3D OpenGL と GDI グラフ

GDIグラフと比較すると、3DOpenGLグラフは作図形式や編集といった様々な点が改善されています。次の表は、3D OpenGLグラフの強化された機能とその操作手順を示します。

XYZデータによる3D曲面と3D棒グラフ

作図:3D曲面

作図:3Dシンボル/棒/ベクトルグラフ:3D棒グラフ

3Dパラメトリック関数グラフ 新規作成:関数グラフ:3Dパラメトリック関数グラフ
投影付き3Dカラーマップ曲面図 作図:3D曲面:投影図付きの3Dカラーマップ曲面
3Dグラフの回転、サイズ変更および引き伸ばし

プロットの余白部分を1回クリックして、フローティング3Dボタンを表示します。

範囲をリサイズまたは移動:グラフ範囲のサイズ変更と移動が可能です。

回転:ホットスポットを選択し、ドラッグしてグラフを回転します。

リサイズ:軸をドラッグしてプロットの軸または平面を引き伸ばしを行います。

傾き(せん断が有効なとき):2方向の軸をドラッグしてオフセットの値を変更します。

3Dグラフのライティング効果

作図の詳細:ライティングでライトの効果を編集できます。

スタイルツールバー:ライティング制御ダイアログボタンButton Lighting Control Dialog.png

Z方向に移動 - スケール範囲(パーセント)は0から100まで
  • 3D曲面図では、作図の詳細:面で、Z方向に移動 - スケール範囲(パーセント)は0から100までにチェックを付け、移動させる値を入力します。
  • 3D散布図では、作図の詳細:コントロールを編集で、Z方向に移動 - スケール範囲(パーセント)は0から100までにチェックを付け、移動させる値を入力します。
  • 3D棒グラフでは、作図の詳細:アウトラインで、Z方向に移動 - スケール範囲(パーセント)は0から100までにチェックを付け、移動させる値を入力します。
3Dラベル(散布図/3D棒/XYY棒) 作図の詳細(プロット属性):ラベル
3D散布図の特定ポイント選択と編集

散布図ポイントを一度クリックして全て選択し、もう一度クリックして特定のポイントを選択します。

右クリックして、ポイントの編集を選択すると作図の詳細が開き、編集可能です。

エラーバーの設定
  • キャップの設定

作図の詳細:エラーバーを開き、Zエラーエラーデータを選択してキャップの編集を行います。

  • X/Y 軸設定

作図の詳細:エラーバーを開き、XエラーYエラーエラーデータを選択してキャップの編集を行います。

  • XYY棒と3D棒グラフのZ方向のエラーバー

作図の詳細:エラーバー

3D曲面図と3D棒グラフの交差をサポート
  • 3D曲面図(XYZZワークシート)では、複数のZ列を選択して作図:3D曲面を選択します。
  • 3D曲面図(複数行列オブジェクト)では、作図:3D曲面:複合カラーマップ曲面複合色付き曲面をクリックします。
  • 3D棒グラフ(XYZZワークシート)では、複数のZ列を選択して作図:3D シンボル/棒/ベクトル:3D ベクトルD棒を選択します。
  • 3D棒グラフ(複数行列オブジェクト)では、作図:3D シンボル/棒:3D ベクトルD棒
最小値から棒を描く(XYY棒または3D棒グラフ) 作図の詳細(プロット属性):アウトライン:基準面:最小
3D軸平面の透過率と平面の縁の編集

作図の詳細(レイヤ属性):平面:XY/YZ/ZX:透明度

作図の詳細(レイヤ属性):平面:平面の縁

任意の軸位置と軸平面
  • 軸ダイアログ:X/Y/Z軸:線とラベル:軸:軸位置
  • 作図の詳細(レイヤ属性):平面

位置下からの%か、位置=にして位置の値を編集

OpenGLのバージョンが2.1以上のときのアンチエイリアシング

3Dグラフのアンチエイリアシング:環境設定:3D OpenGLの設定(設定セクション):アンチエイリアスを有効にする

Z方向のクリッピング 作図の詳細(レイヤ属性):その他の3Dオプション:クリッピング:Z
3Dカラーマップ三点曲面/散布図

カラーマップ曲面:

  1. 作図:3D曲面:3Dカラーマップ三点曲面
  2. 作図の詳細(プロット属性):塗りつぶし:有効にする:カラーマップ
  3. 作図の詳細(プロット属性):カラーマップ/等高線:レベル

散布図:

  1. 3D 三点曲面図を作成します。
  2. 作図の詳細(プロット属性):作図形式を3D散布図/トラジェクトリ/ベクトルに変更
3Dグラフの編集範囲(行列形式)
  1. 範囲編集ダイアログボックスを開く:作図のセットアップ:範囲/レイヤ内容:範囲/グラフで右クリックし、領域の編集を選択
  2. 3Dグラフ範囲を編集:自動のチェックをはずし、カンマに範囲を入力
3Dグラフのせん断
  1. 作図の詳細(レイヤ属性):その他の3Dオプション:せん断を有効にする;
  2. グラフの空白部分をクリックして、傾きボタンをクリックし、表示を傾ける
3Dグラフの軸破断 フォーマット:軸スケール:X軸...軸破断
3D OpenGL 散布図の2Dシンボルタイプ追加

作図の詳細(プロット属性):シンボル:シンボルの種類:2Dとし、三角形のボタンをクリックしてシンボルの形状を選択