グラフ（レイアウト）にワークシートを挿入する

Graph-InsertWks

以前は、ワークシートを挿入するときに、挿入したオブジェクトのサイズを変更してワークシートを表示する必要がありました。さらに、シートの下に空の行が挿入され、挿入されたオブジェクトのサイズを慎重に変更することによってのみ非表示にすることができました。ワークシートの挿入機能は、Origin 2023で改善されました。

アクティブなグラフやレイアウトページに既存のワークシートを追加するには

1. メニューから挿入: ワークシートを選択します。またはワークシートを挿入ボタン (プロット操作・オブジェクト作成ツールバー、グラフの挿入のあるボタン群) をクリックします。なお、レイアウトページでは、右クリックしてワークシートの追加を選択します。
2. シートブラウザでワークシート選択します。ブラウザのリストでは、最近アクティブだったワークシートが太字で表示されます。OKをクリックして挿入します (2023より前のバージョンでは、挿入後にワークシートをマウスでドラッグする必要があります)。

   

3. 青い選択ハンドルを使用して、必要に応じてワークシートを再スケーリングします。

その他の注意事項：

• 挿入されたワークシートのソースを特定するには、グラフまたはレイアウトでワークシートを選択し、検索ツールのすぐ右にあるステータスバーの左下隅を確認します。
• デフォルトでは、挿入されたワークシートはレイヤフレームに接続されます。

挿入された表のフォーマット

ワークシートの書式設定がさらに改善されました。バージョン2023以降では、ページレベルの縞模様 (行)ミニ ツールバーボタンが追加されており、ユーザが選択した2つの色で行の色を交互に切り替えることができます。

さらに、挿入されたワークシートを選択すると、セルの塗りつぶしの色、枠の太さ、グリッド線などを素早く変更するためのボタンを備えたミニツールバーが生成されます。

ワークシートを挿入したら、元のシートに変更を加えることができますが、それらの更新を挿入されたシートにも適用するには、挿入されたシートのミニツールバーのワークシートから更新ボタンをクリックする必要があります。

空の表オブジェクトの挿入

特にバージョン2023以降では、上記の方法が望ましいですが、グラフやレイアウトウィンドウに空の表オブジェクトを挿入し、編集してデータや書式設定などを追加することもできます。