Yオフセット付き積上げ折れ線


Stack Lines1.png

必要なデータ

最低1つのY列あるいは、その部分領域を選択します。理想的には、少なくとも2つのY列、または少なくとも2つのY列の範囲を選択します。関連付けられたX列がある場合はそれを使用し、そうでない場合は、Y列のサンプリング間隔または行番号が使用されます。

グラフ作成

データを選択します。

作図 > 2D: 複数Y軸: Yオフセット付き積上げ折れ線を選択します。

または、

2DグラフツールバーYオフセット付き積上げ折れ線ボタンをクリックします。

Stack Lines button.png

テンプレート

OFFSETSTACKY.OTP (Originのプログラムフォルダにインストールされています。)

Note

  • デフォルトで、 Yオフセット付き積上げ折れ線グラフは、「個別」データプロットオフセットタイプを使用しています。各データプロットは、個別のオフセット設定が割り当てられており、この設定は、作図の詳細ダイアログボックスで変更可能です。
  • 各曲線の距離は、このオフセット機能を使って調整することが可能で、元のデータを変更する必要がありません。この機能を使うことで、曲線が重ならずに各曲線を明確に表示することができます。
  • グラフはデータセットのサブグループをプロットすることができます。作図の詳細積み上げタブをご覧ください。
  • ソースデータセットにバイナリフォーマとのY列がある場合、そのバイナリ列の曲線は、すべての積み上げ曲線が同じスケールになるようにスケーリングされます。Originは、バイナリではないすべてのプロットのY値範囲を検索し、これらの範囲の平均でバイナリ列データをスケールします。
    Stack Lines by Y Offsets Graph binary.png
    Note: システム変数@SBDでバイナリ階段の高さを設定できます。デフォルトは60で非バイナリプロットのY範囲の平均の60%です。