作図のセットアップ:プロット属性パネル(中央)

作図のセットアップ」ダイアログボックスの中央パネルで、データプロットのグラフタイプや列を選択することができます。

Plot-setup middle panel annotated.png

グラフタイプを選択する

グラフタイプのリストから、データプロットに対するグラフタイプを選択することができます。グラフタイプを選択すると、そのタイプに要求されるデータに対応して右の列が更新されます。

列の属性

中央のパネルには、2通りの表示モードがあります。カスタム属性モードデフォルトカスタム属性モードで、リストにある列の列のXY属性を決定します。Plotsetup dialog-mode change.png ボタンをクリックして、モードを切り替えることができます。

カスタム属性モード

Plotsetup dialog-mode 01.png

このモードでは、列名の前にあるチェックボックスを使って、各列のプロット属性(X, Y, Z, ラベル, Xエラー, Yエラー, など)を設定することができます。グラフは、ワークシートで設定されたデフォルトのプロット属性ではなく、指定した属性に従ってプロットされます。一度ある列をXとして設定し、プロットプロットレイヤに追加した後、他の列をXとして設定できます。

サンプリング間隔を持つ列をYに設定すると、(例えば、リストの列E) 自動X 列がXとして自動的に設定されます。(Note:サンプリング間隔を持たないY列に自動Xを設定すると、行番号がX値として使われます。)

Plotsetup dialog-mode 1.png

カスタム属性モードでのコンテキストメニュー

Plotsetup contextmenu.png

このパネルを右クリックした際に現れるコンテキストメニュー

属性を適用する

これは、列にデフォルトの属性をすばやく適用します。属性を適用するメニューオプションを選択すると、元のワークブックからのプロット属性を適用します。属性の自動適用を選択すると、 次回このダイアログを使用してグラフをプロットするとき、このダイアログは元のワークブックからのプロット属性を適用します。属性の列で右クリックしてこのコンテキストメニューを開いた場合、すべてを上部に設定すべてを下部に設定メニューは、それぞれ現在の行から一番上の行までまたは一番下の行まで対応する属性を設定するのに使われます。最初まで全てクリア最後まで全てクリア全ての属性をクリアメニューは、それぞれ、現在の行から一番上の行まで、または一番下の行まで、またはすべての行の属性をクリアします。

Plotsetup dialog step 12.png

行番号をX値として見なす

行番号をX値として見なすを選択すると、自動Xが追加されます。データセットがサンプリング間隔を持つような場合、自動X行が現れ、これは既にXとしてセットされているサンプリング間隔が自動的に使われるという意味です。あるいは、自動的に行番号がXとして使用されます。

Plotsetup autoX.png


無属性列を表示

無属性(および非表示状態の)列を表示を選択すると、属性がないワークシートの列がリストに現れます。選択しないと、これらの列はリストに表示されません。

Plotsetup disregard column.png


エラーバーの追加/削除

このコンテキストメニューは、より多くの属性を表示できます。XエラーバーはXエラー列を追加するのに使用し、±のYエラーバーは+Yエラー と-Yエラーを追加するのに使用します。その後、対応するチェックボックスで、データセットを xEr, yEr+, yEr- としてチェックを付けます。

Plotsetup errorbar.png

情報列ヘッダを表示

コンテキストメニューで、サンプリング間隔、1番目の値、パラメータなどの列テーブルのヘッダ列の表示/非表示を切り替えることができます。コンテキストメニューから単に情報列ヘッダを表示を選択し、表示/非表示のヘッダタイプをセットします。

Plotsetup dialog step 14.png

デフォルトの属性

Plotsetup dialog-mode 2.png

このモードでは、各列のカスタムプロット属性を選定することはできません。Originは、ワークシート列のプロット属性をグラフ作図に使用します。ですので、列名を選択して、それらをグラフレイヤに追加したり、既存のプロットを置き換えるだけです。結びついたX列が自動的にプロットに使われます。

同じロングネーム、ショートネーム、インデックスを持つ列をプロットする

中央パネルのボタン (Plotsetup dialog button S.png, Plotsetup dialog button L.png, Plotsetup dialog button I.png) は、上側パネルで複数のシートが選択されているとき、共通のロングネーム、ショートネーム、インデックスに従って、列テーブル内の利用可能な列のリストを制御します。下のチュートリアルでは、作図のセットアップダイアログを使って、共通のロングネームの列をプロットする方法について学びます。

スクリーンショットから、異なるワークシートにいくつかの共通のロングネームがあることが分かります。

Plotsetup dialog step 0.png

以下のステップを実行し、レイヤ内のグループとして、これらの列をプロットします。

  1. 作図のセットアップダイアログの上側パネルでワークシートのすべての列を選択します。
    Plotsetup dialog step 1.png
  2. デフォルトモードの場合、中央パネルにある Plotsetup dialog-mode change.png ボタンをクリックしてカスタムモードに切り替えます。
  3. ボタンが Plotsetup dialog button S.pngPlotsetup dialog button I.png のように表示され、クリックして共通ロングネームを持つ列を表示を選択すると、ボタンは Plotsetup dialog button L.png のようになります。
    Plotsetup dialog step 2.png
    上側パネルの最初のワークシートの2つの列がテーブルに表示されます。1つは、"ed"というロングネームを持ち、それ以外は"abc"というロングネームを持ちます。
  4. データ列"ed"に対応するXチェックボックスを選択して、それをXにセットします。同様に、対応するYチェックボックスを選択することで、abcデータ列をYとしてセットします。
    Plotsetup dialog step2b.png
  5. Click the Add button.すると、共通のロングネームを持つすべてのデータセットがグループ化され、下側パネルに表示されます。
    Plotsetup dialog step 3.png
  6. 下側パネルでOK をクリックして、作図のセットアップを閉じ、グラフを作成します。

共通ショートネームで作図する場合も同様ですが、インデックスでプロットすると列名を無視し、選択したすべてのシートで同じ位置(列インデックス)を共有する列をプロットします。