ガジェット

Originは、グラフのデータプロットを分析するのにいくつかのガジェットを提供しています。ガジェットは、グラフがアクティブなときに、ガジェットメニューから使用できます。

メニューからガジェットツールの1つを選択すると、Originはグラフに四角形のオブジェクトを追加します。それを使ってデータの解析を行う関心領域(Region of Interest, ROI) を選択します。ほとんどのガジェット機能において、ROIボックスをダブルクリックするか、ROIのフライアウトメニューを使用して設定のダイアログを利用できます。繰り返し使用のために、ダイアログの設定をテーマとして保存できます。

1つのグラフ上で複数のガジェットの使用が可能です。その場合、区別のためにROIボックスの色を編集することもできます。.使いたいROIボックスをクリックすると正面に表示できます。ROIを選択している時にTabキーを押すとROIを切り替えられます。

Note:全ガジェットのROIボックスの表示は、グラフの右上にあるHボタンH Button.pngで制御でき、ガジェットの結果と共にグラフをエクスポートことができます。

一般に、ガジェットのROIボックスは描画オブジェクトとして認識されます。

  • オブジェクトプロパティダイアログにアクセスするには、Ctrlキーか Altキーを押しながらダブルクリックします。オブジェクトプロパティダイアログでは、ROIスタイルの設定に加えて、オブジェクト名やツールを実行するLabTalkスクリプトセクションなど、その他の技術的な設定にアクセスできます。
  • 任意の形状のROIボックスの場合は、4回シングルクリックするか、ポイント編集ミニツールバーボタンPopup Edit Points.pngをクリックするか、コンテキストメニューのポイント編集を選択してポイント編集モード(境界線に沿ったハンドルを取得)を開始し、さらに形状を調整できます。

ガジェットは、迅速な結果を生み出すために設計された、特殊な対話型ツールです。作業のスピードアップに役立つ3つの「ホットキー」があります。詳細はこの表をご確認ください。

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