dwt(Pro)

内容

メニュー情報

解析:信号処理:ウェーブレット:分解

概要

1D 離散的ウェーブレット変換

追加の情報

これはOrigin Proのみの機能です。

コマンドラインでの使用法

 

1. dwt ix:=Col(1);

2. dwt ix:=Col(1) type:=db2;

3. dwt ix:=Col(1) ext:=z;

4. dwt ix:=Col(1) ca:=Col(3) cd:=Col(4);

 

変数

表示名 変数名 I/O

データ型
デフォルト値 説明
入力 ix

入力

vector

<active>

入力信号を指定します。

ウェーブレットの種類と次数 type

入力

int

H

ウェーブレットの種類を指定します。

オプションリスト

  • haar:Haar
    Haarウェーブレット
  • db 2:DB2
    Daubechiesウェーブレット (N=2)
  • db 3:DB3
    Daubechiesウェーブレット (N=3)
  • db 4:DB4
    Daubechiesウェーブレット (N=4)
  • db 5:DB5
    Daubechiesウェーブレット (N=5)
  • db 6:DB6
    Daubechiesウェーブレット (N=6)
  • db 7:DB7
    Daubechiesウェーブレット (N=7)
  • db 8:DB8
    Daubechiesウェーブレット (N=8)
  • db 9:DB9
    Daubechiesウェーブレット (N=9)
  • db 10:DB10
    Daubechiesウェーブレット (N=10)
  • b11:Bior1.1
    双直交ウェーブレット (Nr=1, Nd=1)
  • b13:Bior1.3
    双直交ウェーブレット (Nr=1, Nd=3)
  • b15:Bior1.5
    双直交ウェーブレット (Nr=1, Nd=5)
  • b22:Bior2.2
    双直交ウェーブレット (Nr=2, Nd=2)
  • b24:Bior2.4
    双直交ウェーブレット (Nr=2, Nd=4)
  • b26:Bior2.6
    双直交ウェーブレット (Nr=2, Nd=6)
  • b28:Bior2.8
    双直交ウェーブレット (Nr=2, Nd=8)
  • b31:Bior3.1
    双直交ウェーブレット (Nr=3, Nd=1)
  • b33:Bior3.3
    双直交ウェーブレット (Nr=3, Nd=3)
  • b35:Bior3.5
    双直交ウェーブレット (Nr=3, Nd=5)
  • b37:Bior3.7
    双直交ウェーブレット (Nr=3, Nd=7)
拡張モード ext

入力

int

P

終端拡張処理のモードを指定します。

オプションリスト

  • periodic:周期的
    入力信号を周期的と見なします。
  • z:Zero -padded
    入力範囲の外側のデータポイントを0と見なします。
近似係数 ca

出力

vector

<new>

近似係数のためのベクトルを指定します

詳細係数 cd

出力

vector

<new>

詳細係数のためのベクトルを指定します

 

サンプル

1.拡張モードとしてHaarウェーブレットと周期性を使用してアクティブワークシートの列1を分解するには、コマンドウィンドウに次のように入力します。

dwt ix:=col(1)

2.事前に保存したMyThemeという分析テーマを使ってdwtを実行するには、コマンドウィンドウに次のように入力します。

dwt -t "MyTheme"

詳細な情報

詳細は、ユーザガイドをご覧下さい。

 

関連のXファンクション

idwt, dwt2, idwt2