パレート図を作成する

Pareto Chart.png

パレート図は、折れ線グラフと縦棒グラフを組み合わせた特別なグラフです。通常、縦棒グラフは、その高さで問題の頻度または重要度を表し、重要性の順番に降順に並べ、折れ線グラフはその累積度数を表し、単調に増加します。

パレート図は、システムに影響を及ぼす要因を認識するのに使われます。よって分析において、重要度の低い要因を除外するのに役立ちます。

ビン化データからパレート図を作成する

既にビン化データがある場合、作図: 2D: パレート図:ビン化データメニューを使って、そのデータからパレート図を作成できます。または、2Dグラフギャラリーツールバーのビン化データのパレート図ボタンButton Pareto Chart-Binned Data.pngをクリックします。これにより、plot_paratobin ダイアログが開きます。

素データからパレート図を作成する

素データの場合、作図: 2D: パレート図:素データメニューを使って、そのデータからパレート図を作成できます。または、2Dグラフギャラリーツールバーの素データのパレート図ボタンButton Pareto Chart-Raw Data.pngをクリックします。これにより、plot_paratorawダイアログが開きます。

クイックサンプル

次のサンプルでは、ビン化データまたは素データからパレート図をそれぞれどのように作図するかを案内します。

ビン化データからパレート図を作成します。

  1. ビン化データのあるワークシートをアクティブにします。
    Pareto charts 1a-vNext.png
  2. メニューから作図: 2D: パレート図:ビン化データを選択するか、または2Dグラフギャラリーツールバーからビン化データのパレート図ボタンをクリックし、パレート図を作成します。
  3. 入力範囲データ にはデータ入力範囲カウントには列(Count)を選択します。
    Plot paretobin dialog 1.png
  4. OKボタンをクリックしてパレート図を作成します。パレート図を作図中に、統計結果が入力された結果シートParetoBin1 が自動で作成されます。
    Plot paretobin result.png

素データからパレート図を作成します。

  1. 素データのあるワークシートをアクティブにします。
    Pareto charts 1b.png
  2. メニューから作図: 2D: パレート図:ビン化データを選択するか、または2Dグラフギャラリーツールバーからビン化データのパレート図ボタンをクリックし、パレート図を作成します。
  3. 素データを選択して入力します。
    Plot paretoraw dialog 1.png
  4. OKボタンをクリックしてパレート図を作成します。パレート図を作図中に、統計結果が入力された結果シートParetoRaw1 が自動で作成されます。