wsplit


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データ整形:ワークシートの分割

概要

行/列または参照列の値でワークシートを分割します

追加の情報

必要なOriginのバージョン: Origin 8.6 以降

部分ワークシートの分割、参照列による分割、結果シート名の事前設定は2017b以上が必要です。

値と条件の両方に従う参照列による分割は2021が必要です。

コマンドラインでの使用法

1. wsplit mode:=row row:=5;

2. wsplit mode:=label label:=L keep:=1;

3. wsplit mode:=ref ref:=[Book1]Sheet1!A name:=<[<%N_%V>]>;

4. wsplit mode:=ref ref:=[Book1]Sheet1!D refmode:=change turnpoint:=pregroup refsort:=desc;

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力ワークシート iw

入力

Worksheet

<active>
分割する範囲を指定します。ワークシート全体または列範囲です。
分割モード mode

入力

int

0
入力ワークシートの分割方法を指定します。

オプションリスト:

  • col:列番号による
    n 列ごとに新しいワークシートに分解します。の数nを指定します。
  • row:行番号による
    n 行ごとに新しいワークシートに分解します。の数nを指定します。
  • label:列ラベルによる
    指定されたラベル行に同じラベルがある列は、同じワークシートに分割されます。ラベルのある列ラベルを指定します。
  • ref: 参照列
    参照列の値と条件で、行がグループ化され新しいワークシートに分割されます。
列数 col

入力

int

2
分割モード列番号によるにしたときに有効です。指定したn 行ごとに新しいワークシートを作成します。
行数 row

入力

int

2
分割モード行の数によるにしたとき有効です。指定したn 行ごとに新しいワークシートを作成します。
列ラベル label

入力

string

分割モード列ラベルによるにしたときに有効です。ラベル行文字を使用してラベル行を指定します。 各列ラベル行を示す文字についてはColumn Label Row Charactersを参照してください。
参照列 ref

入力

Range

<unassigned>
分割モード参照列にしたとき有効です。グループ化変数を含む列を指定します(複数選択可)。
分割 refmode

入力

int

0

選択した参照列に従ってワークシート行を分割する方法を指定します。

このコントロールは参照列ボックスで1つの参照列を選んでいる場合にのみ有効になります。 オプションリスト:

  • 0=val:値による
    参照列の値に従ってワークシートの行を分割します。参照列に同じ値を持つ行が分割され、結果ワークシートに抽出されます。許容値を指定します。これはデフォルトで選択されています。
  • 1=change:方向変更による
    参照列の値の方向が昇順から降順、またはその逆に変更されたときに、ワークシートの行を分割します。
  • 2=reset:方向リセットによる
    参照列の値の上昇/下降が基本にリセットされたら、ワークシートの行を分割します。
  • 3=refval:値の変更による
    参照列の値が変更されたときにワークシートの行を分割します。許容値を指定します。
許容値 tol

入力

double

1E-8
分割モード参照列に、かつ分割値による/値の変更によるにしたときに有効です。数値が変化するかどうかを判断するときに考慮される許容誤差を指定します。
各曲点を含める turnpoint

入力

int

1
分割方向変更によるを選んだ際に、前のグループか次のグループどちらに曲点を含めるのかを指定します。

オプションリスト:

  • 0=pregroup:前のグループ
    ワークシート列を分割した際に前のグループに曲点を含める
  • 1=nextgroup:次のグループ
    ワークシート列を分割した際に次のグループに曲点を含めるこれはデフォルトで選択されています。
結果内に参照列を保持 keepref

入力

int

1
分割結果に参照列データを出力します。
参照列による結果を並べ替え refsort

入力

int

0
結果内に参照列を保持をチェックしたときに、参照列の対応する値に従って、結果列をソートするかどうかを指定します。このチェックボックスは、分割コントロールを方向変更によるまたは方向リセットによるにしたときにのみ使用できます。

オプションリスト:

  • 0=unsorted:ソートなし
    元の行の順番を維持し、ソートしません。
  • 1=asc:昇順
    参照列で対応する値の昇順で結果ワークシートの結果行をソートします。
  • 2=desc:降順
    参照列で対応する値の降順で結果ワークシートの結果行をソートします。
欠損値を除外 missing

入力

int

1
空のセルや欠損値("--")を含むセルを出力から除外します。
列の数式を結果にコピーする copyform

入力

int

0
元のワークシートに列の数式がある場合、式をどう扱うか設定します。

オプションリスト:

  • 0=none:なし
    列の数式をコピーしません。
  • 1=copyexc:コピーして実行
    列の数式を結果シートにコピーして実行します。
  • 2=copy:式のテキストをコピー
    列の数式を結果シートにコピーしますが、実行しません。必要に応じて手動で実行します。
ショートネームを維持 sn

入力

int

0
新しいワークシートに分割した後、列のショートネームを保持するかどうかを指定します。

Note Origin 2017から、列のショートネームは、アルファベット順に制限されます。初期設定ではこれは編集出来ません。ショートネームを維持オプションはGUIでは非表示です。(ページ下部のノートをご覧ください)スクリプトユーザは、@SSGの値に関らず、sn:=1を使って編集されたショートネームを出力することが可能です。

最初のN列を保持する fixcol

入力

int

0
分割モード列番号によるまたは列ラベルによるにしたときに有効です。ソースワークシートの最初のn列を指定して、分割された全ての結果シートにおいても保持されるようにします。これらの最初のn列は、列番号によるまたは列ラベルによるから除外されます。
元のワークシートの維持 keep

入力 int

1
元のワークシートをそのまま残します。チェックを付けないと元のワークシートは削除されます。
スパークラインを表示する sparkline

入力 int

1
出力ワークシートの列のスパークラインを表示します。
出力ワークシート owp

出力

WorksheetPage

<new>
出力ワークシートを指定します。
結果シート名事前設定 name

入力

string

%V

%N = あればロングネームなければショートネーム
%C = データセット名
%M = コメント
%U = 単位
%V = セル値(グループ変数)を参照

変数は組み合わせ可能で、任意テキストを含めることもできます(%N=%V など)。単一、組み合わせ、任意テキストとの組み合わせのどの場合も、次のサンプルのように変数は保護されます。

wsplit mode:=ref ref:=[Book1]Sheet1!A name:=<[<%N_%V>]>;

説明

このXファンクションは、指定された方法でワークシートの複数列を複数のワークシートに分割します。

関連するXファンクション

wsplit_book