patternD

内容

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列:列値の一律設定:日付/時間の値のセット

概要

選択した列に対して日付/時間のデータ型を入力します

追加の情報

必要なOriginのバージョン: Origin 9.1 SR0以降


コマンドラインでの使用法

1.patternD display:=3 from:=0. to:=30. unit:=day;//型式がMM/DD である日付のデータを作成、今日から30日後までの毎日を入力

2.patternD irng:=[Book1]1!(1,3) format:=time display:=1 from:=0.41666666666666669 to:=0.625 inc:=30 unit:=min onerepeat:=3 seqrepeat:=2;//型式がHH である一般的な時間のデータを作成、Book1 Sheet1 の列1から列3までを埋める

変数

表示名 変数名 I/Oとタイプ デフォルト値 説明
入力 irng

入力

Range

<active>
値を入力したい列の範囲を選択します。
format

入力

int

0
作成するデータの形を指定します。

オプションリスト

  • 0:日付
    入力されるデータセットは日付形式になります。
  • 1:時間
    入力されるデータセットは時間形式になります。
表示 display

入力

int

0
日付/時間データの表示形式を指定します。オプションのインデックス番号はpatternD ダイアログボックス表示ドロップダウンリストに掲載されています。インデックス番号は0から始まります。
カスタム表示 custom

入力

string

<unassigned>
この変数は表示カスタム表示を選択した時のみ使用できます。(つまり、日付の場合は表示が21(インデックス番号)、時間の時は表示が17(インデックス番号)を挿している時になります。)この変数は日付/時間データのカスタム形式を指定します。詳細はカスタム日付形式ページをご覧ください。
開始 from

入力

double

1
作成する期間の開始値を指定します。0はシステム日付で0:00を、-1はシステム日付の1日前の日付(0:00)、1はシステム日付の1日後の日付(0:00)を意味します。
終了 to

入力

double

10
作成された期間の終了値を指定します。0はシステム日付で0:00を、-1はシステム日付の1日前の日付(0:00)、1はシステム日付の1日後の日付(0:00)を意味します。
増分 inc

入力

double

1
作成された期間の増分を指定します。増分が整数ではない場合、繰り上げされて入力値は整数になります。
増分の単位 unit

入力

int

2
増分の単位を指定します。

オプションリスト

  • sec:{0}
  • min:{1}
  • hour:時間{2}
  • day:日にち{3}
  • week:週{4}
  • mon:月{5}
  • year:年{6}
モード mode

入力

int

0
作成されたデータがどのように配置されるか指定します。

オプションリスト

  • 0:繰り返し
  • 作成されたデータの期間の値は選択された列を昇順/降順で入力します( Inc が正の数の場合昇順になり、負の数の場合は降順になります)。また、繰り返しの数を各値あるいは期間全体(onerepeatseqrepeat)に対して定義する事も可能です。これにより、データセットサイズを定義する事ができます。
  • 1:ランダム配置データ
  • 選択された各列のセルに対して、作成された期間から値がランダムに設定されて入力されます。値のsizeを設定する事で作成するデータセットの大きさは指定できます。
各値に対する繰り返し時間 onerepeat

入力

int

1
Mode変数が0:繰り返しにセットされている場合のみ、制御できます。生成されたデータ期間の中で各値が何回繰り返されるか指定します。
そのシークエンスに対する繰り返し回数 seqrepeat

入力

int

1
Mode変数が0:繰り返しにセットされている場合のみ、制御できます。生成されたデータ期間の中でデータセット全てが何回繰り返されるか指定します。
全てのセットの回数 size

入力

int

10
Mode変数が1:ランダム配置データにセットされている場合のみ、入力できます。現在の設定で作成されるデータの数がデータセット全体でいくつになるのか指定します

説明

この関数のGUIアクセスについては、このヘルプファイル参照してください。

サンプル

  1. 2つの列を含む、新しいワークブックを作成します。
  2. 列Aを選択して次のスクリプトを実行します。
    patternD format:=time display:=17 custom:="hh':'mm':'ss T" from:=0.41666666666666669 to:=26.458333333333332 inc:=30 unit:=min mode:=random size:=100;
    このスクリプトは列Aを30分ごとにカスタムフォーマット「hh':'mm':'ss T」で午前10時から午後10時までのシステム日付の時間をランダム配置でデータセットのサイズをを100にするように値を入力します。
  3. 列Bを選択して次のスクリプトを実行します。
    patternD display:=2 from:=-182.to:=182.unit:=week;
    これは列B を各週の曜日のデータで形式をMMM dd に設定し、半年前から半年後までの期間で入力します。


関連のXファンクション

patternN, patternT