2Dウォータフォール

サマリー

Originのウォータフォールは、ZオフセットとYまたはZ値を持つカラーマップをセットしているパラメータ行に保存されているデータセットを使うことができます。

学習する項目

このチュートリアルでは、以下の項目について説明します。

  • YまたはZ値でカラーマップした2Dウォータフォールを作成する
  • カラーマップのレベルとパレットを編集する

ステップ

このチュートリアルは、チュートリアルデータプロジェクト<Origin EXE フォルダ>\Samples\TutorialData.opjと関連しています。

Zカラーマップ付きのウォータフォールを作成する

  1. チュートリアルデータプロジェクトを開き、プロジェクトエクスプローラで、Waterfall フォルダを開きます。 ウィンドウBook4Gをアクティブにします。ワークシートの左上角を右クリックして全てのデータを選択します。
  2. メニューから作図:3D:ウォーターフォールY:Yカラーマップを選び、Yカラーマップが付いたウォータフォールを作図します。(または、2DグラフギャラリーツールバーのウォータフォールY:カラーマッピングボタンをクリックします。)以下のようなグラフが作成されます。
    Contour Graphs 01.png
    ユーザ定義パラメータ行Frequency (Hz)にある値が、自動的にZ値として使用されます。ダブルクリックして作図の詳細ダイアログボックスを開き、左側のパネルでレイヤ1をせんたくすると、これを確認できます。 ウォータフォールタブを開くと、Z値ソースがFrequency (Hz)になっています。
    Contour Graphs 02.png
  3. 作図の詳細ダイアログが開いている状態で、左側パネルでLayer1の下にある初めの折れ線グラフを選択します。 右側パネルで、カラーマップタブを選択します。レベルヘッダをクリックして、レベルの設定ダイアログボックスを開きます。レベルを次のように設定します。
    Contour Graphs 03.png
    OK をクリックして、レベルの設定ダイアログボックスを閉じます。
  4. 色塗りヘッダをクリックして、塗り方ダイアログボックスを開きます。パレットのロードを選択し、パレットリストからRaindowを選択します。 OKをクリックして塗りつぶしダイアログを閉じます。
    Contour Graphs 04.png
    OK をクリックして設定を適用し、作図の詳細ダイアログを閉じます。
  5. Z軸をダブルクリックして、軸ダイアログボックスを開きます。 スケールタブを開き、副目盛カウント50にします。
    Contour Graphs 05.png
  6. グリッド線タブに移動し、 Ctrl キーを押しながら、左側のパネルでX 軸と Y 軸の両方を選択し、副グリッド線 のチェックを外します。
    Contour Graphs 06.png
    OK をクリックして変更を適用し、ダイアログボックスを閉じます。 最終的なグラフは次のようになります。
    Contour Graphs 07.png

Zカラーマップ付きのウォータフォールを作成する

  1. サンプルプロジェクトを開く:2Dグラフ/等高線図とメニューから操作し、(通常、画面の左側に位置しています)から、\2D and Coutour Graphs\Waterfallを開きます。ウィンドウBook4Gをアクティブにします。ワークシートの左上角を右クリックして全てのデータを選択します。
  2. メインメニューで、作図:3D:ウォータフォール:Zカラーマップを選択してZカラーマップ付きのウォータフォールを作図します。(または、2DグラフギャラリーツールバーのウォータフォールZ:カラーマッピングボタンをクリックします。)
    Contour Graphs 08.png
  3. グラフをダブルクリックして、「作図の詳細」ダイアログを開きます。左側パネルで、レイヤ1にある3つのエラープロットから最初の線を選択します。右側パネルで、カラーマップタブを選択します。レベルヘッダをクリックして、レベルの設定ダイアログボックスを開きます。副レベル数10にセットします。
    Contour Graphs 09.png
    OK をクリックして、レベルの設定ダイアログボックスを閉じます。
  4. 色塗りヘッダをクリックして、塗り方ダイアログボックスを開きます。 制限付き混合を選択し、最小値に、最大値に設定します。OKボタンをクリックしてこれらの設定を適用し、ダイアログを閉じます。 OKをクリックして、作図の詳細ダイアログボックスを閉じます。
    Contour Graphs 10.png
  5. Y軸をダブルクリックして、「」ダイアログボックスを開きます。垂直の間隔50に設定します。 グリッド線タブを選択します。 方向選択ボックスで水平を選択し、副グリッド線のチェックを外します。 方向選択ボックスから垂直を選択し、同じく副グリッド線のチェックを外します。 OKをクリックして軸ダイアログを閉じます。
    最終的なグラフは次のようになります。
    Contour Graphs 11.png