円パッキンググラフ

Circular Packing Graph 01.png

円パッキンググラフは、階層組織を視覚化するために使用でき、ツリーマップまたは樹状図の一種です。ツリーの各ノードは円で表され、そのサブノードはその中の円として表されます。円のサイズは、特定の値の列に比例します。

必要なデータ

Originでは、階層組織を表現するために2種類のデータタイプをサポートしています。

  • エッジリスト: 「子ノード」、「親ノード」、「全ノード」、「値」の4列を用意します。これは、樹形図に似ています。ただし、樹形図の場合、子ノードと親ノード間の距離が値です。円パッキングの場合、各ノードのサイズが値です。
  • 複数レベル: 少なくとも2つの列を用意します。各レベルのノード名をそれぞれ異なる列に入力し、最後の列は葉ノードのサイズを入力します。子レベルでは欠損値が許可されます。これはサンバースト図のデータタイプと似ています。

Note: これら2つのモードのいずれにおいても、すべての列属性が考慮されません。

グラフ作成

データを選択

メニューから、作図> カテゴリカル:円パッキングと選択して、Xファンクションplotcpackのダイアログを開きます。

plotcpackダイアログボックス

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データタイプ

エッジリスト複数レベルの2つのデータタイプから1つを選択します。これら2種類のデータタイプの構造については、以下を確認してください。

「エッジリスト」のデータ構造

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Note: ここでは、Originは複数レベルノードラベル(AA.BBB.xxのようにドットで接続)をサポートしておらず、一般的な文字列ラベルとして扱います。

「複数レベル」のデータ構造

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入力

対応する列を選択して、階層と円をプロットします。ここでは、列の属性は考慮されません。

サイズの基準

各葉の値を適用する方法を円の面積または半径から指定します。

ルートノード追加

ルートノードを追加してすべての円を囲むかどうかを指定します。

Circular Packing Graph 05.png

テンプレート

cpack.OTPU (Originのプログラムフォルダにインストールされています)。

Note

円パッキンググラフの編集については以下を参照してください。