reducerows

内容

  1. 1 概要
  2. 2 追加の情報
  3. 3 コマンドラインでの使用法
  4. 4 変数
  5. 5 説明
  6. 6 サンプル
  7. 7 関連のXファンクション

概要

選択した列でNポイント分の統計値をNポイントごとに置き換える

追加の情報

必要なOriginのバージョン: Origin 8.1 SR0以降

コマンドラインでの使用法

reducerows npts:=3 method:=first

変数

表示名 変数名 I/Oとタイプ デフォルト値 説明
入力 irng

入力

Range

<active>

入力データ範囲を指定します。
ポイント数 npts

入力

int

5

グループサイズnを指定します。入力範囲のn個のデータポインント毎に1つのデータポイントに統合します。
統合する方法 method

入力

int

0

一連のデータポイントを統合する値を指定します。

オプションリスト

  • first:最初のポイント
    N個のデータポイントをグループ内の最初の値で置き換えます。
  • last:最後のポイント
    N個のデータポイントをグループ内の最後の値で置き換えます。
  • ave:平均
    N個のデータポイントをグループ内の平均の値で置き換えます。
  • min:最小
    N個のデータポイントをグループ内の最小の値で置き換えます。
  • max:最大
    N個のデータポイントをグループ内の最大の値で置き換えます。
  • sum:合計
    N個のデータポイントをグループ内の合計の値で置き換えます。
  • sd:SD
    N個のデータポイントをグループ内の標準偏差の値で置き換えます。
出力 rd

出力

ReportData

[<入力>]<新規>

出力範囲を指定します。

説明

reducerows XファンクションはN行ごとのデータをデータの記述統計値と置き換えます。

サンプル

次の例は、1度にいくつかのデータ行を削減する方法を示すものです。

  1. ファイル:インポート:単一ASCIIファイルと選択して<Origin フォルダ>\Samples\Signal Processingの中にある fftfilter1.dat ファイルをインポートします。
  2. 列Bを選択してメニューから作図:線図:折れ線を選択して、折れ線グラフを作成します。
    Reducerow11.png
  3. ワークブックをアクティブにして、B(Y)列が選択されたままであることを確認します。コマンドウィンドウreducerows -d と入力し、Xファンクションイアログボックスを開きます。
  4. データポイントの数5にセットします。
  5. 統合ドロップダウンリストから最初のポイントを選択します。
  6. 出力として、[<新規>]<新規> をセットします。
    Reducerows22.png
  7. OK ボタンをクリックします。結果は新しいワークシートに出力されます。
  8. 新しいワークシートのA列を選択し、作図: 線図: 折れ線とOriginメニューから操作して、グラフを作図します。
    Reducerow33.png

他のサンプルについては、XFスクリプトダイアログ(F11を押す)をご覧下さい。

関連のXファンクション

stats, reducexy, reducedup