impNetCDFEx

内容

  1. 1 メニュー情報
  2. 2 概要
  3. 3 追加の情報
  4. 4 コマンドラインでの使用法
  5. 5 変数
  6. 6 説明
    1. 6.1 ダイアログオプションの詳細
  7. 7 サンプル
  8. 8 関連のXファンクション

メニュー情報

NetCDFEx (NC)

概要

netCDFファイルをインポートします。4.01以下のバージョンをサポートします。

追加の情報

必要なOriginのバージョン: 8.1 SR0

コマンドラインでの使用法

1. impNetCDF fname:="RUC.NC";

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
ファイル名 fname

入力

string

fname$

インポートするファイルのファイル名を指定します。ダイアログでリストボックスの隣にある参照ボタンをクリックして、1つ以上のファイルを開くと、そのボックスにファイル名が表示されます。
ファイル情報とデータ選択 trfiles

入力

TreeNode

<unassigned>

これは、目的のデータチャネルを選択するのに使用します。詳細は説明をご覧下さい。
出力 orng

出力

Range

<active>

インポートデータの範囲を指定します。
ヘッダ情報 trheader

出力

TreeNode

<unassigned>

これは、ヘッダ情報を出力するためのもので、GUIには表示されません。エンドユーザが、この変数を使用することはお勧めできません。
インポートフィルタ trFilter

入力

TreeNode

<optional>

これはインポートフィルタに対する項目で、GUIには表示されません。エンドユーザが、この変数を使用することはお勧めできません。

説明

NetCDF(Network Common Data Form)は、ソフトウェアライブラリおよびデータフォーマットです。これらの独自形式でマシン非依存の形式は、配列の科学データの作成、アクセス、共有をサポートしています。そして、プラットフォーム非依存です。

このXファンクションは、バージョン4.01以下のNetCDFデータファイルをインポートするのに使われます。このXファンクションは複数ファイルのインポートをサポートしています。NetCDFファイルをインポートするとき、少なくとも1つのワークブックと1つの行列ブックが作成されます。ワークブックは、1次元データセットを保存するのに使われ、行列ブックは2次元以上のデータセットを保存するのに使用します。後者の場合、データセットの異なる次元は、行列シートの異なるチャネルに保存されます。

ダイアログオプションの詳細

  • ファイル情報とデータ選択(trfiles)
この変数は、ツリーノードです。これはファイルの情報を表示し、インポートするチャンネルを選択できます。サブツリーノードの名前は、対応するファイルの名前です。各サブツリーノードには、ファイルサイズと利用可能なデータが一覧表示されています。データは次数でソートされます。

サンプル

netcdf ファイル C:\netcdf_test.ncがあるものとします。これは、3つの2D変数と1つの3D変数があります。以下のステップを実行し、Originの新しいワークブックにすべての変数をインポートします。

  1. メニューからファイル:インポート:NetCDFEx(NC)... を選択します。これにより、「NetCDF」ダイアログボックスが開きます。
  2. C:\に移動し、netcdf_test.ncを選択します。そして、ファイルの追加ボタンをクリックします。オプションダイアログの表示チェックボックスにチェックが付いていることを確認します。
  3. OK ボタンをクリックして、このダイアログを閉じます。 impNetCDFEx ダイアログが開きます。
  4. ファイルの情報とデータ選択: netcdf_test: DataSelection ブランチで、すべてのチェックボックスを選択します。
  5. 出力<new>に変更します。
  6. OK ボタンをクリックします。データは、行列とワークブックにインポートされます。

関連のXファンクション

cd, impinfo, findFiles, impFile