idwt(Pro)

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解析:信号処理:ウェーブレット:再構成

概要

おおよその計数と詳細な係数から逆1Dウェーブレット変換を行います

追加の情報

これはOrigin Proのみの機能です。

コマンドラインでの使用法

 

1. idwt ca:=Col(1) cd:=Col(2);

2. idwt ca:=Col(1) cd:=Col(2) ext:=z;

3. idwt ca:=Col(1) cd:=Col(2) type:=db3;

4. idwt ca:=Col(1) cd:=Col(2) ox:=Col(3); //coefficients in Column 1 and 2; save the result to Column 3

 

変数

表示名 変数名 I/O

データ型
デフォルト値 説明
近似係数 ca

入力

vector

<active>

近似係数を指定します

詳細係数 cd

入力

vector

<active>

詳細係数を指定します

ウェーブレットの種類 type

入力

int

H

ウェーブレットの種類を指定します。これは、入力係数を生成するウェーブレット分解で使用されるウェーブレットの種類に対応させてください。

オプションリスト

  • haar:Haar
    Haarウェーブレット
  • db 2:DB2
    Daubechiesウェーブレット (N=4)
  • db 3:DB3
    Daubechiesウェーブレット (N=6)
  • db 4:DB4
    Daubechiesウェーブレット (N=8)
  • db 5:DB5
    Daubechiesウェーブレット (N=10)
  • db 6:DB6
    Daubechiesウェーブレット (N=12)
  • db 7:DB7
    Daubechiesウェーブレット (N=14)
  • db 8:DB8
    Daubechiesウェーブレット (N=16)
  • db 9:DB9
    Daubechiesウェーブレット (N=18)
  • db 10:DB10
    Daubechiesウェーブレット (N=20)
  • b11:Bior1.1
    双直交ウェーブレット (Nr=1, Nd=1)
  • b13:Bior1.3
    双直交ウェーブレット (Nr=1, Nd=3)
  • b15:Bior1.5
    双直交ウェーブレット (Nr=1, Nd=5)
  • b22:Bior2.2
    双直交ウェーブレット (Nr=2, Nd=2)
  • b24:Bior2.4
    双直交ウェーブレット (Nr=2, Nd=4)
  • b26:Bior2.6
    双直交ウェーブレット (Nr=2, Nd=6)
  • b28:Bior2.8
    双直交ウェーブレット (Nr=2, Nd=8)
  • b31:Bior3.1
    双直交ウェーブレット (Nr=3, Nd=1)
  • b33:Bior3.3
    双直交ウェーブレット (Nr=3, Nd=3)
  • b35:Bior3.5
    双直交ウェーブレット (Nr=3, Nd=5)
  • b37:Bior3.7
    双直交ウェーブレット (Nr=3, Nd=7)
境界 ext

入力

int

P

境界の効果に対処するために、終端の拡張処理の方法を指定します

オプションリスト

  • periodic:周期的
    入力信号を周期的と見なします。
  • z:Zero -padded
    入力範囲の外側のデータポイントを0と見なします。
出力 ox

出力

vector

<new>

出力信号を指定します。

説明

idwtは近似係数と詳細経緯数から信号を再構成します。

正確に信号を再構成するには、ウェーブレットの種類と境界が係数を生成した分解のために選択したオプションと同じものである必要があります。

サンプル

1.拡張モードとしてDB4ウェーブレットと周期的を使用している、アクティブシートの列1と列2に保存された近似係数と詳細経緯数から信号を再構成するには、コマンドウィンドウに次のように入力します。

idwt ca:=Col(1) cd:=Col(2) type:=1

2.事前に保存したMyThemeという分析テーマを使ってidwtを実行するには、コマンドウィンドウに次のように入力します。

idwt -t "MyTheme"

詳細な情報

詳細は、ユーザガイドをご覧下さい。

 

関連のXファンクション

dwt, dwt2, idwt2