FAQ-827 ボックスチャートのデータポイントをマスクするには?

最終更新日:2020/12/09

Originのバージョンが2020b以降の場合

ボックスチャートのデータポイントをマスクするには、外れ値を表示するか、ボックスの種類で点列を表示して、個々のポイントを示す必要があります。

FAQ827 mask points tool.png
  1. 現プロットのマスクポイント Button Mask On Active Plot.pngまたは、全てのプロットのマスクポイント Button Mask On All Plots.pngをクリックします。
  2. 必要に応じて、スペースキーを使用して選択モードを切り替えます。
  3. マウスでドラッグしてポイントをマスクします。マスクしたポイントはボックスチャートから除外され、再計算されたボックスが表示されます。さらに、ソースワークシートあるいは出力ワークシート上の対応するデータもマスクカラーで表示され、マスクされたことがわかります。
  4. マスク操作ツールバーのマスク解除ボタン Button Disable Or Enables Masking.png をクリックしてマスクポイントの表示を切り替えできます。また、マスクの解除ボタンをクリックしてから、現プロットのデータマスクを外す Button Mask On Active Plot.png または全プロットのデータマスクを外す Button Mask On All Plots.png ボタン(プロット操作・オブジェクト作成ツールバー)をクリックして、マウスドラッグでポイントを選択すると、マスクを外すことができます。または、ワークシートでマスクされたポイントを選択して、範囲のマスク取り外しボタンButton Unmask Range.png をクリックすることもできます。

Origin 2020以前のバージョン

以前のバージョンでは、グラフ上で直接マスクを適用できませんが、次の回避策を使用できます。

  1. データポイントからボックスチャートを作成し、Toolsツールバーにあるデータリーダ ツール Button Data Reader.png を選択します。
  2. マスクを掛けたいポイントを選ぶと、そのポイントのX、Y座標が表示されたデータ情報 ウィンドウが開きます。
  3. データ情報 ウィンドウで右クリックし、メニューのワークシートに行く を選択します。
  4. ワークシートに選択されたポイントの行がハイライト表示されます。
  5. そのデータセットのセルを再度選択して右クリックし、メニューのマスク:マスクを掛けるを選択します。

キーワード:マスク、ボックスチャート、データポイント

必要なOriginのバージョン: Origin 2015 SR0以降