極座標グラフの方位軸編集


サマリー

通常、極座標グラフの方位軸単位は、度、ラジアン、グラジアンを使用します。しかし、Originの極座標グラフはカスタム単位の使用をサポートしています。

Tutorial Polar with Custom Azimuth Scale 01.png

必要なOriginのバージョン: Origin 2018b以降

学習する項目

このチュートリアルでは、以下の項目について説明します。

  • データセットを使用して極座標グラフのシンボルと色を制御する
  • 方位軸にカスタム単位を使用する
  • 目盛ラベルを四半期で表示するには:
  • バブルスケールの追加とカスタマイズ

ステップ

Origin Centralにある「このグラフ」を参照してください。(ヘルプ: ラーニングセンター メニューを選択、または キーボードのF11 キーを押して、グラフサンプル:極座標グラフを選択します)

  1. 列Bを選択して、作図:特殊グラフ:θr極座標グラフを選択して極座標グラフを作成します。
  2. 軸をダブルクリックして、ダイアログを開きます。スケールタブに移動し、左パネルで角度を選択します。右のパネルで単位定義のノードを開き、単位ラジアンを選択します。スケールが0から2Piになっていることを確認します。増分の値を0.25に変更します。
    Tutorial Polar with Custom Azimuth Scale 02.png

  3. 表示のタブの角度-外部軸を開き、方向時計回りに変更して軸の回転角度(度) 90に設定します。
    Tutorial Polar with Custom Azimuth Scale 03.png

  4. スケールタブに移動し、左パネルで放射を選択します。スケールを0から1.2に設定し、増分の0.4に変更します。
    Tutorial Polar with Custom Azimuth Scale 04.png

  5. 目盛ラベルタブの角度- 外部1軸を開きます。表示のサブタブで、表示からカスタムを選び、フォーマットのカスタム# #/4と入力します。
    Tutorial Polar with Custom Azimuth Scale 10.png

  6. 外部1軸を選びます。フォーマットサブページを選択して、太字のチェックボックスにチェックを入れます。そして、適用先...ボタンをクリックします。ポップアップダイアログ で、適用元外部1に、 適用先全ての軸となっていることを確認してから、目盛ラベルの下にある太字のチェックボックスにチェックを入れます。OKをクリックします。
    Tutorial Polar with Custom Azimuth Scale 05.png

    軸ダイアログで、OKをクリックしてこの設定を適用して、ダイアログを閉じます。
  7. 折れ線上でダブルクリックして作図の詳細ダイアログを開き、左パネル下部にある作図形式ドロップダウンリストで、散布図を選択します。シンボルのタブで、以下の手順で設定を行います。
    Tutorial Polar with Custom Azimuth Scale 06.png

    OKをクリックして設定を適用して、作図の詳細ダイアログを閉じます。
  8. メインメニューの挿入から新規バブルスケールを選択して、このグラフにバブルスケールを追加します。
  9. バブルスケールを右クリックして、プロパティを選択し、ダイアログを開きます。レベルページで、ラベルを0から1に設定して、0.25に変更します。
    Tutorial Polar with Custom Azimuth Scale 07.png

  10. ラベルページで、小数点以下の桁数の設定のチェックボックスにチェックを入れてから、小数点以下の桁数のテキストボックスに1を入力します。
    Tutorial Polar with Custom Azimuth Scale 08.png

  11. レイアウトページで、レイアウトのドロップダウンリストから入れ子を選択します。バブルのスタイル黒の境界線と塗りつぶしなしに設定して、 シンボル中心からのラベルオフセット150にします。引出線を表示のチェックボックスにチェックを入れてメニューを開き、自動的に位置を変更して重なりを避けるチェックボックスにチェックを入れます。OKをクリックしてこの設定を適用して、ダイアログを閉じます。
    Tutorial Polar with Custom Azimuth Scale 09.png

    最後に、凡例を手動で移動して、アンチエイリアシングを適用する・しないボタンButton Anti Aliasing.pngをクリックしてグラフをスムージングします。最終的なグラフは次のようになります。
    Tutorial Polar with Custom Azimuth Scale 01.png