行の削減


Originにはユーザが定義したパターンに従ってワークシートの行の削除や統合を行うこと、またはマスクした行の削除することでデータを削減するツールがあります。

このツールを開くには

  1. ワークブックをアクティブにします。
  2. ワークシート:行の削減と選択してwreducerows ダイアログを開きます。

wreducerowsダイアログボックスはwreducrowsXファンクションに基づいて構成されています。

ダイアログオプション

入力

データの入力範囲です。

範囲の設定に関する詳細は、入力データを指定するをご覧ください。

削除方法
  • N行読み捨て,M行読み取る
N行読み捨て,M行読み取ります。
  • 欠損値を含む行を削除する
欠損値を含む行を削除します。
  • マスクを含む行を削除する
マスクされた行を削除します。
  • 統合した値でN行減らす
N列毎にデータポイントを、統合する方法による値に統合します。
  • 非表示行を削除する
非表示行を削除します(例:フィルタされたデータ)
行全体を削除

このオプションは、削除方法欠損値を含む行を削除するまたはマスクを含む行を削除するを選択した場合に利用できます。 これにチェックを付けると、参照列に欠損値またはマスクされた値がある場合行全体が削除されます。参照列は、参照列入力)の項目で指定します。

行を統合/削除

削減方法の選択によって次のオプションを使用できます。N行読み捨て...(行を削除) または N行削減...(行を統合)統合または削除する行の数。

行をスキップ

削減方法で次のものを選ぶことでこのオプションを使用できます。N行読み捨て、M行読み取るスキップする行の数を指定します。

統合する方法

削減方法=統合した値でN行減らすのときに利用可能です。 統合したデータポイントを置き換える値を指定します。

  • 最初のポイント
統合される最初のポイントの値でNデータごとに置き換えます。
  • 最終ポイント
統合される最後のポイントの値でNデータごとに置き換えます。
  • 平均
統合されるポイントの平均値でNデータごとに置き換えます。
  • 最小
統合されるポイントの最小値でNデータごとに置き換えます。
  • 最大
統合されるポイントの最大値でNデータごとに置き換えます。
  • 合計
統合されるポイントの合計の値でNデータごとに置き換えます。
  • SD
統合されるポイントの標準偏差の値でNデータごとに置き換えます。
統合/削除の開始行

統合/削除の開始行を指定します。

出力

出力範囲を指定します。

範囲制御についてはこちらを参照してください:出力結果