3D OpenGL設定ダイアログ

3D OpenGLの設定ダイアログは、Originメニューから環境設定:3D OpenGLの設定を選択するか、以下のLabTalkスクリプトをスクリプトウィンドウで実行します。

system.opengl();

3D OpenGL設定ダイアログ

OpenGL 情報

このブランチはローカルコンピュータに組み込まれているOpenGLの情報を読み取り専用で表示します。

ベンダーはグラフィックカードの販売元です。

デバイスはグラフィックカードの名称です。

バージョンはOpenGLのバージョン情報です。

OpenGLのより詳細な情報を入手するには、3D OpenGLグラフを作成して以下のスクリプトをコマンドウィンドウかスクリプトウィンドウで実行して出力結果を得ます。

type -glv;
		

設定

透明度を有効にするかどうかを指定します。

透明度を有効にする 透明度を有効にするかどうかを指定します。これは、システム変数@OGLTでも制御できます。
  • 有効
  • 無効

Note: OpenGLのバージョンが2.1よりも低い場合、透明度は無効になっています。

アンチエイリアスを有効にする アンチエイリアスを有効にするかどうかを指定します。以下のオプションが指定されている場合、ヒントメッセージが表示されます。また、これはシステム変数@OGLFAで制御されています。
  • アンチエイリアスなし
  • Multi-samples anti-aliasing(マルチサンプルアンチエイリアス)
これは、最もよい品質のアンチエイリアスを提供しますが、スピードが比較的遅くなります。
  • Fast approximate anti-aliasing(FXAA)(高速近似アンチエイリアス)
このオプションはMSAA手法よりも早くなりますが、質はそれほど良くありません。

Note: アンチエイリアスはOpenGLバージョンが2.1.0以下(2.1.0を含む)では動かない可能性があります。

アンチエイリアスをエクスポート・印刷で有効にする エクスポート時や印刷時にアンチエイリアスを有効にするかどうか指定します。システム変数@OGLFAEで制御されています。

オプションはアンチエイリアスを有効にするドロップダウンリストと同じです。

ディスプレイリストを有効にする ディスプレイリストを使用するかどうかを指定します。システム変数@OGLDLでも制御されます。

これはOpenGLのバージョンがIntel3.3よりも高いもので利用できます。もし透明度を有効にしたときにプロットが非表示になる場合はこれを使用してください。

Note:@OGLDL=0はディスプレイリストを無効にし、@OGLDL=1は有効にする事を示します。