FAQ-897 Googleのバックアップと同期アプリを使用してGoogleドライブに同期されたフォルダにオリジナルファイルを保存する

最終更新: 2018/04/18

Originがファイルを保存する方法と、Googleのバックアップと同期アプリがファイルを同期する方法との間に競合があります。この競合により、データが失われたり、Originファイルが無効になったりすることがあります。

「Googleのバックアップと同期」に指定しているフォルダのOriginファイルを使って作業する場合、そのフォルダでファイルを開いたり保存したりする前に、同期を一時停止することを強くお勧めします。Originでこれらのファイルの作業が完了 したら、同期を再開できます。Googleのバックアップと同期アプリを一時停止する手順については、下図1を参照してください。

同期を一時停止せず、Originファイルがデータを失ったり無効になったりした場合は、元のファイルと同じフォルダ内に同じ名前のテンポラリファイルがあり、~TMP~が前に付いているか確認してください。このファイルが存在する場合は、まず同期を​​一時停止してからファイルを開き、目的の名前でファイルを保存し直します。Note: このファイルが実際にGoogleドライブに同期されていることがわかります。


Origin 2018での新機能: Origin 2018のファイル保存メカニズムは、同期が一時停止されていない場合の問題を軽減するように変更されています。まず、上記の一時ファイルは、Originファイルが保存されているフォルダではなく、常にC:\Users\<user>\Documents\OriginLab\TempSave\に保存されます。次に、保存されたファイルはデータを失うことも、無効になることもありません。これらの改善があっても、前述のように同期を一時停止することを強くお勧めします。


図1:
図1: Google バックアップと同期アプリで同期を一時停止する手順。再開するときも同様の操作を行います。

Originの自動保存とファイルバックアップのオプションを確認することもできます。


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