OriginコネクタにおけるSQLクエリ使用のリファレンス
Origin-Connect-Refer
Origin 2020から、Originファイルコネクタは、プロジェクトファイルに保存された希望のデータを選択するためのSQLクエリ言語をサポートしています。SQLは、単純な宣言ステートメントを通じて動作します。そして、データ抽出をより柔軟にし、Originプロジェクトでのデータ整理、維持に役立ちます。
シンタックス:
SELECT COLUMN FROM Range WHERE Condition
Note: Originファイルコネクタで使用されるオブジェクトとしてサポートされるのはデータ列のみです。
検索範囲
FROMは、プロジェクトパス、ワークブック、またはシート範囲表記をサポートしています。以下の特別なキーも利用可能です。
- PROJECT,
- ACTIVEFOLDER,
- FAVORITEFOLDER
条件のキーワード
Column_Type
指定したプロット属性の列を選択します。
//プロジェクト全体を検索し非表示のX列を選択
Select Column from Project where (Column_Type = "X" and Column_Visible = True);
Column_Y
Y列を選択すると、関連するX列もインポートされます。
//プロジェクト全体を検索し、「Trial」で始まる長い名前の列を選択
//選択した列とX列の両方をインポート
Select Column from Project where (Column_LName like "Trial*" and Column_Y = True);
Column_Z
Z列を選択すると、関連するXおよびY列もインポートされます。
//プロジェクト全体を検索し、「Trial」で始まる長い名前の列を選択
//選択した列と関連するXY列の両方をインポート
Select Column from Project where (Column_LName like "Trial*" and Column_Z = True);
Column_SName
指定したショートネームの列を選択します。
//アクティブワークブックを検索し、ショートネーム「A」の列を選択
Select Column from %H where Column_SName like "A";
Column_LName
指定したロングネームの列を選択します。ワイルドカードの “*” と “?” を使用できます。“*” は任意の文字列を表し、“?”は任意の1文字を表します。
//プロジェクト全体を検索し、「Trial」で始まるロングネームの列を選択
Select Column from Project where Column_LName like "Trial*";
Column_Comments
指定した条件に合致するコメントを持つ列を選択します。ワイルドカードがサポートされています。
//プロジェクト全体を検索し、文字「S」で始まり数字「3」で終わるコメントのある列を選択
Select Column from Project where Column_Comments like "S*3";
Column_Visible
表示列または非表示列から選択するよう指定します。
//プロジェクト全体を検索し、非表示のY列を選択
Select Column from Project where (Column_Type = "Y" and Column_Visible = False);
Column_Pn
指定した条件に合致するパラメータn ヘッダ行を持つ列を選択します。ワイルドカード文字の使用がサポートされています。
//プロジェクト全体を検索し、パラメータ1に文字「y」が含まれる列を選択
Select Column from Project where Column_P1 like "*y*";
Column_Dn
指定した条件に合致するユーザ定義パラメータn を持つ列を選択します。ワイルドカード文字の使用がサポートされています。
//プロジェクト全体を検索し、文字「y」を含み、
//1番目のユーザー定義パラメーターの値が3より大きいParameter1の列を選択
Select Column from Project where (Column_P1 like "*y*" and Column_D1 > 3);
Column_SampleID
指定した条件に合致するユーザ定義パラメータ名SampleID を持つ列を選択します。スペースを含む名前の場合は、[SampleID]を使います。条件にワイルドカードの使用がサポートされています。
//アクティブなフォルダを検索し、パラメーター行“Population Mean”が100より大きい列を選択
Select Column from ACTIVEFOLDER where Column_[Population Mean] > 100;
Sheet_SName
指定した条件に合致するショートネームのシートの列を選択します。ワイルドカード文字の使用がサポートされています。
//お気に入りフォルダを検索し、「Trial…」という名前のシートの列を選択
Select Column from FAVORITEFOLDER where Sheet_SName like "Trial*";
Sheet_Comments
シートコメントが指定した条件に一致するプロジェクトから列を選択します。ワイルドカード文字の使用がサポートされています。
Select Column From Project Where Sheet_Comments like "Sheet1" and Book_Comments like "Book1"
Book_Comments
ブックのコメントが指定した条件に一致するプロジェクトから列を選択します。ワイルドカード文字の使用がサポートされています。
Select Column From Project Where Book_Comments like "Trial Run*"
Book_SName
指定した条件に合致するショートネームのワークブックの列を選択します。ワイルドカード文字の使用がサポートされています。
//プロジェクト全体を検索し、「Book」で始まるショートネームのブックの列を選択
Select Column from Project where (Book_SName like "Book*");
Book_LName
指定した条件に合致するロングネームのワークブックの列を選択します。ワイルドカード文字の使用がサポートされています。
//プロジェクト全体を検索し、ショートネームが「Book」で始まるブックまたは、
//「fit」で始まるブックの列を選択
Select Column from Project where (Book_SName like "Book*" or Book_LName like "*fit*");
サンプル
サンプル 1
- データ:ファイルに接続:Originコネクタを選択します。<OriginLab インストールフォルダ>\Samples\Tutorial Data.opj ファイルを選択します。
- 「選択」ダイアログで、クエリを選択ボタンをクリックして、クエリを選択ダイアログを開きます。
- 次の文字列を入力します。
Select Column from Project where (Column_LName like "Year" AND Column_Type = X) or (Column_LName like "Value*" and Column_Type = Y)
- OKをクリックし、下部パネルに追加します。
- OKをクリックして、ロングネーム「Year」のX列と、文字列「Value」で始まるロングネームのY列をインポートします。
サンプル 2
- ヘルプ: ラーニングセンターを選択します。開いたダイアログで、統計グラフ - Pyramid Plot of Australia Population を選択して開きます。
- コマンドウィンドウウィンドウで次のLabTalkスクリプトを実行して、新規ワークブックに5000000人を超えるすべての男性人口データを新しいブックに抽出します。
wo -qn Select Column from ["Austrialia Population from 1960 to 2017"]UnstackCols2! where (Column_Comments like "male*" and Column_N > 5000000);
Note: LabTalkコマンド「worksheet -qn」の詳細については、このページを参照してください。
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