ユーザファイルフォルダ


Originを始めて実行すると、このダイアログボックスが表示され、カスタマイズしたファイルを保存するデフォルトのフォルダを指定するように言われます。User FIlesフォルダUFF) どんな場所にでもファイルを保存できます。このフォルダには、カスタムグラフテンプレート、テーマ、曲線フィット関数、Originインポートフィルタ(OIF)などがデフォルトで保存され、ユーザのログイン許可があれば上書きできます。

デフォルトの位置は、ユーザのドキュメントフォルダに作成されるOrigin User FIlesというフォルダです。

The User Files Folder-1.png

Note:

  • 以下のフォルダーとファイルは、ユーザファイルフォルダにありません。:OCTempファイル、自動保存ファイル、ライセンスファイル、Originインストールフォルダのショートカット、サンプルフォルダこれらの「オプション」ダイアログの「システムパス」タブで、パスをチェック可能です。
  • Originのインストールフォルダとそのサブフォルダ、もしくはOriginの別のバージョンのユーザーファイルフォルダは、ユーザーファイルフォルダとして使用してするべきではありません。

同じユーザファイルフォルダを異なるコンピュータ間で共有することができます。例えば、USBメモリをUser Filesフォルダとして使用できます。そして、そのユーザファイルフォルダは、USBメモリを接続したどのコンピュータでも使うことができます。同時起動ネットワークでOriginを使用しているユーザには、この方法でOriginファイルを共有することはお薦めしません。この場合、Originファイルを分割するためグループフォルダを使います。

現在のUFFを開く/UFFに移る

  • メインメニューからヘルプ: フォルダを開く ユーザファイルフォルダを選択します。
  • メニューから環境設定: オプション > システムパスタブを選択して、ユーザファイルフォルダパスを指定します。
  • スクリプトウィンドウを開き、(ウィンドウ: スクリプトウィンドウ)「%Y=」を入力して、<Enter>を押します。
  • スクリプトウィンドウcd 1;を実行します。

ユーザファイルフォルダの変更方法

ユーザファイルフォルダの場所を変更する場合、XファンクションUFFの変更を使います。Xファンクションを実行するには、

  • メニューから環境設定:オプションと選択してオプションダイアログを開きます。システムパスタブを開き、その中のユーザファイルフォルダを選択して変更ボタンをクリックします。

または、

  • コマンドchangeUFF -d;を実行します。
The User Files Folder-4.png

新しいUser Filesフォルダを指定して、ユーザーファイルフォルダとして新しいフォルダをブラウズします。元のユーザーファイルフォルダから新しいユーザーファイルフォルダにすべてのファイルをコピーするかどうかを指定できます。新しく指定したユーザファイルフォルダを有効にするには、Originを再起動します。

元のユーザファイルフォルダから全てのファイルをコピーせず、その内の一部を新しいフォルダにコピーしたい場合は、元のファイルから全てをコピーするチェックボックスのチェックを外してください。Originを再起動して新しいユーザファイルフォルダを使用した後、ユーザファイルの転送ツールを使って、新しいフォルダにファイルを転送できます。

コマンドdel -path;を使って、User Filesフォルダをリセットすることもできますが、この方法はあまりお勧めしません。