xyz_renka

内容

  1. 1 概要
  2. 2 コマンドラインでの使用法
  3. 3 変数
  4. 4 説明
  5. 5 サンプル
  6. 6 参考文献
  7. 7 関連のXファンクション

概要

Renka-Cline グリッディング法

コマンドラインでの使用法

1. xyz_renka iz:=Col(3);

2. xyz_renka iz:=Col(3) rows:=10 cols:=10;

3. xyz_renka iz:=Col(3) om:=[MBook]MSheet!Mat(1);

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
入力 iz

入力

XYZRange

<active>

入力XYZ範囲の指定

rows

入力

int

20

出力行列の行

cols

入力

int

20

出力行列の列

出力行列 om

出力

MatrixObject

<新規>

出力行列

説明

この関数は1984年にRenka と Clineが開発したアルゴリズムに基づいてグリッディングを実行します。それは3つの段階に分けられます。

1. 三角形分割:

X-Y平面においてティーセン三角形分割を行うために全てのデータポイントを結線します。 これは平面内の三角形が可能な限り等角であることを意味しています。

2. 勾配評価:

二次関数の導関数として各ノードの x- と y- 方向の勾配を評価します。

3. 補間:

任意の点 Pの場合、 データ値を使って補間されたデータ値を算出し、Pを含む三角形の3つの頂点の勾配を評価します。

200-1000のデータポイントが均一に分散している場合、Renka-Cline法は最善のグリッディング法と言えます。

サンプル

1. Samples\Matrix Conversion and Gridding フォルダから XYZ Random Gaussian.dat を インポートします。

2. xyz_renka 3 とコマンドウィンドウに入力します。または表示されるダイアログに xyz_renka –d と入力します。

他のサンプルについては、XFスクリプトダイアログ(F11を押す)をご覧下さい。

参考文献

[1].Robert J.Renka, Interpolation of Data on the Surface of a Sphere, 1984, ACM Transactions on Mathematical Software.

[2].Robert J.Renka, A Triangle-based C1 Interpolation Method, Rocky Mountain J.Math.Vol.14, 1984, pp.223-237.

関連のXファンクション

xyz_regular, xyz_shep, xyz_shep_nag, xyz_sparse, xyz_tps