fitpeaks

概要

グラフでピークの中心を指定してピークをフィットします

追加の情報

必要なOriginのバージョン: Origin 8.0 SR3以降

コマンドラインでの使用法

1. fitpeaks 3

2. fitpeaks t:=lorentz np:=3;

3. fitpeaks np:=4 iy:=col(3)

4. fitpeaks npeaks:=3 iy:=col(B) rt:=<new name:=MyResult>

変数

表示
変数
I/O

データ型
デフォルト
説明
ピークの種類 type

入力

int

Gauss
ピークタイプを指定します。

オプションリスト:

  • gauss:Gaussian
Gaussian関数でピークをフィットします。
  • lorentz:Lorentzian
Lorentzian関数でピークをフィットします。
ピークの数 npeaks

入力

int

2
ピークの数を指定します。
入力 iy

入力

XYRange

<active>
入力データを指定します。
結果のレポート rt

出力

ReportTree

[<入力>]<新規>
出力レポートワークシートを指定します。
フィット曲線 rd

出力

ReportData

[<入力>]<新規>
フィットデータワークシートを指定します。
ヒントを表示 hint

入力

int

1
ヒントダイアログを表示するかどうかを指定します。

説明

複数ピークをもつデータのフィットを実行します。ピークの数を指定し、グラフウィンドウ上でクリックしてピーク中心を取得後、LorentzianまたはGaussian関数でピークをフィットできます。

このダイアログでは、Lorentzian および Gaussianの2関数のみを使用できます。より柔軟なピークフィットを実行するには、ピークアナライザーを使用してください。

サンプル

1. \Samples\Curve Fitting\Multiple Peaks.dat をインポートします。

2. 列Bを選択してメニューから作図:基本の2Dグラフ:折れ線を選択して、折れ線グラフを作成します。3つのピークがあるのがわかります。

3. 解析: ピークと基線: 複数ピークフィットを選択してダイアログを開きます。ピークの数ドロップダウンリストで3を選択し、OKをクリックします。

4. 注意、というダイアログが開きます。OKをクリックします。グラフ上でダブルクリックしてピーク中心を決定します。

5. ポップアップダイアログが開き、大まかなピーク幅の値を聞かれます。デフォルト値のままOKをクリックしてフィットを実行します。

アルゴリズム

この機能は、GaussianまたはLorentzian関数を使って複数ピークのフィットを実行します。フィット処理は、Originの非線形曲線フィットモジュールをベースとしています。複数のピークは、GaussianまたはLorentzian関数の累積としてフィットされます。

Fitpeaks help English files image002.gif (Gaussian)
Fitpeaks help English files image004.gif (Lorentzian)

関連 X ファンクション

blauto, pa, pkFind, PaMultiY, NLfitpeaks


キーワード:スペクトル、非線形曲線フィット