colsplit


メニュー情報

データ整形:列データの分割

概要

行番号のグループ化により、列を複数列に分割します。

追加の情報

必要なOriginのバージョン: 2015 SR1以降


コマンドラインでの使用法

1. colsplit irng:=col(A) nrows:=3;

2. colsplit irng:=col(B) method:=seq nrows:=10;

3. colsplit irng:=[Book1]Sheet1!(1,2);

Xファンクションの実行オプション

スクリプトからXファンクションにアクセスする場合、追加のオプションスイッチについてのページを参照してください。

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
分割する列 irng

入力

Range

<active>

1列または複数データ列の入力データ範囲を指定します。

サブグループ法 method

入力

int

0

nrows 変数と連携して動作するサブグループ化法を選択します (Nnrows で定義された値)。

オプションリスト:

  • every:N行置き{0}
    N番目 の行ごとにグループとみなされます。例えば、nrows が3の場合3つのグループが存在し、最初のグループには行 1、4、7 ... 1 + 3 * Mのデータが含まれ、2番目のグループには行 2、5、8、 ... 2 + 3 * M のデータ、のようになります。
  • seq:連続したN行{1}
    連続するN 行が1つのグループとみなされます。たとえば、nrows が5の場合、行1から行5までのデータが最初のグループ、行6から10までのデータが2番目のグループになります。
  • ref:参照列による{2}
    ユーザが指定した参照列 (ref 変数) と分割方法 (split 変数)に従って行をグループ化します。
N nrows

入力

int

2

method 変数で使用するNの値を指定します。選択したサブグループ メソッド (method変数) によって、異なる意味を持ちます。

参照列 ref

入力

Column

<unassigned>

method変数が参照列による(ref)の場合、参照列を指定します。

分割 split

入力

int

0

method変数が参照列による(ref)の場合、分割方法を指定します。

オプションリスト:

  • sep:区切文字による{0}
    ソース列を複数の列に分割するために参照列の区切り文字を指定します。
  • int:間隔による{1}
    範囲を分割する開始値と間隔を指定し、同じ範囲内のデータをサブグループとします。
区切りの値 sep

入力

string

<Blank or Missing>

区切文字で分割する場合のセパレータを指定します。

条件を満たす行 match

入力

int

0

区切文字で分割する場合の条件を満たすか指定します。

オプションリスト:

  • remove:削除{0}
    セパレータのある各行は出力結果から削除されます。
  • begin:新しいブロックの始まり{1}
    セパレータ付きの各行が新しいブロックの先頭になります。
  • end:現在のブロックの最後{2}
    セパレータ付きの各行は現在のブロックの末尾になります。
連続する行を1つとして扱う consecutive

入力

int

0

連続する行を条件を満たす行として扱うかどうかを指定します。

間隔 interval

入力

double

2

間隔で分割する場合の間隔の値を指定します。

開始値 start

入力

double

0

間隔で分割する場合の開始値を指定します。

参照によるソート sort

入力

int

0

間隔で分割した場合に、出力結果の参照列の値で各グループをソートするかどうかを指定します。

出力 rd

出力

ReportData

[<入力>]<新規>

結果を出力する場所を指定します。構文はこちらを参照してください。

説明

このXファンクションはwunstackcolに似ていますが、行番号または指定した参照列に基づいてグループ化します。

関連するXファンクション

wunstackcol