプロットするのに使われます。これは、プロット作成のためのコントロールパネルを表示チェックボックスが imppClamp Xファンクションダイアログで選択されていると、自動的にXファンクションパネル内に開きます。

Pick values lineは、信号グラフに追加できる特殊な線です。選択されていないと、それは青い垂直線になって表れます。選択されていると、紫色になります。それを移動し、 Image:plotpClamp_help_English_files_image002.jpgボタンをクリックし、現在のX値に対応する値を検出します。値は、PickedValues.という名前でワークブックに書き出されます。

サンプル

下記の例は、異なる表示モード間の差を示します。

1. 新しいプロジェクトを作成します。

2. Originメニューから「ファイル:インポート:pClamp (ABF, DAT)」を選び、pClampダイアログを開きます。OriginプログラムフォルダにあるSamples\Import and Export\pCLAMP\に移動し、93310C08.DATを選択します。『オプションダイアログの表示』チェックボックスにチェックを付け、 OKをクリックします。「開く」をクリックします。これは、 imppClampダイアログを開きます。

3. OK をクリックして変換を実行します。 plotpClamp Xファンクションは、インポートしたデータを含むワークブックに接続しているXファンクションパネルに表示されます。

4. 表示モードを選択し、プロットボタンをクリックします。入力データに対するグラフが作成されます。

表示モードSweeps が選択されていると、

Image:PlotpClamp_Sweeps.jpg

表示モードContinuous が選択されていると、

Image:PlotpClamp_Continuous.jpg

表示モードConcatenatedが選択されていると、

Image:PlotpClamp_Concatenated.jpg

関連のXファンクション

imppClamp, pclampplotcontrol