xyz_resample

内容

  1. 1 概要
  2. 2 コマンドラインでの使用法
  3. 3 変数
  4. 4 説明
  5. 5 サンプル
  6. 6 アルゴリズム
  7. 7 参考文献
  8. 8 関連のXファンクション

概要

メッシュとグリッディングでXYZデータをリサンプリングします。

コマンドラインでの使用法

1. xyz_resample iz:=Col(C)

2. xyz_resample iz:=Col(C) y:=Col(E)

3. xyz_resample iz:=Col(C) edge_pts:=20

4. xyz_resample iz:=Col(C) method:=renka

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力 iz

入力

XYZRange

<active>

入力するデータの範囲

境界の各頂点 Y

入力

XYRange

<optional>

XY平面にある境界曲線の各頂点 このオプションが指定されない場合、入力データの境界が使われます。

端点の数 edge_pts

入力

int

50

境界の端点

グリッディング法 method

入力

int

tps

メッシュノードでのZ値を補間するグリッディング法
オプションリスト

  • renka:Renka Cline
  • shepard:Shepard
  • tps:Thin Plate spline
  • kriging:Kriging
  • wave:加重平均
二次補間局所因子 nq

入力

int

10

シェパード法の二次間局所因数 q は各ノードに対して局所近似二次フィット関数が影響を及ぼす範囲を計算するのに利用されます。デフォルトでは、 q は18に等しくなります。

重み関数局所因子 nw

入力

int

18

シェパードグリッディング法の加重関数局所因数 (w) は各ノードに対する重み付けの範囲を計算するのに利用されます。デフォルトでは、 w は9に等しくなります。

検索半径 kriging_radius

入力

double

2.0

計算される点の検索半径

検索半径 average_radius

入力

double

2.0

計算される点の検索半径

最小の点 min_pts

入力

int

10

ノードに近い最小コントロールポイント

スムージング tps_smooth

入力

double

0.0

これは入力データポイントから離れてグリッディング面をどの程度滑らかにするかを指定するスムージング因子です。

スムージング kriging_smooth

入力

double

0

これは入力データポイントから離れてグリッディング面をどの程度滑らかにするかを指定するスムージング因子です。

出力 oz

出力

XYZRange

<新規>

 

説明

XY平面内に閉じた多角形の境界領域が与えられると、このXファンクションは、XY平面の内部メッシュを生成し、グリッディングによりZ値を補間します。多角形をメッシュするとき、三角分割法が使われます。

サンプル

1. \\Samples\Data Manipulation フォルダのResample.datファイルをインポートします。

2. 列CをZ値、列DをXデータとしてセットし、列D, Eを境界曲線として使用します。

3. コマンドウィンドウに xyz_resample –d と入力し、ダイアログボックスを表示します。

4. 列A, B, Cを入力、列D, Eを境界の頂点としてセットします。 Number of Points on Edge ボックスに50を入力します。

5. OK をクリックして、Xファンクションを実行します。

アルゴリズム

詳細なアルゴリズムについては、NAG文書d06 – Mesh GenerationおよびXYZ2Matのヘルプをご覧ください。

参考文献

George P.L and Borouchaki H (1998).Delaunay Triangulation and Meshing: Application to Finite Elements.Editions HERMES, Paris.

関連のXファンクション

xy_resample, xyz_tps, xyz_shep, xyz_renka