Grubbs検定

内容

サポート情報

Grubbs検定のダイアログボックスを開くには、メインメニューから以下のように選択します。

  1. 統計:記述統計:Grubbs検定(ダイアログを開く)


以下もご覧下さい。

ダイアログボックス内のオプション

結果ログの出力

結果を結果ログに出力するにはチェックします。

再計算

分析結果の再計算を制御します。

  • なし
  • 自動
  • 手動

詳細は、以下をご覧下さい。分析結果の再計算

入力

列または列範囲である必要があります。

範囲制御についてはこちらを確認してください:入力データを指定する

有意水準

オプションリスト:

  • 0.1
  • 0.05
  • 0.01
外れ値のグラフ

外れ値のグラフを作成する時に選択します。上側/下側の信頼区間とデータセットの平均値の折れ線グラフ付きの散布図が作成されます。

Grubbsプロットデータ

外れ値のグラフデータを出力するためのワークシート範囲を指定します(外れ値のグラフが選択されているときに有効)。フラットシートに上側/下側信頼区間をリストします。

範囲制御についてはこちらを確認してください:結果の出力

Grubbsのレポート

レポート表を出力するワークシート範囲を示します。

アルゴリズム

1.Grubbs検定統計量 G の計算は以下のように行われます。

G= \left |  \frac{ox-mean}{SD} \right |

ここで、ox は疑わしいポイント(通常、最大値か最小値のデータ)の値、mean はデータセットの平均値、SD は標準偏差です。

G と棄却限界値を比較します。


2.p値の計算は以下のように行われます。

t=\sqrt{\frac{N\left ( N-2 \right )Z^{2}}{\left ( N-1 \right )^2-NZ^2}}

ここで、Z は最大の G で、N は標本数を表します。

p 値はその後、t 値のスチューデントt分布について、両側の値を元に計算します。

欠損値の扱い

データ範囲内の欠損値は、分析には含まれません。

参考文献

Stephen L R. Ellison, Vicki J. Barwick and Trevor J Duguid.Farrant.2009.Practical Statistics for the Analytical Scientist.The Royal Society of Chemistry, Cambridge, UK.