3Dウォータフォール

サマリー

Originは、OpenGLベースの3Dウォーターフォールグラフをサポートしています。3D ウォータフォールは、壁の幅が0の特殊なタイプの3Dウォールグラフです。ほかの3Dグラフと同様、回転やリサイズ、伸縮、傾斜といった操作が可能です。

3D Waterfall 07.png

学習する項目

このチュートリアルでは、以下の項目について解説します。

  1. 3Dウォーターフォールグラフを作成する
  2. グラフ内の特定の場所に面を追加する
  3. 3Dウォーターフォールグラフを傾ける

ステップ

  1. メニューからヘルプ:ラーニングセンターを選択して、ラーニングセンターダイアログを開きます。ダイアログの左パネルからグラフサンプル を選択し、サンプルのドロップダウンリストからウォーターフォールグラフ を選択します。下のサムネイルをダブルクリックして、サンプルのWaterfall Plots - 3D Waterfallを開きます。
    3D Waterfall 00.png
  2. Book4Iをアクティブにし、全ての列を選択してメニューから作図:3Dグラフ:3Dウォーターフォールを選択して作図します。
    3D Waterfall 01.png
  3. メニューからフォーマット:作図の詳細(レイヤ属性)を選択し、作図の詳細ダイアログボックスを開きます。 平面タブを開き、4番めのチェックボックス(XY)にチェックを付け、平面の縁の項目にある、有効にするのチェックボックスを外して、以下の図のように設定を行います。
    3D Waterfall 02.png
  4. 左パネルのLayer1アイコンの左にある矢印をクリックして、レイヤ内の全てのプロットを表示します。最初のプロットリストを選択して、右パネルではパターンタブを開きます。塗りつぶしの色明るい灰色 に設定します。
    3D Waterfall 03.png
  5. OKをクリックしてダイアログを閉じます。軸をダブルクリックして、ダイアログボックスを開きます。各方向で1つの軸のみを使用のチェックを外します。スケールタブを開いてから左側パネルでZ 軸アイコンを選択します。開始の値を0.8終了の値を3.2に設定し、主目盛の増分の値を0.2に設定します。
    3D Waterfall 04.png
    目盛ラベルタブを開きます。左側で上軸-Zが選択されていることを確認してから表示のチェックを外して上にあるZ軸の目盛ラベルを非表示にします。
    3D Waterfall 05.png
  6. 軸と軸目盛タブを開き、上軸-Zが選択されていることを確認します。そして、主目盛副目盛なしに設定します。
    3D Waterfall 06.png
  7. OKをクリックして、ダイアログを閉じます。グラフをクリックして5つの赤いボタンをアクティブにします。左から4番目の傾斜ボタンをクリックし、X/Yホットスポットを使用してグラフを傾けます。グラフは以下のようになります。
    3D Waterfall 08.png