グラフの出力


このレッスンでは、グラフの出力に利用できる様々なオプションを学習します。

他のアプリケーションへのグラフ貼り付け

  1. レッスン4:グラフの統合と整列 で保存したプロジェクトを開きます。最後に作成したグラフウィンドウをクリックして選択します。
  2. メインメニューの編集:ページコピーまたはショートカットCTRL+Jを使用して、 グラフページをコピーします。
  3. Microsoft® Wordを起動し、Ctrl+Vを押します。 ワードにグラフが埋め込みオブジェクトとして貼り付けられます。
  4. Wordでグラフをダブルクリックします。Originが新規に開きます。ここでは、グラフとグラフに関連するデータだけが、プロジェクトの中で利用出来ます。
  5. フォーマット:作図の詳細(ページ属性)から、ページレベルの作図の詳細ダイアログを開きます。右のパネルにて、背景の色を表示タブから選択肢て変更します。明るい灰色に設定します。OKをクリックします。
  6. メインメニューのファイル:終了して(文書1)に戻るを選択します。Originは閉じられ、文書中のグラフイメージは更新されます。
  7. 手順1を繰り返します。今度は、グラフページをEMF画像としてコピーします。ショートカットキーCTRL+Cを押して、 グラフページをEMF画像としてコピーします。

    さらにオプションを提供する別のツール画像としてグラフをコピーするがあります 。グラフページの端にマウスを移動すると、ページレベルのミニツールバーがポップアップします。画像としてグラフをコピーするボタンButton Copy Page as Image.pngをクリックします。

    表示されるダイアログで画像の種類ドロップダウンリストからEMFまたはその他の形式を選択できます。

    Publishing graph 01.png
  8. 次に、Word文書に戻り、グラフの選択を解除してEnterキーを押し、 文書内の新しい行に移動します。Ctrl + Vを押すとOriginのグラフが画像として貼り付けられます。図を編集するには、書式タブを選択するか、図を右クリックして図の書式設定メニューを選択し、図の書式設定パネルを開きます。

    Word や PowerPointのようなアプリケーションに埋め込みオブジェクトとしてOriginのグラフが貼り付けられた場合は、グラフを構成する全てのデータもWord 文書に保存されます。これにより、グラフをダブルクリックすると、新規にOriginが立ち上がり、編集が出来るようになります。しかし、文書中にオブジェクトとして、沢山のグラフがあり、それらのグラフを構成するデータが大きい場合、文書の容量も大きくなります。

グラフをパワーポイントに送る

  1. Originのグラフウィンドウをアクティブにして、グラフをパワーポイントに送る ボタンButtons send graphs to PowerPoint.png を押します。
  2. 開いたダイアログの設定はデフォルトのままにして、 送信をクリックします。PowerPoint ファイルの新しいスライドとして、グラフが貼り付けられます。
  3. Originでグラフのタイトルバーを右クリックし、ショートカットをお気に入りに追加を選択します。プロジェクト・エクスプローラーお気に入りフォルダに、このグラフが追加されます。
    Publishing graph 02.png
  4. プロジェクト・エクスプローラー にある、初めてのグラフ フォルダを選択します。次に、グラフウィンドウを選択し、タイトルバーで右クリックして、ショートカットをお気に入りに追加 フォルダを選択します。必要に応じて、プロジェクト内の他のグラフウィンドウからショートカットを追加します。
  5. プロジェクト・エクスプローラー に移動し、お気に入り フォルダをアクティブにします。下のパネルで、何も選択せず白色の部分で右クリックし、メニューから、表示モード:より大きいアイコンを使用 を選択します。これにより、より大きいアイコンでグラフが表示されます。

    お気に入り フォルダのアイコンをダブルクリックし、閲覧や編集のためにグラフを開きます。グラフのアイコンまたはグラフウィンドウのタイトルバーで右クリックし、開いたコンテキストメニューから元のフォルダに戻るを選択します。

  6. プロジェクト・エクスプローラー の上部パネルにあるお気に入り フォルダの上で右クリックし、PowerPointにグラフを送る を選択します。ダイアログが開いたらデフォルト設定のまま進みます。フォルダ内の全てのグラフがパワーポイントに送られます。なお、この操作はお気に入りフォルダだけでなく、他の全てのフォルダで行うことが出来ます。

    ダイアログには、プロジェクトにある全てのグラフを、名前でグラフを特定して、パワーポイントに送るオプションがあります。操作に先だって準備したパワーポイントファイルにある特定のスライドの複製に、グラフを配置することが出来ます。

スライドショー

  1. プロジェクト・エクスプローラー の上部パネルにあるお気に入り フォルダの上で右クリックし、グラフのスライドショー を選択します。
  2. ダイアログではデフォルト設定のまま進みます。スライドショーがスタートします。次のグラフ、前のグラフを見るには、矢印キーを使います。

    プロジェクト・エクスプローラーの下のパネルの何もないところで右クリックし、表示モード詳細 を選択します。下のパネルのタイトルバーを右クリックして、スライドにチェックを入れます。列の順番はドラッグで変更することが出来ます。追加された スライド 列を使ってグラフの順番を変更します。 スライド列のヘッダ部分で一度クリックすると、グラフの順番をドラッグで設定することが出来ます。この順番は、スライドショーやパワーポイントへのグラフの出力、外部への画像出力の操作の際に適用されます。

グラフエクスポート

  1. プロジェクト・エクスプローラーに戻り、下のパネルからグラフの統合 フォルダを選択します。
  2. ファイル:グラフエクスポート(詳細) を選択し、次のダイアログボックスの設定を変更します。
    • 画像の種類のドロップダウンメニューから、Portable Document Format (*.pdf) を選択します。
    • グラフを選択 のドロップダウンリストから、現フォルダ中の全て を選択します。
    • 画像サイズ の欄を開き、 幅に合わせるのテキストボックスに、5 と入力します。
    Publishing graph 05.png
  3. OKボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。
  4. 画面左端のメッセージログ タブをクリックします。エクスポートされたパスがハイパーリンクとして表示されます。デフォルト設定では、このパスはユーザファイルフォルダ(UFF)に設定されています。ハイパーリンクをクリックすると、エクスポートされたPDFファイルがOrigin組み込みビューアで開きます。パスをコピーし、 Windowsエクスプローラに貼り付けてフォルダを開き、PDFファイルを表示および編集することもできます。
  5. プロジェクトファイルを保存します。