(オプション) 『オープン/クローズ』 タブ

Originのウィンドウやプロジェクトファイルを開くまたは閉じる際の設定を行います。

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オープン/クローズオプション

ワークブック、Excelワークブック、グラフ、レイアウト、行列、ノート

確認のメッセージを表示せずに、子ウィンドウを非表示または削除するオプションです。たとえば、直ちに非表示化を選択すると、削除せずにウィンドウを非表示にします。 確認して削除がデフォルトの設定です。

シートを削除するときのプロンプト

このチェックボックスにチェックを付けると、ワークシートや行列シートを削除するときにメッセージが表示されます。

スクリプト・ウィンドウを閉じるとき、保存の確認

このチェックボックスを付けると、スクリプトウィンドウを閉じるときにメッセージを表示します(内容が変更された場合)。 同様に、スクリプトウィンドウの内容が変更されていて、Originを終了するときもメッセージが表示されます。

その他の設定項目

新規プロジェクトの開始ウィンドウ

新たなプロジェクトが作られる際、どのタイプのウィンドウ、あるいはプロジェクトを開けるか指定するできます。 ここで選択できる項目には、ワークシート、Excelワークブック、空のグラフウィンドウ、行列、ORIGIN.OPJ、無しの6つがあります。 ORIGIN.OPJを選ぶと、ワークシートとグラフウィンドウの両方を開きます。 グラフウィンドウのレイヤ内容はワークシートのB列になるように事前に設定されています。

サブフォルダ中にオープンする

選択されていると、プロジェクトエクスプーラのサブフォルダに新規プロジェクトの開始ウィンドウで選択したウィンドウを開きます。 選択していなければ、プロジェクトエクスプローラのメインフォルダに選択したウィンドウだけで新規プロジェクトを開きます。

プロジェクト保存前にバックアップを作成

これにチェックを付けると、再保存の操作の前に、現在保存されているファイルのバックアップを自動的にとっておくことができます。Originは、現在のプロジェクト名で保存されたファイルをBackupフォルダにバックアップし、変更したファイルをユーザー指定のファイル名で保存します。「プロジェクト保存前にバックアップを作成」を有効にすると、セカンダリリカバリオプションが維持されます。

Note:

  • 開くことが出来ないプロジェクトファイルがある場合、最も有効なデータリカバリ―はバックアップを取っておくことです。バックアップファイルは、次のいずれかの方法で確認できます。
    • Originメニュー ヘルプ: フォルダを開く: プロジェクトのバックアップ
    • オプションダイアログ (Preferences: Options)、システムパスタブを開きバックアッププロジェクトパスを確認します。
  • 同じ日の同じプロジェクトファイルの複数の保存がある場合は、最後に保存されたバックアップバージョンのみが保持されます。つまり、プロジェクトを何度か保存すると、より以前にバックアップされたバックアップバージョンが置き換えられます。
  • 異なる場所に同じ名前のプロジェクトが複数ある場合、バックアップファイルは1つだけ保存されます。
  • バックアップファイルは自動的に消去されません。必要に応じて手動で削除する必要があります。
  • システム変数@PBOを1に設定すると、全てのファイルに対して1つのbackup.opjまたはbackup.opjuのみ保存されます。バックアップファイルのフォーマットはopjとopjuのどちらで開かれていたかによって決まります。
自動セーブする間隔

自動セーブする間隔チェックボックスにチェックを付けると、Originプロジェクトの自動保存が行われます。 自動保存を実行する間隔を指定することができます。初期設定では、12分毎に保存されます(プロジェクトは修正がくわえられる必要があります)デフォルトでは、名前の付いたプロジェクトとUNTITLEDプロジェクトの両方が自動保存されます。詳細は、このページをご覧ください。

Note:

  • 上記で説明した自動保存機能は、プログラムの強制終了や電源障害からのファイルの修復に役立ちます。
  • プロジェクトは、Autosave サブフォルダに定期的に一時保存されます。
  • \Autosaveフォルダを開くには、(a) ヘルプ:フォルダを開く:自動保存を選択するか、(b) 環境設定:オプション...を選択して開くダイアログでシステムパスタブを開き、自動保存のパスを確認(この自動保存の項目をクリックして選択し、コピーボタンを押し、Windowsのファイルエクスプローラーのアドレスバーに貼り付け)
  • 20MB以上の大きなファイルはパソコンの速度を低下させてしまうことがあります。こういった場合は、Autosave機能を停止してください。LabTalkシステム変数@ASCを参照してください。
未保存プロジェクトの自動保存

現在のプロジェクトファイルの変更を手動で破棄すると(「プロジェクトを保存」ダイアログボックスで「いいえ」を選択するか、プロジェクトを終了してプロジェクトを保存しないように選択した場合)、Originは自動でC:\Users\<LoginAccount>\Documents\OriginLab\Unsaved\にある一時ファイルに変更を保存します。

上述のプロジェクト保存前にバックアップを作成および自動セーブする間隔とは違い、未保存プロジェクトの自動保存は、プロジェクトが以前保存されていたものでも、新しく作成され、保存されなかったものでもバックアップを作成します。

自動保存ファイルは、ソースプロジェクトと同じ名前が設定されます(未保存の新規プロジェクトは"UNTITLED.opju"で保存されます)。プロジェクトを変更して変更を数回破棄すると、最後の変更のみが保持されます。

自動保存ファイルはデフォルトで7日間保存されます。自動保存されたプロジェクトを保存すると選択した場合、Originは自動保存ファイルを削除することでクリーンアップします。ツール: システム変数を選択して開くダイアログUSKTに新しい値を設定して自動保存ファイルを保持する期間を変更できます。

2つ目のLabTalkシステム変数は、未保存ファイルの自動保存を行う最大ファイルサイズを制御します(デフォルトは20MB)。システム変数@USMを参照してください。

Note:

  • 「未保存プロジェジェクトの自動保存」機能は、変更を破棄してしまった場合に2回目のチャンスを与えます。
  • 大規模なプロジェクト(> 20MB)を保存するときは、現在またはすべてのプロジェクトの「自動セーブする間隔」機能をオフにすると、未保存プロジェクトの自動保存」機能も同じルールに従います。システム変数@ASCを使って、自動保存するサイズのしきい値を変更できます。
最小化されたウィンドウの処置

Origin6.0より古いバージョンのOriginで作られたプロジェクトで最小化された状態のウィンドウをでどう扱うかを設定することができます。 最小化ウィンドウを非表示ウィンドウで開くと、プロジェクトを開く時間の節約になります。 非表示化されたウィンドウは、プロジェクトエクスプローラを使ってアクセスすることができます。

「オプション」ダイアログを閉じる際、保存の確認をする

オプションダイアログが閉じられる時に、そこで変更された設定をOriginの起動時のオプションとして保存するかどうかの確認ダイアログを出します。

終了時に設定を保存する

「オプション」ダイアログを閉じる際、保存の確認をするチェックボックス にチェックが付いていないときに、終了時に設定を保存するチェックボックスが利用できます。

このチェックボックスにチェックを付けると、オプションダイアログで変更された設定は、Originの起動時のオプションとして自動的に保存されます。

Origin終了時に、全てのオプションを元の設定に戻すには、このチェックボックスをクリアしてください。