クロス集計は、分割表とも呼ばれます。この機能は、変数間の関連の存在や強さを確かめるために使用されます。
定義
この検定は、期待セル度数が低い(5よりも低い)とき便利です。2 x 2 表でのみ計算されます。次のような表を考えます。
帰無仮説(独立)下で、最初のセルの度数は、以下で与えられる確率の超幾何分布です。
, .
片側検定の有意水準は以下で計算されます。
両側の有意性は
ここで
からの値の範囲, ここで
ここで は の列インデックス、 は の列小計のインデックス
ここで はj番目の列で最も大きな度数、 は最も大きな行小計
ここで は の行インデックス、 は の行小計のインデックス
ここで , , , および
この表は(1) であるような正方形の表かつ、(2)行変数と列変数が同じ値を持つときに計算されます。
カッパ統計は次式で計算されます。
昇順誤差は以下で推定されます。
ここで , , および
帰無仮説下の対応する漸近的標準誤差は以下で与えられます。
他の関連する統計はBowkerで、これは全ての対の検定に使用されます。 の場合以下のように計算されます。
大きなサンプルでは、 は自由度 の漸近的なカイ二乗分布です。
2 x 2 表ではBowker'の検定はMcNemarの検定に等しくなります。そのためBowkerの検定のみ提供します。
これらは、2 x 2 表でのみ計算されます。
オッズ比は以下のように計算されます。
相対危険度は以下のように与えられます。
Mantel-Haenszel統計は次式で計算されます。
sgn は符号関数 です。
Breslow-Day 統計は、
ここで です。
タローンの統計は、
2×2×K 表の場合、k番目のレイヤのオッズ比は です。共通オッズ比が存在すると仮定、つまり とすると、共通オッズ比のMantel-Haenszelの推定子は、
の漸近的分散は、
の下側信頼限界(LCL)と上側信頼限界(UCL)は、