ピークアナライザでピークを検索(検出)する

 

ピーク検索ラジオボタンがピークアナライザスタートページのゴールグループで選択されている場合、ピークアナライザを使用して基線を作成し、入力データから基線を減算し、ピークを検索することができます。このモードに対応する典型的なウィザードマップは、次のとおりです:

Find Peaks Wizard Map.png

基線モード」ページでは基線のモードを選択して基線を作成します。次に「基線の処理」ページでは入力データから基線を減算します。これはピーク検索の精度を向上させるのに役立ちます。最後にピーク検索ページではピークを検索し、見つかったピークをマークする方法を指定します。

ピーク検索ページでのピークの検索には、ピークアナライザによる自動ピーク検索と手動ピーク編集が含まれています。自動でピークを検索するには、ピーク検索設定ブランチで手法を選択して検索ボタンをクリックします。自動ピーク検索では以下の手法を利用可能です:

  • 局所最大
  • ウィンドウサーチ法
  • 一次微分
  • 二次微分(OriginProのみ)
  • 一次微分後の残差(OriginProのみ)

スペクトルデータに隠れたピークが含まれている場合は、隠れたピークの検索に有効な二次微分と一次微分後の残差の手法を利用すると良いです。グラフに二次微分プロットを表示することで、隠れたピークを自分で見つけることもできます。

2nd derivative and hidden peaks.png

ピークを手動で編集する場合は、自動検索チェックボックスのチェックを外し、追加変更/削除全てクリアボタンを使用します。ピークの情報は後で利用するために.datファイルに保存することもできます。

 

関連ページについての詳細は、リファレンスをご覧下さい。