(作図の詳細) 『軸スケール間のリンク対応』タブ

このタブは、多くのレイヤを含むグラフにおける、作図の詳細ダイアログにあります(レイヤ1を除く)。

この作図の詳細の軸スケール間のリンク対応タブで、子レイヤが親レイヤと一緒に、サイズ変更や移動できるように設定することができます。

The Plot Details Link Axes Scales Tab 1.png

リンク先

アクティブな子レイヤを親レイヤにリンクするには、リンク先 ドロップダウンリストから、リンクしたいレイヤを選択します。

リンクレイヤのあるグラフを統合する時、与えられたグラフページ内のリンク関係は維持されます。詳細は、グラフウィンドウの統合ダイアログボックスを参照してください。

X軸のリンク

リンク先ドロップダウンリストにリンクしたいレイヤを選択すると、X軸のリンクタブがアクティブになります。

なし

なし』を選択して、軸スケール間のリンクを削除します。

直接(1対1)

直接(1対1)』を選択して、親レイヤの軸スケールを共有する一対一のリンクを作成します。

位置合せ

位置合せを選択の後、値を指定して、現行の子レイヤのX軸を作成し、親レイヤの位置合わせをします。このオプションを選択して値を入力すると、現行の子レイヤのX 軸に位置合わせが行われ、サイズが変更されます。

カスタマイズ

カスタマイズを選択すると軸スケール間に数学的な関係を作成します。 X1=X2=のテキストボックスを使用して、軸スケール 間の関係を指定します。 これらの変数は、子レイヤーの軸スケールの開始終了の値を設定します。 このテキストボックスに数式を入力し、親レイヤのスケールに対する子レイヤのスケールの開始値と最終値を指定します。 例えば、子レイヤのX軸スケールの値を親レイヤのX軸スケールの値の2倍にするには、X1 = X1*2X2 = X2*2を設定します。

Note :『開始』テキストボックスと『終了』テキストボックスの軸スケールの値は、それぞれX1X2としLabTalkの環境変数として認識します。 上の式を説明すると、以下のようになります。

レイヤ2の『から』テキストボックスの軸スケールの値は、レイヤ1の『開始』テキストボックスの軸スケールの値を2倍した値です。 レイヤ2の『まで』テキストボックスの軸スケールの値は、レイヤ1の『終了』テキストボックスの軸スケールの値を2倍した値です。

Y軸のリンク

リンク先ドロップダウンリストにリンクしたいレイヤを選択すると、Y軸のリンクタブがアクティブになります。

なし

なし』を選択して、軸スケール間のリンクを削除します。

直接(1対1)

直接(1対1)』を選択して、親レイヤの軸スケールを共有する一対一のリンクを作成します。

位置合せ

位置合せを選択の後、値を指定して、現行の子レイヤのY軸を作成し、親レイヤの位置合わせをします。このオプションを選択して値を入力すると、現行の子レイヤのY 軸に位置合わせが行われ、サイズが変更されます。

カスタマイズ

カスタマイズを選択すると軸スケール間に数学的な関係を作成します。 Y1=Y2=のテキストボックスを使用して、軸スケール 間の関係を指定します。 これらの変数は、子レイヤーの軸スケールの開始終了の値を設定します。 このテキストボックスに数式を入力し、親レイヤのスケールに対する子レイヤのスケールの開始値と最終値を指定します。 例えば、子レイヤのX軸スケールの値を親レイヤのY軸スケールの値の2倍にするには、Y1 = Y1*2Y2 = Y2*2を設定します。

Note:
  1. あるレイヤを別のレイヤにリンクする場合は、左右のY軸または上下のX軸を気にせずに、レイヤ内の1つのX軸あるいは1つのY軸をリンクするだけで済みます。 これは、レイヤ内の両X軸と両Y軸は同じスケールを共有しているためです。
  2. 軸リンクの関係は、現在の軸スケールタイプ(ダイアログボックスのスケールタブにあるタイプドロップダウンリスト)に制限されます。
  3. Originは、値が基本のXまたはYスケールのスケール値に機能的に依存する、2つ目の非線形XまたはYスケールを作成するメカニズムも提供します。 これは2つ目のレイヤを作成せずに処理できます。 詳細は、Originヘルプの軸スケールタイプをご覧下さい。