グラフエクスポートダイアログボックスの設定

The Export Graph Dialog Box-1.png

画像の種類

画像の種類

エクスポートする画像ファイルの種類です。デフォルトはEncapsulated Postscript (*.eps)です。

  • ai:AI
Adobe Illustrator, ベクター形式
  • bmp:BMP
ビットマップ、ラスター形式
  • cgm:CGM
コンピュータグラフィックスメタファイル, ベクター形式
  • dxf:DXF
AutoCAD Drawing Interchange, ベクター形式
  • emf:EMF
拡張メタファイル, ベクター形式
  • eps:EPS
Encapsulated PostScript、ベクター形式
  • gif:GIF
GIF形式、ラスター形式
  • jpg:JPG
JPEG、Joint Photographic Experts Group、ラスター形式
  • pcx:PCX
ペイントブラシ形式のビットマップ、ラスター形式
  • pdf:PDF
Portable Document Format、ベクター形式
  • png:PNG
ポータブル・ネットワーク・グラフィックス,、ラスター形式
  • psd:PSD
Adobe PhotoShop、ラスター形式
  • tga:TGA
Truevision Targa、ラスター形式
  • tif:TIF
TIFF、Tag Image File、ラスター形式
  • wmf:WMF
Windowsメタファイル、ベクター形式
  • svg:SVG
スケーラブル・ベクター・グラフィックス, ベクター形式

グラフを選択

グラフを選択

このオプションを使って、エクスポートするページを選択します。

  • 現在のページ
アクティブなグラフページがエクスポートされます。
  • 現フォルダ中の全て
プロジェクトのアクティブフォルダ内のすべてのグラフがエクスポートされます。サブフォルダのページは含まれません。非表示のページは含まれますが、ワークシートに埋め込まれたページは含まれません。
  • 現フォルダ中のすべて(再帰的に適用)
プロジェクトのアクティブフォルダ内のすべてのグラフがエクスポートされます。サブフォルダは再帰的に含まれます。
  • 現フォルダ中の全て(オープンのもの)
プロジェクトのアクティブフォルダにある開いているすべてのページ(非表示ではない)がエクスポートされます。
  • 現フォルダ中の全て(埋め込みを含む)
プロジェクトのアクティブフォルダ内のすべてのグラフがエクスポートされます。非表示および埋め込みのページが含まれます。
  • プロジェクト中のすべて
プロジェクト内のすべてのグラフがエクスポートされます。非表示のグラフは含まれますが、埋め込みのページは含まれません。
  • 指定
上記以外のオプションです。次のグラフページの項目でページを指定します。

ファイル名

ファイル名

エクスポートされる画像ファイルの名前を指定します。

  • <ロングネーム>
グラフページのロングネームをファイル名として使います。
  • <ショートネーム>
グラフページのショートネームをファイル名として使います。
  • Graph ##
「Graph + インデックス」をファイル名として使用 (グラフページに表示されている同じ順)します。
  • Graph<pound>#
「Graph# + インデックス」をファイル名として使用 (グラフページに表示されている同じ順)し、文字 "#"(<pound>で表現)はファイル名として使います。
置換の有効化

このチェックがついていると、ファイル名の指定にLabTalk置換が使用可能になります。また、ファイル名の下にヒントが表示され、置き換えたファイル名が何になるか表示します。

Note:
  1. ファイル名はキーワードの組み合わせをサポートしています。例えば、「<ロングネーム>-multi」では、ワークシートのロングネームと文字列-multiがエクスポートするファイル名になります。
  2. "#" を表す <pound> は、 グラフインデックスとの組み合わせ以外にも使用できます。例えば、ファイル名を、Graph<pound>2 とすると、表示グラフ名はGraph#2 になります。

パス

パス

エクスポートする画像ファイルを保存するファイルのパスです。

  • <ユーザファイルフォルダ>
ユーザファイルフォルダにエクスポートした画像を保存します。
  • <プロジェクトフォルダ>
現在のプロジェクトファイルがあるフォルダにエクスポートした画像を保存します。

上書き

上書き

エクスポートする画像ファイルと同じ名前のファイルが既に存在する場合に、既存ファイルを上書きするかどうかを指定します。

  • rename:自動名前変更
番号付けして自動で名前を変更
  • replace:置き換え
既存のファイルを置き換えます。
  • skip:スキップ
既存のファイルをスキップします。
  • ask:尋ねる
オプション付きメッセージボックスを開きます。

グラフテーマ

グラフテーマ

エクスポート前にグラフページに適用するグラフテーマを選択します。



tr (エクスポートの設定)

tr(エクスポート設定)ツリーでexpGraphXファンクションのエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr.Treenode:=<value>

サンプル: tr.Margin:=1


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
SpeedMode ページの設定を適用する int 0 元のグラフまたはグラフテーマスピードモードがオンのときに、エクスポートで現在のスピードモード表示を使うかどうかを指定します。
  • 0: ページの設定を適用する
    エクスポートするグラフページのスピードモード設定を使います。スピードモードページ設定は、作図の詳細ダイアログのその他のオプションタブで指定できます。
  • 1: オン
    エクスポートグラフにスピードモードを適用します。
  • 2: オフ
    スピードモードがOrigin内のグラフに適用されていても、エクスポートしたグラフには適用しません。
Margin 余白の制御 int -2 グラフページの余白を指定します。以下のオプションがあります。
  • -2: 自動
    ツール:オプション > ページタブページコピーの設定および、エクスポートの余白編集ダイアログボックスの設定でグラフをエクスポートします。
  • 0:境界
    これは境界枠内のグラフ領域に境界幅のクリップコンボボックスで指定した境界領域を加えて、グラフをエクスポートします。
  • 1:余白詰め
    境界枠内のグラフ領域をエクスポートします。
  • 2:ページ
    グラフウィンドウ内のグラフをエクスポートします。
  • 3:ページ内で余白詰め
    ページ領域内にあるオブジェクトを囲む矩形でグラフをエクスポートします。
BorderWid 境界幅のクリップ int -1

これは、余白の制御境界が選択されている場合のみ利用できます。クリップされる境界幅を指定します。

3D OpenGL

このブランチはOpenGL ベースの3Dグラフをエクスポートする際に、アンチエイリアスタイプについて設定します。アンチエイリアスはエクスポートグラフの画像品質を上げます。この設定は、3D openGLの設定ダイアログでも制御できます。

また、対応する変数をexpGraph Xファンクションで定義しても制御できます。3DOpenGLグラフに関してのシンタックスは「tr.OpenGLGraph.AntiAlias:=<value>」です。

ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
AntiAlias アンチエイリアシング int 1 アンチエイリアスの種類を指定します。
  • 0: アンチエイリアスなし
  • 1: Multi-samples anti-aliasing(マルチサンプルアンチエイリアス)
    最も品質が良いアンチエイリアスを提供しますが、スピードが比較的遅くなります。
  • 2: Fast approximate anti-aliasing(FXAA)(高速近似アンチエイリアス)
    このオプションはMSAA手法よりも早くなりますが、質はそれほど良くありません。

詳細

trツリーのAdvancedブランチで、expGraphXファンクションに対する詳細なエクスポート設定を指定します。これは画像の種類でベクター形式が選択されている場合のみ利用できます。これは、ページ内のシンボル、縦棒/横棒、オブジェクトなどの解像度またはサイズを指定するのに使用し、ベクターファイルにエクスポートする際に、シンボルの湾曲/伸張、縦棒/横棒のサイズが不適切、テキストラベルの間隔などの問題を解決します。ここの設定は、「環境設定:オプション:ページ」での設定に似ています。詳細は、ヘルプを参照してください。

シンタックス: tr.Advanced.Treenode:= <value>

サンプル:
// エクスポートする画像の解像度を指定:
tr.Advanced.Resolution:=0
tr.Advanced.DPI:=300


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
Resolution 解像度の設定/サイズを保存 int 0 グラフをエクスポートする方法を指定します。
  • 0: 解像度の設定
    解像度ボックスの値を使って、シンボル、棒、その他のラスターオブジェクトの解像度を指定します。
  • 1: サイズを保存
    tr1(Image Size)の設定でエクスポートされるグラフのサイズを指定します。
DPI 解像度 Double 300 これは解像度の設定が選択されている場合のみ利用できます。グラフのシンボル、棒、その他のラスターオブジェクトの解像度を指定するのに使用します。

tr1

tr1(画像サイズ)ツリーは、エクスポートする画像のサイズを指定します。

シンタックス: tr1.Treenode:=<value>

サンプル: tr1.Unit:=0 // エクスポートするサイズをインチ単位で指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
ActualSize 元のページサイズ int 元のページの物理的な寸法を表示します。これは読み取り専用です。
CurrentSize 現在のサイズ int エクスポート画像の物理的な寸法を表示します。サイズの指定ページの縦横比にセットされているときのみ利用できます。これは読み取り専用です。
Unit サイズの指定 int 0 エクスポート画像のサイズを設定するときの単位を指定します。
  • 0: インチ
    単位としてインチを使用
  • 1: cm
    単位としてcmを使用
  • 2: ピクセル
    単位としてピクセルを使用
  • 3: ページの縦横比
    エクスポートグラフのサイズを設定するためにページの比率を使用
Rescaling 再スケール int 0 エクスポート前にグラフを再スケール可能です。再スケールしても縦横比は変更されません。
  • 0: 幅
    再スケールに対する幅を選択します。
  • 1: 高さ
    再スケールに対する高さを選択します。
Width 幅に合わせる double 0 これは、再スケールが選択されているときのみ編集できます。エクスポート画像の幅を指定します。高さは自動的に再計算され、高さに合わせる テキストボックスで表示されます。
Height 高さに合わせる double 0 これは、再スケール高さが選択されているときのみ編集できます。エクスポート画像の高さを指定します。幅は自動的に再計算され、幅を合わせる テキストボックスで表示されます。
Width 比(%) double 0 これは、サイズの指定ページの縦横比が選択されているときのみ利用できます。テキストボックスに元のページサイズとの比を入力します。
PixelSize ピクセルサイズ int 0 画像の種類でラスター形式が選択されている場合のみ表示されます。ベクター形式の画像は解像度とは関係ありません。ピクセルサイズは、エクスポートする画像の実際のサイズ(インチ単位)と画像の解像度(DPI)の掛け算で計算されます。

tr2

tr2(画像の設定) は、エクスポートする画像のプロパティを設定するのに使用するオプショングループです。

シンタックス: tr2.SubTree.Treenode:=<value>
サンプル: tr2.BMP.dotsperinch:=300;


AI

tr2 ツリーのAIブランチは、エクスポート画像の種類がAIとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.AI.Treenode:= <value>

サンプル: tr2.AI.profile:=0 // AI プロファイルを使用


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
profile プロファイル int 0 使用するプロファイルを指定します。
  • 0: 標準オプション-AI
    AIプロファイル
  • 1: 標準オプション-EPF
    EPFプロファイル
colortranslation 色変換 int 0 色変換モードを指定します。
  • 0: ノーマル
    ノーマルモード
  • 1: 反転
    色を反転します。
  • 2: 逆グレーのみ
    グレーの色を反転します。
  • 3: グレースケール
    グレースケールのグラフに変換します。
  • 4: 逆グレースケール
    グレースケールのグラフに変換し、反転します。
linemode 線モード int 0 使用する線モードを指定します。
  • 0: デバイス
    デバイスモードを使用します。
  • 1: ストローク
    ストロークモードを使用します。
background 背景矩形 int 0 背景矩形を含めるかどうか指定します。
optimize カラープリンタように最適化 int 0 カラープリンタ用に最適化するかどうかを指定します。
aiformat AIフォーマットを含む int 1 AIフォーマット情報を含めるかどうかを指定します。
aiversion AI バージョン int 0 エクスポートするグラフと互換性を持つバージョンを指定します。利用可能なバージョンは3, 5, 6, 7です。


TIFF

tr2.ai ツリーのTIFF ブランチはTIFFプレビューを含むを選択すると設定できます。

シンタックス: tr2.ai.TIFF.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.ai.TIFF.format:=2 // グラフの色のレベルとして16のグレースケールを使う


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
format 色深度 int 0 グラフのカラーレベルを指定します。
  • 0:モノクロ
    白黒のみ
  • 1: 8色カラー
    8色カラー
  • 2: 16グレー
    16階調のグレースケール
  • 3: 16色カラー
    16色カラー
  • 4: 256グレー
    256階調のグレースケール
  • 5: 256色カラー
    256色カラー
  • 6: 24ビットRGBカラー
    24ビットカラー
datacompression データ圧縮 string none 圧縮法を指定します。
  • なし
    圧縮なし
  • パックビット
    パックビット圧縮
  • MH(Modified Huffman)
    修正ハフマン圧縮
  • LZW
    LZW圧縮
resolution 解像度 int 3 使用する解像度を指定します。
  • 0: 画面
    画面解像度を使用します。
  • 1: プリンタ
    プリンタの解像度を使用します。
  • 2: 元のグラフ
    グラフが持つ解像度を使用します。
  • 3: 手動
    手動で解像度を指定します。
length 長さ double 72 エクスポートするグラフの高さを指定します。解像度手動に設定されている場合のみ利用できます。
width double 72 エクスポートするグラフの幅を指定します。解像度手動に設定されている場合のみ利用できます。

BMP

tr2 ツリーの BMPブランチは、エクスポート画像の種類が BMPとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.BMP.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.BMP.bitsperpixel:="24-bit Color" // エクスポート画像の色深度を指定



ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
dotsperinch DPI解像度 int 300 エクスポートイメージの解像度を指定します。72, 96, 100, 150, 300, 600, 1200から選択します。
bitsperpixel 色深度 string 256 Colors エクスポートするグラフの色深度を指定します。
  • モノクロ
    白黒でグラフをエクスポートします。
  • 16 色カラー
    16色でグラフをエクスポートします。
  • 256 色カラー
    256色でグラフをエクスポートします。
  • 16ビットカラー
    16ビットカラーでグラフをエクスポートします。
  • 24ビットカラー
    24ビットカラーでグラフをエクスポートします。
  • 8ビットグレースケール
    256階調のグレースケール でグラフをエクスポートします。

CGM

tr2 ツリーのCGMブランチは、エクスポート画像の種類がCGMとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.CGM.Treenode:= <value>

サンプル: tr2.CGM.color:="Normal" // 色変換モードをノーマルと指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
profiles プロファイル string Standard Options(ANSI) 使用するプロファイルを指定します。
  • Standard Options(ANSI)
    ANSIの標準CGM
  • ANSI CGM 3.0
    ANSI CGM バージョン3の機能レベル
  • MIL-D-28003(CALS)
    CALS MIL-D-28003 プロファイル
  • MIL-D-28003A(CALS)
    CALS MIL-D-28003Aプロファイル。これはバージョン3の機能レベルをサポートしています。
  • Lotus Freelance Plus(Ver.3.01)
    Lotus Freelance Plus プロファイル
  • Harvard Graphics(Ver.2.3)
    Harvard Graphicsプロファイル
  • Inso GDSF(Ver.1.0)
    Inso GDSF version 1.0
  • Inso GDSF(Ver.2.0)
    Inso GDSF version 2.0
  • ApplauseII
    ApplauseII プロファイル
  • CoreIDraw
    CoreIDraw プロファイル
color 色変換 string Normal 色変換モードを指定します。
  • ノーマル
    ノーマルモード
  • 反転
    色を反転します。
  • 逆グレーのみ
    グレーの色を反転します。
  • グレースケール
    グレースケールのグラフに変換します。
  • 逆グレースケール
    グレースケールのグラフに変換し、反転します。
line 線モード string デバイス 線モードを指定します。
  • デバイス
    デバイスモードを使用します。
  • ストローク
    ストロークモードを使用します。

DXF

tr2ツリーのDXFブランチは、エクスポート画像の種類がDXFとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.DXF.Treenode:= <value>

サンプル: tr2.DXF.color:="Normal" // 色変換モードをノーマルと指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
profiles プロファイル string 標準オプション (Text DXF) 使用するプロファイルを指定します。
  • 標準オプション (Text DXF)
    テキストDXF
  • バイナリDXF
    バイナリDXF
color 色変換 string ノーマル 色変換モードを指定します。
  • ノーマル
    ノーマルモード
  • 逆行列
    色を反転します。
  • 逆グレーのみ
    グレーの色を反転します。
  • グレースケール
    グレースケールのグラフに変換します。
  • 逆グレースケール
    グレースケールのグラフに変換し、反転します。
Units DXFファイルユニット string インチ グラフで使用する単位を指定します。インチ、フィート、ヤード、マイル、mm、cm、kmから選択します。

EPS

tr2 ツリーのEPSブランチは、エクスポート画像の種類がEPSとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.EPS.SubTree.Treenode:= <value>

サンプル: tr2.EPS.PostScript.PSLevel:=3// ポストスクリプトレベルを指定


PostScript

EPSツリーのPostScriptブランチはPostScript設定を指定します。

シンタックス: tr2.EPS.PostScript.Treenode:= <value>

サンプル: tr2.EPS.PostScript.PSLevel:=3// ポストスクリプトレベルを指定


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
PSLevel ポストスクリプトレベル int 2 ポストスクリプトレベルを1、2、3から指定します。
Format データフォーマット int 0 データフォーマットを指定します。
  • 0: ASCII
    ASCII フォーマット
  • 1: バイナリ
    バイナリフォーマット
Colors カラーフォーマット string RGB 色空間を指定します。
  • RGB
    表示で幅広く使用されるRGBモード
  • CMYK
    印刷で幅広く使用されるCMYKモード
DestRastOper 処理 int 2 ラスター形式変換を実行するかどうか指定します。変換が実行されない場合、手法が使われます。
  • 0: Ignore
    ラスター形式に変換しません。
  • 1: ソースコピー
    ソースコピーを使用します。
  • 2: 個別ビットマップ
    個別ビットマップを使用します。
  • 3: 全ビットマップの統合
    全ビットマップを統合します。
DestRastOperRes 解像度 int 150 変換に使用する解像度を指定します。72, 96, 100, 150, 300, 600, 1200にすることができます。

プレビュー

EPSツリーのプレビューブランチはPostScript設定を指定します。

シンタックス: tr2.EPS.Preview.Treenode:= <value>

サンプル: tr2.EPS.Preview.Preview:="None"// プレビューなし


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
Preview プレビュー string なし プレビューモードを指定します。
  • なし
    プレビューなし
  • TIFF
    TIFFプレビュー
  • WMF
    WMFプレビュー
Resolution 解像度 int 1 解像度のレベルを指定します。低、中、高を指定することができます
  • 0: 低
    低レベル
  • 1: 中
    中レベル
  • 2: 高
    高レベル
Compression 圧縮 int 1 圧縮法を指定します。
  • 0: なし
    圧縮なし
  • 1: パックビット
    パックビット圧縮
  • 2: LZW
    LZW圧縮

フォント

EPSツリーのFontsブランチはフォント設定を指定します。

シンタックス: tr2.EPS.Fonts.Treenode:= <value>

サンプル: tr2.EPS.Fonts.FontType:=1// フォントタイプの指定


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
FontType Adobeタイプ int 1 フォントタイプを指定します。1, 3, 42を指定できます。
Embed 埋め込み int 2 フォントの埋め込みモードを指定します。
  • 0: 置換を使用
    フォントを置換します。
  • 1: 組み込みフォントを使用
    組み込みフォントを使用します。グラフをエクスポートする際、「組み込みフォント」を選択するとアプリケーションのテキスト編集が行えます。
  • 2: アウトラインフォントを使用
    アウトラインフォントを使用します。
TrueType 常にTrue Typeを使う int 0 True Typeを常に使うかどうか指定します。
VectorFontThickness ベクトル線の太さ double 0 ベクトルの太さを定義します。0.2, 0.5, 1, 1.5, 2を指定できます。

SemiTrans

EPSツリーのSemiTransブランチはエクスポートする際の半透明領域の設定を指定します。

シンタックス: tr2.EPS.SemiTrans.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.EPS.SemiTrans.SemiTransOpt:=0 // 半透明領域を不透明として描く

ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
SemiTransOpt int 1 グラフの半透明領域をEPSにエクスポートする方法を指定します。以下のオプションがあります。
  • 0: 不透明として作画
    半透明領域を不透明として描きます。
  • 1:デフォルト解像度のラスターで作画
    デフォルトの解像度で半透明の領域を描きます。
  • 2: ラスターとして作画
    解像度を指定してラスターとして半透明の領域を描きます。
DestRastOperRes 解像度 double 300 半透明の領域をラスターとして描くとき、解像度を指定します。GUIでは、ドロップダウンリストで100, 150, 300を指定できます。他の値を解像度として入力することもできます。SemiTransOpt が 2のときのみ利用できます。

圧縮

EPSツリーのCompression ブランチはラスターに対して圧縮を有効にするかどうかを指定します。

シンタックス: tr2.EPS.Compression.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.EPS.Compression.Enabled:=0 // ラスター圧縮を有効にしない

ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
Enabled 有効にする int 1 ラスター圧縮を有効にするかどうかを指定します

GIF

tr2ツリーのGIFブランチは、エクスポート画像の種類がGIFとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.GIF.Treenode:= <value>

サンプル:tr2.GIF.bitsperpixel:="24-bit Color" // エクスポート画像の色深度を指定


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
dotsperinch DPI解像度 int 300 エクスポートする画像の解像度を指定します。72, 96, 100, 150, 300, 600, 1200にすることができます。
bitsperpixel 色深度 string 256 色カラー 色深度を指定します。
  • モノクロ
    白黒でグラフをエクスポートします。
  • 16 色カラー
    16色でグラフをエクスポートします。
  • 256 色カラー
    256色でグラフをエクスポートします。
  • 8ビットグレースケール
    256階調のグレースケール でグラフをエクスポートします。

JPG

tr2ツリーのJPGブランチは、エクスポート画像の種類がJPGとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.JPG.Treenode:= <value>

Example: tr2.JPG.dotsperinch:=300 // エクスポートするグラフの解像度を指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
dotsperinch DPI解像度 int 300 エクスポートする画像の解像度を指定します。72, 96, 100, 150, 300, 600, 1200にすることができます。
bitsperpixel 色深度 string 24ビットカラー エクスポートするグラフの色深度を指定します。
  • 24ビットカラー
    24ビットカラーでグラフをエクスポートします。
  • 8ビットグレースケール
    256階調のグレースケール でグラフをエクスポートします。
Compression 圧縮 int 0 圧縮レベルを定義します。0から255までの整数値で指定します。エクスポートするファイルのサイズは、圧縮レベルが高くなると、小さくなります。

PCX

tr2ツリーのPCXブランチは、エクスポート画像の種類がPCXとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.PCX.Treenode:= <value>

Example: tr2.PCX.dotsperinch:=300 // エクスポートするグラフの解像度を指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
dotsperinch DPI解像度 int 300 エクスポートする画像の解像度を指定します。72, 100, 150, 300, 600, 1200にすることができます。
bitsperpixel 色深度 string 256 色カラー エクスポートするグラフの色レベルを指定します。
  • モノクロ
    白黒のみ
  • 16 色カラー
    16色カラー
  • 256 色カラー
    256色カラー
  • 24ビットカラー
    24ビットカラー
  • 8ビットグレースケール
    エクスポート画像は、256階調のグレースケールとなります。

PDF

tr2 ツリーのPDFブランチは、エクスポート画像の種類がPDFとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.PDF.SubTree.Treenode:= <value>

サンプル: tr2.PDF.PDF.ColorTranslation:=3// 色変換モードを指定


PDF

PDFツリーのPDFブランチは基本設定を指定します。

シンタックス: tr2.PDF.PDF.Treenode:= <value>

サンプル: tr2.PDF.PDF.ColorTranslation:=3// 色変換モードを指定



ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
ColorTranslation 色変換 int 0 色変換モードを指定します。
  • 0: ノーマル
    ノーマルモード
  • 1: 反転
    色を反転します。
  • 2: 逆グレーのみ
    グレーの色を反転します。
  • 3: グレースケール
    グレースケールのグラフに変換します。
  • 4: 逆グレースケール
    グレースケールのグラフに変換し、反転します。
LineMode 線モード int 0 線モードを指定します。
  • 0: デバイス
    デバイスモードを使用します。
  • 1: ストローク
    ストロークモードを使用します。
FillMode 入力モード int 0 グラフをエクスポートするときに使用する塗りつぶしモードを指定します。
  • 0: デバイス
    デバイスモードを使用します。
  • 1: ストローク
    ストロークモードを使用します。
BackGround 背景矩形 int 0 背景矩形を含めるかどうか指定します。
DestRastOper 処理 int 2 ラスター形式変換を実行するかどうか指定します。変換を実行する場合は、使用する方法を指定します。
  • 0: なし
    ラスター形式に変換しません。
  • 1: ソースコピー
    ソースコピーを使用します。
  • 2: 個別ビットマップ
    個別ビットマップを使用します。
  • 3: 全ビットマップの統合
    全ビットマップを統合します。
DestRastOperRes 解像度 int 72 変換に使用する解像度を指定します。72, 96, 100, 150, 300, 600にすることができます。
AppendStringsToMetadata メタデータにテキストを追加 int 0 すべてのテキストをPDFファイルの終わり近くに追加されるメタデータに追加するかどうかを指定します。このチェックボックスにチェックをつけると、追加されたテキストがUTF-8で保存され、Adobe ReaderCtrl + Shift + Fでテキストを検索できます。

この変数は3Dグラフでは機能しないので注意してください。

データ圧縮

PDFツリーの圧縮ブランチは基本設定を指定します。

シンタックス: tr2.PDF.Compression.Treenode:= <value>

サンプル: tr2.PDF.Compression.ClrImageCompression:=1// 色の圧縮モードを指定



ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
ClrImageCompression カラーイメージ int 6 色圧縮モードを指定します。
  • 0: なし
    圧縮なし
  • 1: JPEG 高
    JPEGの高圧縮を使います。
  • 2: JPEG 高中
    JPEGの高中圧縮を使います。
  • 3: JPEG 中
    JPEGの中圧縮を使います。
  • 4: JPEG 中低
    JPEGの中低圧縮を使います。
  • 5: JPEG 低
    JPEGの低圧縮を使います。
  • 6: Flate
    フレート圧縮を使います。
MnImageCompression モノクロイメージ int 4 モノクロ圧縮モードを指定します。
  • 0: なし
    圧縮なし
  • 1: CCITT グループ3
    CCITT Group 3互換
  • 2: CCITT グループ4
    CCITT Group 4互換
  • 3: Run-Length エンコード
    Run-lengthエンコーディングを使います。
  • 4: Flate
    フレート圧縮
TextCompression グラフィックテキスト int 1 テキスト圧縮モードを指定します。
  • 0: なし
    圧縮なし
  • 1: Flate
    フレート圧縮
ASCIIEncoding ASCIIエンコード int 0 ASCII エンコードを使用するかどうかを指定します。

フォント

PDFツリーのフォントブランチはPostScript設定を指定します。

シンタックス: tr2.PDF.Fonts.Treenode:= <value>

サンプル: tr2.PDF.Fonts.Embed:=1// フォントの埋め込みモードを指定



ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
Embed 埋め込み int 0 フォントの埋め込みモードを指定します。
  • 0: 記述子のみ
    記述子のみを含みます。
  • 1: 埋め込み
    グラフにフォントを埋め込みます。グラフをエクスポートする際、「埋め込み」を選択するとアプリケーションのテキスト編集が行えます。
  • 2: アウトライン
    アウトラインフォントを使用します。
OutLineMode アウトラインモード int 0 CompactまたはAdobe Type 3から選択できます。
StrokeWidth ストローク幅 int 2 フォントのストローク幅を指定します。これは、細、標準、やや太い、太いにすることができます。
FontSubstitution フォント置換 int 0 フォント置換を実行するかどうがかを指定します。
TrueType True Typeを使う int 0 True Typeフォントを使用するかどうかを指定します。

PNG

tr2 ツリーのPNGブランチは、エクスポート画像の種類がPNGとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.PNG.Treenode:= <value>

Example: tr2.PNG.dotsperinch:=300 // エクスポートするグラフの解像度を指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
dotsperinch DPI解像度 int 300 エクスポートイメージの解像度を指定します。72, 100, 150, 300, 600, 1200から選択します。
bitsperpixel 色深度 string 256 色カラー エクスポートするグラフの色深度を指定します。
  • モノクロ
    白黒でグラフをエクスポートします。
  • 16 色カラー
    16色でグラフをエクスポートします。
  • 256 色カラー
    256色でグラフをエクスポートします。
  • 24ビットカラー
    24ビットカラーでグラフをエクスポートします。
  • 8ビットグレースケール
    256階調のグレースケール でグラフをエクスポートします。

PSD

tr2ツリーのPSDブランチは、エクスポート画像の種類がPSDとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.PSD.Treenode:= <value>

Example: tr2.PSD.dotsperinch:=300 // エクスポートするグラフの解像度を指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
dotsperinch DPI解像度 int 300 エクスポートイメージの解像度を指定します。72, 100, 150, 300, 600, 1200から選択します。
bitsperpixel 色深度 string 256 色カラー エクスポートするグラフの色深度を指定します。
  • モノクロ
    白黒でグラフをエクスポートします。
  • 256 色カラー
    256色でグラフをエクスポートします。
  • 24ビットカラー
    24ビットカラーでグラフをエクスポートします。
  • 8ビットグレースケール
    256階調のグレースケール でグラフをエクスポートします。

TIF

tr2 ツリーのTIFブランチは、エクスポート画像の種類がTIFとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.TIF.Treenode:= <value>

Example: tr2.TIF.dotsperinch:=300 // エクスポートするグラフの解像度を指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
dotsperinch DPI解像度 int 300 エクスポートイメージの解像度を指定します。72, 96, 100, 150, 300, 600, 1200から選択します。
ColorSpace 色空間 string RGB グラフをエクスポートするときに使用する色空間を指定します。
  • RGB
    この色空間は画面表示で広く使われています。主要な色として、赤、緑、青が使われます。
  • CMYK
    この色空間は印刷で広く使われています。主要な色として、シアン、マゼンタ、黄色、黒が使われます。
  • YCbCr
    この色空間はビデオやデジタル写真システムで広く使われています。この色空間では、Yはluma成分で、CbおよびCrは青と赤のchroma成分です。
bitsperpixel 色深度 string 256 色カラー エクスポートするグラフの色深度を指定します。
  • モノクロ
    白黒でグラフをエクスポートします。
  • 16 色カラー
    16色でグラフをエクスポートします。
  • 256 色カラー
    256色でグラフをエクスポートします。
  • 24ビットカラー
    24ビットカラーでグラフをエクスポートします。
  • 8ビットグレースケール
    256階調のグレースケール でグラフをエクスポートします。
Compression 圧縮 string なし 圧縮法を指定します。
  • なし
    圧縮なし
  • PackBits
    パックビット圧縮
  • LZW
    LZW圧縮

.TGA

tr2ツリーのTGAブランチは、エクスポート画像の種類がTGAとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.TGA.Treenode:= <value>

Example: tr2.TGA.dotsperinch:=300 // エクスポートするグラフの解像度を指定する


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
dotsperinch DPI解像度 int 300 エクスポートイメージの解像度を指定します。72, 100, 150, 300, 600, 1200から選択します。
bitsperpixel 色深度 string 256 色カラー エクスポートするグラフの色深度を指定します。
  • 256 色カラー
    256色でグラフをエクスポートします。
  • 16ビットカラー
    16ビットカラーでグラフをエクスポートします。
  • 24ビットカラー
    24ビットカラーでグラフをエクスポートします。
  • 8ビットグレースケール
    256階調のグレースケール でグラフをエクスポートします。

WMF

tr2ツリーのWMFブランチは、エクスポート画像の種類がWMFとして選択されている場合にエクスポート設定を指定します。

シンタックス: tr2.WMF.Treenode:= <value>

サンプル: tr2.WMF.Placeable:=1 // 配置可能なフォーマットを使用


ツリーノード ラベル データ型 デフォルト 説明
Placeable 配置用 int 1 配置可能なフォーマットを使用するかどうかを指定します。