FAQ-1014 Originプロジェクトのサイズを削減するには、どのようにしたらよいでしょうか?

最終更新日:2022/10/19

プロジェクトのファイルサイズが大きすぎる場合は、ファイルサイズを削減するために次のオプションを検討することをお勧めします。

  • プロジェクトをOPJU形式で保存:Origin 2018から新しい、よりコンパクトなプロジェクトファイル形式の.OPJUが導入されました。ディスク容量の節約はプロジェクトに依存しますが、OriginLab社内テストにより、新しい形式は古い .OPJ形式よりもファイルサイズを40%以上節約できることが示されました。詳細はプロジェクトファイルの保存をご覧ください。
  • データコネクタを使用:Origin 2019bから、ASCII/CSV、MS Excelなどの一般的なデータ形式をインポートするためのデータコネクタが導入されました。Originプロジェクトファイルのインポートも可能です。データコネクタは、ローカルまたはWebに保存されたファイルへのライブリンクを維持します。インポートされたデータはプロジェクトファイルと共に保存されませんが、プロジェクトを開いたときにいつでも再インポートできます。これにより、大規模なデータを扱う場合、プロジェクトファイルのサイズがはるかに小さくなります。特に、大きなOriginプロジェクトファイルを関連するデータのサブセットを含むサブプロジェクトに分割し、Originデータコネクタを使用してそれらのプロジェクトファイルからデータを読み取ることができます。サンプルについては、このブログ記事を参照してください: Using an Origin Project as a Data Repository for the Origin Connector
  • プロジェクト保存時にインポートデータを除外: このコンセプトはデータコネクタの使用に似ていますが、データコネクタ経由でインポートされたデータだけでなく、通常の方法でインポートされたデータにも使用できます。このオプションは、ローカルまたはWebに保存されたデータへのライブリンクを維持しません。しかし、ルーチン的に単一のOriginセッション中でインポート、解析、レポート生成をする場合、現在のOriginセッション中に取り込まれたデータを保存する必要はありません。詳細は、Originブログの次の投稿をご覧ください。Exclude Imported Data When Saving the Project.
  • プロジェクトエクスプローラーを使用してフォルダをプロジェクトとして保存する:プロジェクトエクスプローラウィンドウの上部パネル内で、現在のプロジェクトの任意のフォルダーを右クリックして、その内容を新しいプロジェクトファイルに保存できます。詳細は、プロジェクトの一部を新しいプロジェクファイルとして保存をご覧ください。
  • 非接続データセットを確認して削除: 一部のプロジェクトでは、多くのストレージスペースを占有するいくつかの非接続データセット(ルースデータセット)があります。LabTalkコマンドlist s; でそれらを表示でき、del -as; で削除可能です。

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